はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

僕の考えた激安テント泊装備

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登山を始めてしばらくすると「そろそろテント泊してみたいなあ」と思いつつも、高額な登山用品に二の足を踏んでいる方もおられると思います。

そこで今回はアマゾンで購入できる商品を中心に、低価格でそれなりの重量でテント泊ができそうなアイテムを探してみました。

登山用テント

「どこかで見たことがあるテントだな・・・」と思って、PCの中の写真を探したら同僚が持ってるテントと同じ型でした。

まあまあ風の強かった雲取山の奥多摩小屋前のテント場で設営して問題なく使えていたから、高山の稜線上などではなければよほどのことがない限り使えそうです。

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写真左に見切れているのが同僚のTRACK MANのテントです。

デザインはクロスポールの自立式のダブルウォールタイプで、アライテントのエアライズ1に似ていますが、安かろう悪かろうで耐風性能は劣るかもしれません。

重量は約1,920gと一人用テントとしては重い部類に入りますが、アマゾンのレビューも概ね高評価ですし、何といっても1万円を切る激安テントなので、とりあえずテント泊してみたいという方には良いかもしれません。

ちなみに抜群の安定性を誇る鉄板テントのエアライズ1のお値段は42,120円。

TRACK MANという格安テントがどの程度の性能なのかは、この価格差からある程度は想像がつくと思います。間違っても標高の高いテント場で使用しないように気を付けてください。

富士見平(瑞牆山荘から徒歩30分くらい)や、大弛峠(駐車場から徒歩1分)や、丹沢の大倉高原山の家(秦野ビジターセンターから徒歩40分くらい)などのテント場なら風もそれほど強く吹くこともなさそうだし、悪天候でなければ楽しいテント泊ができるのではないでしょうか。

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裏銀座縦走時に烏帽子小屋のテント場に設営しているのを発見しました。

こういう木々に囲まれた風が吹き込みにくい地形の場所であれば、多少の標高でも使えるのかもしれません。※ご利用は自己責任で

2019.8.6 追記

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なんと残雪期の蝶ヶ岳ヒュッテのテント場でも、吹き荒れる強風を受け止めながら頑張って自立しているのを発見しました。

シュラフ(寝袋)

SOL(ソル) エスケイプヴィヴィ  12416

SOL(ソル) エスケイプヴィヴィ 12416

 

これは正確には寝袋ではなく緊急時用のヴィヴィです。

ただ夏場ならこれ単体でもいけるというレビューもあるので、衣類を着こんで多少の結露も覚悟の上ならこれ単体でもシュラフの代わりとして利用できるかもしれません。

僕はいちど自宅の部屋でこれ単体に入ってしばらく寝てみましたが、蒸れまくりで非常に不快な思いをしました。

ちゃんと眠りたい方はシュラフを買いましょう。

4℃くらいまで快適に使えるらしいので夏山のみなら十分な性能ではないかと思います。エスケイプヴィヴィも併せて購入すれば、肌寒い日に被せて使うことができますし、シュラフカバーの代用にもなります。

スリーピングマット

山と道U.L.Pad15s+ 100cm x 50cm x 1.3cm

長さが100cmしかありませんが、足りない下半身部分はザックなどを敷いてマット代わりにすれば問題ありません。

着替えやレインウエアなどを折り畳んだものを枕代わりにすれば何とかなります。

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) ウルトラライトピロー レギュラー ティール 1700436

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) ウルトラライトピロー レギュラー ティール 1700436

 

ちゃんとした枕が欲しい方はこちらがおすすめ。

激安テント泊装備まとめ

とりあえず2万ちょっとあればテント泊装備が整いそうです。

ただ、テントの収納サイズが若干大きめになりそうなので、小さいバックパックだとパッキングできないかもしれません。また、テントが結構重いので快適に山を歩きたい方はケチらずにちゃんとしたテントを買っておいたほうがいいと思います。