いい感じのビデオ撮影をしたいと思った時に、真っ先に頭に浮かぶのがビデオカメラ用のスライダーである。
三脚とビデオカメラの間にスライダーをかませて使うことで、通常のパン撮影やズームインアウトでは出せない動きを動画に加えることができる。
スライダーの役割はとても単純で、装着したカメラを前後左右に規則正しく動かすことができるだけだ。たったのそれだけのことなのだが、スライダーを使って撮影した動画は、使わないで撮影した動画よりもオシャレになる。
edelkroneのスライダーシリーズ
edelkroneはアメリカのスライダーを販売している会社で、他社のスライダーとは異なる独自の形状を用いることで、かなり広い稼働域を実現している。
上の動画は各種製品の紹介動画になっている。
スライダーを使うとどのような動画が撮影できるのかがよく分かると思う。
もしこういう撮影を手持ちでやろうとすると、カメラにどれだけ手ぶれ補正機能がついていても難しい。
山でスライダーを使いたい
僕はこの動画を見てから、山でタイムラプスを撮影してみようと思うようになって、スライダーも軽量で良い製品があれば欲しいなあと思っていた。
少し前にedelkroneからポケットスライダーが発表されたときは「これは買うしかない!」と思ったのだが、なぜか製品化されないままお蔵入りになってしまったようだ。
そんなわけで、登山に持っていけそうなビデオ撮影用スライダーの購入は諦めかけていたのだが、先日久しぶりにedelkroneのサイトを見てみたら、求めている形とは少し違うけれど、なかなか良さそうなスライダーが販売されているのを見つけてしまった。
edelkrone SliderONE
エーデルクローン スライダーワン $199.99
https://www.edelkrone.com/p/495/sliderone
これなら普段持ち歩いている三脚に加えて持って行くとしても大した重さにはならなそう。また、このスライダーの上に取り付けている雲台もなかなか良さそう。
あまりの欲しさにうっかり購入してしまいそうだが、ここで問題が浮上する。
edelkroneは国内販売をしていない
欲しくて欲しくてたまらないedelkroneの製品は日本国内では販売していない。どうしても欲しければ個人輸入で海外から取り寄せなければならない。
とりあえずアカウント登録をしてクレジットカード情報を入力すれば買えてしまうのだが、もしポチってしまうとスライダーと雲台で約4万円の出費になる。
4万円もあればマイクロフォーサーズの明るい単焦点レンズが買えてしまう。
物欲は尽きない・・・。