はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

登山道具の軽量化を考える②

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前回はザックについて書いた。 

通常の流れであれば次は軽量化の効果が高いテントになるわけだが、これらについてはカタログ値での話しかできないためパス。ツェルトの経験を積んだ段階でまた話ができればと思う。

今回は脱ガスバーナーについて。

山での食事をどうするか?

山に食材を持って行って調理するケースもあれば、お湯だけ沸かしてアルファ米だったりカップラーメンなどを食べるだけのケースもある。殆どの人は調理する場合も湯沸かし専門の場合も同じバーナーを持っていく。もしお湯を沸かせば食事の準備ができてしまう場合、ガスバーナーは完全にオーバースペックである。

僕のクッカーセットその1 :539g

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僕の場合、テント場で食べる食事といえば、尾西の白飯にレトルトの何らかのカレーという食事が多い。朝は味のついた尾西の何らかのご飯か、カップラーメンのリフィル。

こんな食事のために上記の装備はちょっと無駄が多い。

僕のクッカーセットその2 :605g

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今年新調したジェットボイルミニモ。本体が縦に縮んで横に広がったことで、開口部に余裕がでて調理がしやすくなった。してないけど。

こちらもお湯だけを沸かすには高性能すぎるし重すぎる。

どちらも湯沸かしから調理まで幅広く使える便利な道具だし、大は小を兼ねるの考え方でいけば、どちらも最初に買うバーナーとして間違いのないものではあるが、毎回お湯だけ沸かすシンプルな食事をしている人は、別の選択肢も考えてみたほうが良いかもしれない。

僕のクッカーセットその3 :341.5g

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まとめ

というわけで、従来のガスバーナーからアルコールストーブに変更すると、200〜260gくらいの軽量化が期待できる。

僕の場合、ラーメンのリフィルを食べられるようにクッカーを少し大きいものにしているけれど、アルファ米に味噌汁1杯くらいのお湯だったら1回に300〜400ml沸かせれば十分だから、もっと軽くてコンパクトなものに替えられると思う。

「たった200g程度だったら普通にガスバーナーでいいや・・・」

という人は多いとは思う。だが、装備の軽量化はコツコツ引き算を繰り返していく行為であるため、こういう小さな削減も結構重要だったりする。自宅に増えて行く中途半端なガス缶対策にもなるしね。

 

普段から山での食事はアルファ米中心という人は、アルコールストーブを一度試してみてはいかがだろうか。僕はこれ以外にエスビットの固形燃料も購入済みなんで、機会を見てこちらも試してみたいと思っている。