はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

CP+ 2017で山岳写真家「菊池哲男さん」の話を聞いてきました

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カメラと写真のワールドプレミアショー「CP+ 2017」の最終日(2月26日)に行ってきました。

こんなに楽しいならもっと前から行くべきでした。

オリンパス

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入場してすぐ左にオリンパスブースがありました。

ライブステージではYoutuberのジェットダイスケさんが講演中でした。

隣では、トランポリンを使ってバスケットのゴールにダンクシュートを次々と決めていく人たちがいました。展示してあるE-M1 MarkIIの実機で素早い動体を撮影してみてくださいね、というコーナーのようです。

 

パナソニック

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パナソニックのフラッグシップ機「DC-GH5」の発売直前ということで、タッチ&トライに順番待ちの列ができていました。

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歴代のGHシリーズが並んでいます。

初代は2009年発売なんですね。

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GH5は2017年3月23日に発売予定ですが、すでに予約が殺到しており発売日に手元に届かない可能性があるというお詫びがサイトにアップされていました。

とりあえずタッチ&トライコーナーの順番待ちに並んで少し触ってきました。

久しぶりのEVFに少々戸惑いましたが、コンパクトなボディに色々な機能がギッシリ詰まっていて使うのが楽しそうなカメラでした。

「今のカメラもろくに使いこなせていないのに新しいカメラなんて買ってどうする!」と自分に言い聞かせてパナソニックブースを後にしました。

 

Nikon

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ニコンはカメラやレンズなどの目玉商品は特になく、大きなライブステージが両サイドにあって、中央のブースで新製品のKeyMissionが展示されていました。

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KeyMissionは「KeyMission 80」「KeyMission 170」「KeyMission 360」の3つの製品がラインナップされています。

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全てのKeyMissionを装着したマネキン。

こんな全身カメラだらけの登山者がいたら挨拶されても目を背けてしまいそうです。

それにしてもウェアラブルカメラは既に他社から様々な製品が発売されいるにもかかわらず、なぜ今更ニコンが・・・といった感じです。

価格.comを見てもあまり評判は良くないようですが・・・。

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KeyMissionの隣では100周年を迎えるNikonのカメラの歴史などが展示されており、その裏側には記念の大三元レンズセットが展示されていました。

全体を見て回りましたが目新しさはあまり感じられませんでした。

 

その後、会場内をウロウロして再びニコンブースに通りかかると、山岳写真家の菊池哲男さんの話が始まるとのことで、椅子に座って聞いてみることにしました。

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どこかで聞いたことのある名前だなと思っていたら、序盤の著書の紹介で「山岳写真の写し方」が自宅に積ん読状態になっていることを思い出しました。

熟読して勉強したいと思います。

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序盤にお話しされていましたが、山岳写真家はスタジオカメラマンのようなキャリアパスを描くことができないため、志す人が少ないとのことでした。

これは山に限らず自然を相手にするカメラマンに総じて言えることかもしれませんね。

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菊池さんはMILLET(ミレー)から登山道具やウエアを提供してもらっているようで、夏でも冬でも重たいカメラ機材とテントを担いで撮影に出かけているそうです。

美しい作例を見ながら撮影時の詳しい話が聞けて非常に有意義な時間でした。

具体的なテクニックは自宅の書籍でじっくり学びたいと思います。

 

Canon

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キヤノンのブースはこれといって興味はありませんでしたが、8Kカメラはなかなかの存在感でした。

また、隣には8K 30型 HDRディスプレイが2面展示してあり、その片方にはハチプロダクションの宮田八郎さんの映像作品が放映されていました。

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8Kの超高解像度ディスプレイなので、30型のディスプレイでも凄まじい精細感でした。

宮田さんが撮影された高精細なタイムラプス動画が見事に再現されていて、しばらくのあいだ見入ってしまいました。

 

DJI

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DJIのブースではドローンの実演が行われていました。 

飛んでいるドローンを見たのは初めてでしたが、空中での安定感は想像以上でした。ふわふわ浮くのではなくビタッと同じ場所に静止させることができるんですね。

風さえ吹かなければかなり安定した映像が撮れそうです。

一般ユーザー向けのドローンは3機種で、実演はありませんでしたが、業務用らしき巨大なドローンが展示されていました。

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ミラーレス一眼を取り付けて飛ばすタイプらしく、リモコンにはiPadがモニターとして取り付けられていました。

ネットで調べて見たところ、販売価格は60万円弱くらいでした・・・。

こんなの墜落させたら立ち直れませんね。

 

HAKUBA

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HAKUBAのブースでは登山用カメラバッグが展示されていました。

写真のバックパックは40リットルの容量で、カメラやレンズなどの撮影のための器材が収納できるようになっていました。

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撮影機材をがっつり持っての登山となると、テント泊装備はちょっと厳しそうなサイズですがどうでしょうか。

デザインもカッコよく(ロゴがグレゴリーっぽい)作りもしっかりしていてなかなか良さそうです。

しかもAmazonで53%オフで販売中・・・。

バックパック沼から脱した僕の足がじんわり湿っていくのを感じたのは気のせいでしょうか。

 

その他

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Velbonのブースではなぜかボディービルダーが三脚を持って、その横で社員の方が説明をしていました。

 

あ、僕の筋トレですがそろそろ夏に向けて絞りたいと思っています。

筋肉の量は昨年の春よりもだいぶ増えていると思うので、脂肪さえ落とせば以前よりもメリハリのある体になるはずです。

脂肪さえ落とせば。

 

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人だかりの先に女性コンパニオンあり。

 

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シグマのQuattroシリーズでしょうか。

独自の美しい造形をしたカメラは並べて展示するだけで絵になります。

 

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会場の端にはこんなレトロな展示もありました。

 

 

・・・というわけで、非常に楽しいイベントでした。

プロのカメラマンの話を聞くのも楽しいものですね。

来年はもう少し事前に情報収集してより効率的に楽しみたいなと思いました。

 

また、今回のような少し暗めの会場でもちゃんと写真が撮影できるように勉強しなければと、他の方のブログを読んで痛感しました。