はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

秋の涸沢カールで美しい紅葉を楽しもう

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8月中旬以降は天気が不安定で山登りの機会がことごとく流れてしまった。そんなこんなしているうちに夏が終わり秋になってしまった。

秋の山の楽しみといえば紅葉。

そんなわけで、昨年の紅葉を思い出して秋の登山に向けてテンションを上げていきたいと思う。(※この記事の写真は昨年涸沢に行った際に撮影したものです)

涸沢カール

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涸沢は上高地から徒歩5〜6時間くらい歩いた場所にある穂高連峰の山々に囲まれた圏谷で、9月下旬から10月上旬には周囲の木々が見事に紅葉し、素晴らしい景色が目の前に広がる。

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涸沢ヒュッテのテラスで紅葉に包まれた穂高の山々を眺めながら飲むビールは格別!

涸沢に行く方法

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上高地はマイカー規制があり、沢渡大橋駐車場に車を停めてバスかタクシーで上高地バスターミナルまで移動する必要がある。

行動時間には余裕を持たせたいため、沢渡大橋駐車場で車中泊をして、翌朝の始発バスで上高地バスターミナルまで移動するのがいいと思う。

上高地バスターミナルからは、明神→徳沢→横尾とほぼ平坦の道を3時間ほど歩き、そこから1時間くらい歩いた本谷橋から先くらいからようやく登山らしい道になってきて、2時間弱くらい歩くと涸沢に到着する。

トイレは上高地バスターミナル、明神、徳沢、横尾と約1時間ごとにトイレ休憩が可能になっているため、非常に歩きやすいと思う。ほぼ平坦路だし。

横尾から先は涸沢に到着するまでトイレはない。

本谷橋から先が紅葉の本番であるため、トイレに行きたくて足早に山小屋を目指すことにならないように横尾でしっかりとトイレ休憩をとっておきたい。

小屋泊かテント泊か

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紅葉が見頃の時期の週末は小屋泊でもテント泊でも凄まじく混雑する。涸沢ヒュッテのトイレは小屋泊でもテント泊でも同じ場所を共有して使うため、週末などの混雑時のトイレは長蛇の列ができてそれはもう大変らしい。

小屋泊では布団1枚に大人数人がギュウギュウに押し込まれるし、テント場も下が岩だらけで平らで良い場所はすぐに取られてしまうだろう。

平日に休みを取ることができるのであれば、平日に訪れるのがベスト。週末に突撃する場合はそれなりの覚悟が必要だと思う。

難易度について

涸沢カールまでかかる時間は6時間弱と結構長めではあるが、上高地バスターミナルから横尾までの3時間はほぼ平坦路であるため、要所要所で休憩をしっかり取りながら歩けば初心者でも問題なく歩けるレベルだと思う。

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後半はそれなりの登山道にはなるが、快晴で紅葉のタイミングがドンピシャだったら、目の前に広がる燃え上がるような木々の色づきに疲れなんて忘れてしまうだろう。

 

そんなわけで、僕は今年もタイミングが合えば涸沢に突撃するつもりだ。