はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

僕が登山を始めたキッカケとその後の山登りの話 その4

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このシリーズはこれが最後。

前回の続き。

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2013年を締めくくる最後の登山は神奈川の屋根「丹沢」。

12月7日、少し早目のスノーボードシーズン突入を計画していたところ、ゲレンデコンディションがイマイチであったため延期。

急きょ暇になったため、独り丹沢に登ってみることにした。

下山時の膝痛に不安はあったが、まあ日帰りの山だし大丈夫だろうと思っていたのが甘かった。

塔ノ岳を目指し大倉を出発

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早朝にコインパーキングに車を停め、大倉尾根(バカ尾根)コースを登り、塔ノ岳までサクッと登った。スタート時点では晴れていた空も塔ノ岳に到着すると、だいぶ雲が増えてきていた。

丹沢山から戻る途中で膝に違和感が

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少し休憩して塔ノ岳の先の丹沢山まで行ってみることにした。

ここまで足の状態は特に問題無い感じで、丹沢山へも楽々到着した。今回は大丈夫そうだなと思っていたら、丹沢山から塔ノ岳に戻る途中で膝痛警報が・・・。

塔ノ岳を通り過ぎて鍋割山へ向かう途中でこれまで片足のみに発生していた膝痛が両足に発生し、まともに歩けなくなってしまった。両膝の痛みに耐えながらなんとか鍋割山荘に辿り着けたのは「鍋焼きうどんを食う」ため。

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山荘の中は満席で、鍋焼きうどんの順番待ちで大変混み合っていた。

混雑時はカウンターで名前を書いて鍋焼きうどんの出来上がりを待つ。30〜40分待ってようやく僕の名前が呼ばれ、熱々の鍋焼きうどんをゲットすることができた。

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山荘内は満席であるため、寒い外で鼻水を垂らしながらハフハフと鍋焼きうどんを食した。山で食べる飯は総じて美味いが、この寒空の下で食べる鍋焼きうどんは格別だった。

鍋割山は暑い夏以外の季節がおすすめだ。

地獄の下山 

食後に足のストレッチやマッサージなどを施してみたものの、状態は改善しなかった。とにかく段差が辛く、まともに歩くことができなかった。

後続に次々と追い抜かれ、通常のコースタイムの倍くらいはかかってしまった。

山を下り切って平坦な林道に入ったところでようやく普通に歩けるようになった。膝の痛みは段差を下る時以外はほぼ感じることはなく、平坦路になってからは遅れを取り戻すように急ぎ足で歩いた。

結局駐車場に着いたのは日が暮れる寸前の夕方だった。

 

こうして富士登山で幕を開けた僕の2013年登山シーズンは幕を閉じた。