本日公開のアイアムアヒーローを川崎の109シネマズで観てきた。
海外の映画祭で受賞するなど、なかなかの評判だということもあって、ちょっと観てみたいなあと思っていたところ、109シネマズ川崎で良い座席が空席になっていたため、インターネット予約でチケットを確保した。
正直なところ、テラフォーマーズのほうがネタ的には面白そうだとは思うのだが、年に数回程度しか劇場に足を運ばない僕にとって、そういう時間の使い方はあまりしたくない。
ストーリー
鈴木英雄(大泉洋)35歳。職業:漫画家アシスタント。彼女とは破局寸前。
そんな平凡な毎日が、ある日突然、終わりを告げる…。徹夜仕事を終えアパートに戻った英雄の目に映ったのは、彼女の「異形」の姿。一瞬にして世界は崩壊し、姿を変えて行く。謎の感染によって人々が変貌を遂げた生命体『ZQN(ゾキュン)』で街は溢れ、日本中は感染パニックに陥る。標高の高い場所では感染しないという情報を頼りに富士山に向かう英雄。その道中で出会った女子高生・比呂美(有村架純)と元看護師・藪(長澤まさみ)と共に生き残りを賭けた極限のサバイバルが始まった…。果たして彼らは、この変わり果てた日本で生き延びることが出来るのか。そして、英雄は、ただの英雄(ひでお)から本当の英雄(ヒーロー)になれるのか!?
公開初日ということもあり座席は満席。
若いカップルから老夫婦まで、さまざまな客層の方々が席に座っていたが、この作品の原作を知らない人も結構いたはず。
なかなか刺激的な内容だったけど、みんな消化しきれただろうか。
アイアムアヒーローを観た感想
思っていた以上に面白くて楽しい映画だった。
原作をうまく継承しつつ、映画の時間に上手に詰め込んだなあという印象。
手に汗握る場面だったと思ったら、笑える場面が入ったりと、緊張と緩和、スピードの緩急などがうまく演出されていた。
エンドロールのクレジットに韓国人がたくさん出ていたため、映画が終わった後にネットで検索してみたところ、一部のシーンは韓国でロケを行っていたようだ。
邦画特有の安っぽさを感じなかったのはそのせいだろうか。
これから観に行く人・誰かを誘って行く人へ
映画版アイアムアヒーローは2chでもなかなか評判が良く、Twitterでも好意的なコメントが多い。
僕も手に汗握りながら楽しく観ることができた。
ただ、原作を知らない人には「グロい映画だよ」と事前に伝えておく必要がある。
こういう映画・描写がダメな人は一定数存在しているため、事前情報を与えずに連れて行くとトラウマ映画鑑賞会になってしまうだろう。