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はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。最近D750というカメラを買いました。

黒部の山賊を読んだ

日記 登山

「おめえたち、山で"オーイ"という声がしたら返事をしちゃあいけねえぞ、登山者なら"ヤッホー"と言うが"オーイ"というのはバケモノだ」

「ほう。"オーイ"と言えばどうなるね」

「"オーイ"と言った者は"オーイ オーイ"と呼び交しながら行方不明になってしまう。返事なら"ヤッホー"と言え。そうすればバケモノのほうが黙ってしまう」

定本 黒部の山賊 アルプスの怪

舞台は戦後間もない北アルプスの山奥。

当時「黒部の山賊事件」という新聞記事が掲載され、騒ぎになっていた。黒部の山奥の三俣山荘の権利を買い取った著者の伊藤さんは、自分の山小屋が山賊の住処になっていると聞きつけ、その真偽を確かめるべく山に出向いた・・・。

 

 

嘘のような不思議な話がたくさん詰まった黒部の山賊を読み終えた。最初から最後まで楽しい話・不思議な話・不気味な話が満載で、いつかこの舞台になった山々を訪れてみたいと思った。

著者の伊藤正一さんがご存命という点にも驚き。

長野)「黒部の山賊」が復刊 三俣山荘の伊藤正一さん

北アルプス最奥部で、黒部川源流に立つ山小屋として知られる三俣山荘の経営者、伊藤正一さん(91)=安曇野市=の山岳名著「黒部の山賊」が2月下旬、復刊された。戦後間もない混乱期、「山賊」とうわさされた猟師たちと伊藤さんの交流を描いた作品。怪談話やクマやウサギなど山の動物たちの不思議な生態を炉辺談話のような調子で紹介している。