はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

紅葉のピークを迎えた秋の涸沢にテント泊してきました

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紅葉最盛期の涸沢にテント泊で登ってきました。

この時期の涸沢に行くのは、登山を始めた翌年から2018年まで計5回。(昨年は休みの都合がつかず涸沢の近所?の焼岳に日帰りで登りました)

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そんなに涸沢に行ってどうするの?

…という問いは自分の中にもあるのですが、休みが取れるとつい行ってしまうんですよね。しかも今年は新型コロナの影響で予約不要で泊まれるテント場も少ないので、この時期に行く場所となるとなおさら…。

そんなわけで、当初は混雑が予想される週末を1日ずらした10月4日~5日(日曜日・月曜日)で計画を立てていたのですが、急な仕事が入ってしまったので休みをスライドさせて10月6日~7日(火曜日・水曜日)に行くことになりました。

バスタ新宿から上高地バスターミナルへ

月曜日の夜にバスタ新宿からアルピコ交通のバスで上高地へ。

バスタ新宿からは2台の上高地行きのバスが配車されており、どちらも満車に近い状態でした。

いざ涸沢へ!

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上高地バスターミナルには翌朝5時過ぎに到着。

支度を整えて出発します。

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早朝の河童橋。

この時期のこの時間帯は登山者しか歩いていませんね。

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何度歩いたかわからない退屈な道を延々と歩きます。

上高地~横尾間で乗り捨てできるマウンテンバイクのレンタルサイクルがあれば最高なんですけどね。

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明神館。

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徳澤園。

ここでトイレを済ませます。

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横尾に到着。

ベンチに座って地図と時間のチェック。

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本谷橋でトレッキングポールを出して登山モードに。

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僕が滞在する火曜~水曜日はまずまずの天気予報でしたが、序盤は高曇りで景色は見えるものの空はどんより…。

登山道から見える紅葉もなんとなく寂しげに感じました。

涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐で悩む

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写真を撮ったり動画を撮ったりしながらじわじわと登っていき、涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐に着きました。

今日は3日前から入山していたYoutuberのイタガキさんとJINさん、ブロガー兼YouTuberのickwさんの神田南口登山部が下山する予定になっていて、どこかですれ違うかな?と思いながら登ってきたのですが未だに会えず…。

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涸沢小屋に登っていく間にヒュッテ側から降りてこられたら入れ違いで会えませんし、逆もまた然りです。

二択問題。

多分こっちだろう…と涸沢ヒュッテ側に進んだところ無事に再会することができました^^;

道の狭い微妙な場所だったので、軽く立ち話と記念撮影をしてお別れとなりました。

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涸沢に到着!

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涸沢ヒュッテに到着しました。

テント場は既にそこそこ埋まっているものの、割と早い時間(午前10時くらい)に到着できたので場所の確保には困りませんでした。

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今回はフロアレスシェルターを持ってきたので、ペグの刺さりそうな場所を選びました。(8本のペグのうち4本くらいは刺さりました)

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受付は14時30分からだったので、先に申し込み用紙だけ書いておいて、時間が来たら受付に行くことにしました。今回は割と平らな場所を確保できたのでコンパネは使いませんでした。

涸沢でのひととき

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テント設営後は涸沢ヒュッテで腹ごしらえ。

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当初はおでんと生ビールを注文するつもりでしたが、あまりに腹が減っていたので腹持ちの良いカレーを生ビールと一緒に注文しました。

晴れてきた!

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ベンチに座ってカレーを食べていたところ、高曇りだった空が晴れてきました。

食後はテント場周辺を散策

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到着した時は高曇りで晴れる気配はなかったのですが、あれよあれよという間に雲が取れて見事に晴れました!

天気と気分は普段からシンクロしていると思っていますが、山でのシンクロ率は平地とは段違いです。

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腹ごしらえが終わったところでカメラを持って周辺を散策しました。

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やはり青空と太陽が出ると紅葉が映えますね。

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ヘリポートの先にある池は水がほとんど無くなっていて池に写り込む紅葉は撮れず…。

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パノラマコースから穂高岳山荘に向かうルート上のナナカマドが綺麗に色付いていたので撮りに行きました。

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今年は涸沢周辺のナナカマドの紅葉が微妙で赤色が目立たない年のように感じましたが、この辺りのナナカマドは綺麗に色付いていました。

涸沢ヒュッテで一息

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ひとしきり撮影が終わったので、涸沢ヒュッテに戻ってビールとポテトチップスを買って一息入れます。

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コンビニだと500円でお釣りがくるこのセットも山だとお札が必要です。

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その間も涸沢には続々と登山者がやってきます。

いよいよやることがなくなったのでテントに戻って昼寝でもしようかと思いましたが、せっかくの天気なので明日下山で歩く予定のパノラマコースを軽く下見してみることにしました。

パノラマコースの下見

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ヘルメット推奨の破線ルートなので安全に行けるところまで。

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数分歩いたところから撮影。

よく見る涸沢の写真はここから撮っていたんですね。

軽く撮影をしたところで涸沢ヒュッテで缶ビールのロング缶を購入してテントに戻りました。

陽が落ちていく

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涸沢は山に囲まれているため、通常の日没よりも早い時間に太陽が山の向こうに沈んでいきます。

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まだ辺りは明るいですが、気温が徐々に下がり寒くなってきました。

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週末の比ではありませんが、それでもテント場は盛況でした。

平日にこれだけ登山者を集める涸沢の集客力は流石です。

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夕方になったところでテントに戻り晩御飯のラーメンを作りました。最近はもぞもぞした食感のフリーズドライのご飯系の食べ物よりも、つるっと流し込める袋麺が好みです。

しかし奮発して購入した今回の袋麺は値段に見合わない微妙な感じ…。

涸沢の夜

寒くなってきたのでシュラフに入って明日の予定を確認したり、スマホに入っていたkindle本を読んだりしているうちにウトウトしてきたので眠ることにしました。

20時過ぎくらいに寒さで目が覚めました。

この時期の涸沢には何度も来ていて、シュラフはいつもモンベルの#2で問題なかったのですが、今回はちょっと厳しいものがありました。

ダブルウォールのテントではなく幕1枚のシェルターだったからかもしれませんし、ダウンの上着を薄手にしたのが原因だったかも…。

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テントから顔を出してみるとテント場が綺麗だったので、カメラと三脚を持ってタイムラプスを撮影しました。

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寒さで目を覚ましたはずなのに、テントの外で撮影していてもそれほど寒さは感じませんでした。

撮影後はテントに戻りシュラフに入りますが、なかなか眠れなかったので、今回初投入のGoPro HERO9を使ってナイトラプスを撮影したり、スマホのkindleアプリで読書をしたりしながら時間をつぶしました。

その後は寝ては起きてを繰り返すいつものパターン。

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目が覚めて外の様子を確認するたびに空は雲に覆われていきました。

果たして明日はモルゲンロートを見ることができるのでしょうか?

つづく…。

YouTube動画

今回ブログに書いた登山の様子はYouTubeに動画で公開していますので、こちらも是非ご覧になってみてください。

過去の涸沢登山の記事

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