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はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。最近D750というカメラを買いました。

登山におけるトレイルランシューズの使用について

登山 山道具

裏銀座縦走

7月31日から8月4日の5日間、北アルプスの裏銀座を歩いてきた。

これまでは2泊3日で八ヶ岳を歩いたのが最高で、4泊5日の長期縦走は今回が初めて。

どちらの山行も一般的な登山靴ではなく、トレイルランニング用のシューズを履いて歩いてみたので、簡単な感想を書いてみたいと思う。

ALTRA LONE PEAK 2.0

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この靴はアルトラのローンピーク2.0というシューズ。つま先が幅広くなっていて、窮屈な感じがなく非常に快適。ソールもトレイルに食いつくようなパターンになっていて、残雪の上以外では十分なグリップを発揮していた。

4泊5日の裏銀座縦走でもトレランシューズで歩くことにしたのは八ヶ岳でこの靴を履いて歩き、荷物がそれほど重くなければ登山靴である必要はないなと実感したため。

HOKA ONE ONE CHALLENGER ATR

裏銀座縦走

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HOKAは厚底で有名なブランドで、ご覧の通りソールが分厚い。

クッション性が非常に高いため、石の多いトレイルに強めに踏み込んでも下からの突き上げを吸収してくれるし、グリップ力もなかなか良い。

このシューズは購入後に乗鞍岳と乾徳山を登る際に使用して、登山に問題なく使えそうだということが分かった段階で裏銀座縦走に投入することを決めた。

ただ、写真を見てわかる通り、両足のつま先部分の接着が剥がれてしまっている。履き心地、軽さ、グリップなど満足のいくシューズだが、3回目の利用でこういう状態になってしまったのは少々残念だった。

非常に気に入っているシューズであるため、買い増しした際はつま先部分を事前に靴用のボンドで補強したいと思う。

登山におけるトレイルランシューズの利点

山登りにトレランシューズを使って一番良いなと思ったのはとにかく軽いこと。

これは登山時においても下山時においても、従来の登山靴との違いを実感できると思う。

靴自体が軽いため、坂を下る際の足運びを軽快に行うことができ、足への衝撃を軽減させながら歩くことができる。また完全防水のモデルでなければ、足の甲側が普通のスニーカーと変わらないため、通気性が良く蒸れにくい。

一般的な登山靴と比較すると1万円から2万円くらいで購入できるため、お買い得感もあるし、何よりカッコいいデザインのものが多い。

デメリット

トレイルランのシューズはソールはしっかりしているが、足の甲側は普通のスニーカーとあまり変わらない。通気性という部分では登山靴よりも優れるが、安全面という視点で見ると、足の甲側に何らかの衝撃が加わった場合、怪我の原因になってしまう。

今回の山行でも足の甲に石がぶつかって「痛っ!」という場面が何回かあった。

また、足首までしっかりサポートしてくれるようなシューズはあまりないため、捻挫などの怪我が発生しやすいかもしれない。捻挫については僕自身、何度かなってもおかしくない角度で足首を曲げてしまったことはあるが、靴が軽い分リカバリーもしやすくなっていて大事には至らなかった。

ただ、最初の方でも書いたが、耐久性が登山靴よりも圧倒的に劣るため、ソールの張り替えができて長く使える登山靴と比較するとコスト面で割高になってしまうかもしれない。

僕のスタンス

今回4泊5日という比較的長めの縦走をトレイルランのシューズで歩いたが、これといった問題点は特に感じられなかった。1泊2日程度の夏山であれば、よほど険しい道が予想されない限り、僕の第一選択肢はトレランシューズになると思う。

ただ、荷物がそれなりの重量になる場合は従来の登山靴を選んだほうが良いだろう。