はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

登山道具の軽量化を考える

登山における荷物の軽量化について。

ここのところウルトラライト(UL)・ファストパッキング(FP)・スピードハイクといったジャンルの山登りのスタイルに興味を持っていて、関連書籍やインターネットの情報などをチェックしている。

ウルトラライト(UL)系の参考書籍

RUN+TRAIL別冊 ファストパッキング2014

RUN+TRAIL別冊 ファストパッキング2014

 

 知れば知るほど奥が深く、にわか仕込みではなかなかできるものじゃないなぁという考えに至った。とりあえずは取り入れられる所は参考にさせてもらい、色々と実践しながら自分のスタイルを見つけるのが良いのではないかと考えている。

とりあえず僕は軽量化の手始めに、ガレージメーカーではなくマスプロメーカーのグラナイトギアが販売しているヴァーガ2という軽量なザックを購入してみることにした。

本当は山と道のONEというザックが気になっていて、ギリギリまで購入を悩んでいたのだが、悩んでいる間に受注期間が過ぎてしまい、購入申し込みができなくなってしまった。仕方が無い(こんなことを書くとグラナイトギアに申し訳ないが)ので手軽に注文できそうだったグラナイトギアのザックに決めた。

GRANITE GEAR VIRGA 2

GRANITE GEAR(グラナイトギア) VIRGA 2 タイガー ヴァーガ2 バックパック 超軽量 54L

GRANITE GEAR(グラナイトギア) VIRGA 2 タイガー ヴァーガ2 バックパック 超軽量 54L

 

僕は通常の登山の場合、グレゴリーのバルトロ65を使っている。非常に背負い心地が良くて沢山収納できる素晴らしいザックではあるのだが、重量が2,550gもある。

先日八ヶ岳に登る際に新調したグラナイトギアのヴァーガ2は重量が499gしかない。バルトロが65リットルの容量なのに対してヴァーガ2は54リットルということで、容量の差による重さの違いもあるにはあるが、荷物を入れるザックだけで2kgも軽くなるというのは結構凄いことなんじゃないだろうか。

ただ、軽くなるということはグレゴリーのバルトロ65にあるものがヴァーガ2には無いことを意味している。

一般的なULザックのパッキング方法

ヴァーガ2には背面パッド(ザックを背中から腰にフィットさせ重量を体に分散させる仕組み)が入ってい無いため、ザックを空にするとペラペラで自立することが出来ない。

じゃあどうやってパッキングするかと言うと以下の手順で行う。

  1. スリーピングマットを丸めて筒状にする
  2. それをザックに入れる
  3. 筒の中に他の荷物を詰め込む

こんな感じ。

自立しないペラペラのザックの中にスリーピングマットを筒状にして入れることで、背面パッドの代わりになり、様々な形状や硬さの荷物を詰め込んでも、背中に凸凹を感じさせずに済むという仕組みだ。

また、独立したポケットや収納などは殆どなく、両サイドと正面に大きめのポケットがあるだけ。細かい荷物などはスタッフサックなどに小分けに入れてパッキングする必要がある。

なんかペラペラだしヒップベルトも頼りないしこんなんで大丈夫なのかな?というのが最初ヴァーガ2を手にした時の印象だった。しかし、自宅でパッキングして背負ってみると、思っていたよりも悪くない感じだった。

実際、八ヶ岳の初日は全ての荷物を背負って、南沢ルート→行者小屋→中岳道→中岳→赤岳→地蔵尾根→行者小屋→赤岳鉱泉と歩いたが、足元がトレランシューズだったのにも関わらず、足への負担やダメージはまるで感じられなかった。

GRANITE GEAR VIRGA 2を背負って歩いた登山

八ヶ岳周遊登山

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裏銀座縦走

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