はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

1月の丹沢(塔ノ岳)登山と山の天気予報

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年末年始の爆食いで体重が2キロも増えてしまい自宅の体重計の上で茫然と立ち尽くした連休最終日。

家でゴロゴロしていても肥える一方なので、ここはひとつ山にでも登って体を動かそうではないかと思い立ち、土曜日の夜に突如準備を始めました。

登山といっても僕の場合は冬山はやりませんので、手軽にアクセスすることができ、かつアイゼンなどを使わずに登れる山、つまりいつものあの山に登ります。

いつもの山「丹沢(塔ノ岳)」に行く

今年最初の日曜日、スマートフォンアプリの登山天気や、無料の天気予報サイトのてんきとくらすなどでは丹沢が快晴であるという予報を出していました。

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有料の天気予報サイトの山の天気予報では微妙な天気になりそうな予報が出ていましたが、以前も似たような予報を出してきて塔ノ岳登山をパスしてしまい、Twitter検索で当日の情報を調べてみたら超快晴だったという経験があったので今回は他社の情報を信じてみることにしました。

横浜の自宅を車で出発し、東名高速道路の秦野で降りいつもの駐車場へ向かいます。

塔ノ岳へ向けて出発!

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午前6時少し前に到着。

駐車場にはすでに数台車が停まっていましたがガラガラです。

身支度を整えて駐車場を後にします。

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大倉バス停そばのトイレで用を足しいざ出発。

まだ日が昇っていない時間帯で辺りは暗いです。しばらくは住宅地の道路を歩くため街灯の灯りで歩行に困ることはありません。

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しかし登山口あたりまでくるとヘッドライト無しでは歩けません。

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いつもは明るい丹沢クリステルもヘッドライトを当てつつカメラのISO感度を豪快に上げてやっとこの明るさ。そこまでして撮る必要性があるのか分かりませんが、ここを通ると撮らなければならないような気がしていつも撮ってしまいます。

無事に丹沢クリステルを撮影した僕はヘッドライトの明かりを頼りに真っ暗な登山道を進みます。

この日は快晴の予報だったはずですが、出発の時点ですでにヘッドライトの明かりの中を雨か雪か分からない何かが線状に通過していきます。

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歩いて歩いて。

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歩いて歩いて。

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そして降っていた何かが小さな粒上の雪であることが分かりました。

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雪かよ・・・。

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花立山荘に到着しますが富士山は見えません。

出発の時点で判明していたことですが、残念ながら山と天気予報の出していた予報の通りの天気になっています。

それに加えて雪。

花立山荘で休憩

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そんなわけで天気が好転する可能性も低そうだし、天気が良ければ行こうと思っていた鍋割山もこの天気ならわざわざ行かなくてもいいかなと判断し、花立山荘で休憩することにしました。

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何となくメニューを見ているとラーメンに目が留まります。

500円か・・・安い。

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というわけでラーメンを頂きました。

なぜかISO 3200で撮影したラーメンです。

丹沢のチャンプとすれ違う

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塔ノ岳の山頂が見えてきました。

すると前方から巨大な何かを背負った半ズボンの男性が歩いてきました。

そうです。

丹沢のチャンプこと歩荷の畠山良巳さんです。

一目見てそうだと分かりました。

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なんとプロパンガスのタンクを背負っていました。

mainichi.jp

毎日新聞の記事によると昨年で65歳とのことですからまさに鉄人です。

記事に掲載されている写真では分かりづらいですが、実際にすれ違った時に見た大腿四頭筋は凄かったです。

塔ノ岳山頂に到着

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いつもの山頂に到着しました。

当然ながら富士山は見えません。

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所々晴れ間が見えますがこれから天気が回復するような雲の動きではありませんでした。

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しばらく山頂付近で立ち尽くしていましたが、あまりに寒いので尊仏山荘で何か頂くことにします。

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ホットコーヒー400円。

染み渡ります。

下山

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ホットコーヒーを飲んで少し温まったかな?と思って荷物を持って尊仏山荘を出ますが一気に体温が下がりました。

周囲は到着時点よりもガスがひどく何も見えません。

部分日食を撮りました

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この日は部分日食がありました。

僕はこういった類の情報はまったく興味がなくてこの日もそんなことがあるなんて知らなかったのですが、花立山荘で休憩している時に同じく休憩している登山者の方から教えていただきました。

尊仏山荘を出たところで丁度その時間がやってきて、さらに丁度よく雲の切れ間に太陽が顔を出しました。

太陽は眩しすぎて直視することはできませんが、カメラのレンズを通せば容易に観察することが可能です。絞りとシャッタースピードを調整して部分日食を撮影することに成功しました。

望遠レンズも持ってきたのでバックパックから出してレンズを取り換えればもっと寄った画が撮れたはずですが、寒いしいつ雲に隠れるか分からないということでレンズ交換せずにそのまま撮影しました。

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もっと欠けているところが撮りたい!と思って太陽が見えるポイントを探しつつ下山していましたが、これからというところで太陽は雲に隠れてその後姿を現すことはありませんでした。

その後も雪は降り続け・・・

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これまで掲載した写真には実際に雪が降っている写真はありませんが、出発してから下山するまで小さな粒の雪がずっと降っていました。

締めのいきなり!ステーキ

トレーニング後は30分以内にタンパク質を摂取するのが理想とされていますが、登山にプロテインシェイカーとプロテインを持ってくるほどトレーニング馬鹿ではありませんので、下山後は食事でタンパク質を摂ることにします。

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行き先はもちろん「いきなり!ステーキ ニトリ秦野店」です。

リブロース300gを注文し付け合わせのコーンをインゲンに変更。

塩コショウだけで頂きます。ペロリ。

まとめ

年が明けてからしばらく快晴が続き、僕のTwitterのタイムラインには美しい冬山の写真が次から次へと流れてきました。

雪山は行けないけど僕も山に登りたい!そう思って突撃した丹沢登山でしたが、残念な天気によってカメラに入ったSDカードに記録されていくのは薄暗い写真ばかりとなりました。

とはいえ今年はまだ始まったばかりです。

毎年言っているような気がしますが、しばらくは低山中心に登って、春くらいから残雪期の北アルプスなどに挑戦できればいいなあと考えています!