年内にあと1回くらいはテント泊登山を…と思ってはいるものの、なかなか都合がつかず2020年が終わろうとしています。
…というわけで今回は2020年の登山を"とりあえず"総括してみたいと思います。
年末までもう少しあるので、この記事を公開した後にどこかに出かけるかもしれませんが、その場合はこの記事に追記します。
登山記事のリンクと一緒にYouTubeに公開した動画も貼ってあるので、そちらもご覧になって頂けると有難いです。
- 奥多摩の七ツ石山と鷹ノ巣山
- 丹沢の大山
- 雪が積もった丹沢の塔ノ岳
- 厳冬期の天狗岳
- 檜洞丸~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳を小屋迫で縦走
- 箱根の明神ヶ岳・明星ヶ岳を日帰り縦走
- 鎌倉の由比ヶ浜から源氏山までSEA TO SUMMIT
- 夏の白馬岳テント泊登山
- 夏休みの北アルプス表銀座縦走
- 爆風の常念岳・蝶ヶ岳(途中撤退)
- 2度あることは3度ある!?穂高は今日もガスだった…
- 赤岳・横岳・硫黄岳を日帰りで縦走
- コロナ禍のテント場に予約は必要なのかを考えさせられたシルバーウィークの北アルプス縦走登山
- 登山系YouTuberとすれ違った涸沢登山
- 秋の瑞牆山で紅葉登山
- 鬼滅の刃の影響!?大岳山の山頂は登山者でごった返していました
- まとめ
奥多摩の七ツ石山と鷹ノ巣山
1月2~3日にテント泊装備で七ツ石山と鷹ノ巣山に登りました。
新しく揃えた冬山登山用の道具を試す登山でもありました。
当初は雲取山荘にテント泊するつもりが途中でバテて七ツ石小屋に泊まるという…。
丹沢の大山
1月13日に日帰りで大山へ。
山で食べるアルファ米に嫌気がさしてエバニューのUL/ALUナベ 700を購入し、大山の山頂での炊飯に成功しましたが、結局山で米を炊いたのはこの時のみでした…。
今年は簡単に作れて美味しい袋麺が登山での主食になってしまったので、来年は米を炊いてカレーを食べる1年にしたいと思います。
雪が積もった丹沢の塔ノ岳
1月19日。
丹沢に雪が積もったことを聞きつけ、翌早朝に家を飛び出して大倉に向かいました。塔ノ岳の山頂が近づくにつれ徐々に雪深くなってきて、歩いていてとても楽しかったです。
白い恋人をパクったサムネを作りましたが誰もこの件には触れてくれませんでした…^^;
厳冬期の天狗岳
厳冬期のテント泊登山デビューは2月11~12日の黒百合ヒュッテでした。
公共交通機関で渋の湯まで移動し、そこから重い冬山装備を背負って黒百合ヒュッテまで歩きました。翌朝にアタックザックで東天狗・西天狗のそれぞれに登頂し、無事に下山することができました。
極寒の夜を想定した装備でしたが昼間も夜もたいして寒くはありませんでした。
檜洞丸~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳を小屋迫で縦走
2月23~24日。
西丹沢まで電車とバスで移動し、そこから檜洞丸を経て丹沢最高峰の蛭ヶ岳へ。そのまま蛭ヶ岳山荘に宿泊し、翌日は丹沢山から塔ノ岳を経由して大倉に下山しました。
これまで丹沢周辺は日帰りで登るものという認識でいましたが、小屋泊でしか見れない素晴らしい景色があるということを学びました。
蛭ヶ岳山荘はロケーションがとにかく素晴らしいのでコロナが落ち着いたらまた泊りに行きたいです。
箱根の明神ヶ岳・明星ヶ岳を日帰り縦走
新型コロナの影響で外出の自粛が続いていましたが、そろそろ登山に行ってもいいんじゃないか?という雰囲気になってきたので、6月17日に箱根の明神ヶ岳にリハビリ登山してきました。
残念ながら富士山は雲の中でしたが、新緑に包まれた登山道は歩いていてとても気持ちが良かったです。
鎌倉の由比ヶ浜から源氏山までSEA TO SUMMIT
6月23日。
ベッドでゴロゴロしていたら天気が良くなってきたので、鎌倉でいつかやろうと思っていたSEA TO SUMMIT(海から山頂へ)をやってきました。
鎌倉周辺を歩くだけですが、海から山に登ってアジサイを見て帰るという色々な要素が凝縮された面白いコースなので興味のある方はぜひ。
夏の白馬岳テント泊登山
今年の夏休みは7月29日から8月4日の7日間で、白馬岳から不帰キレットを通って、あわよくば扇沢まで…という行程を考えていました。
しかし今年はコロナ禍。
後立山連峰のテント場は予約が必要で、白馬岳頂上宿舎・五竜山荘・冷池山荘の3つのテント場を予約してスタート地点の栂池自然公園に向かいました。
しかし初日の天気が想定していた以上に悪く、翌日も朝から暴風雨だったので縦走を2日目にして断念しました…。
夏休みの北アルプス表銀座縦走
夏休みの初日から出鼻をくじかれてしまいましたが、白馬岳から下山した翌日の夜(7月31日)に新宿駅前から夜行バスに乗って再び長野方面に向かいました。
下山した翌々日に再び北アルプスの山に登るには、テント場の予約が不要なルートで、かつ夜行バスの座席が残っていることが必須条件で、7月30日に帰宅した段階でその条件が満たされているのが表銀座縦走でした。
そんなわけで長野県にとんぼ返りした僕は無事にリベンジを果たすことができました。
爆風の常念岳・蝶ヶ岳(途中撤退)
8月9~10日は夜行バスで一ノ沢から常念岳を経て蝶ヶ岳にテント泊する予定でしたが、朝からの悪天候がなかなか改善せず、蝶ヶ岳の稜線に出たところで凄まじい爆風に見舞われて心が折れました。
上高地の横尾への分岐から下山して横尾山荘のテント場で1泊して帰るという何とも残念な登山となりました。
2度あることは3度ある!?穂高は今日もガスだった…
8月15~16日は前穂高岳と奥穂高岳へ。
上高地から重太郎新道を通って前穂高岳・奥穂高岳に登るのは今回で3回目。これまで2回とも奥穂高岳の山頂は景色が見えない残念な天気だったので、3度目の正直を信じて上高地を出発しますが…。
赤岳・横岳・硫黄岳を日帰りで縦走
9月14日は八ヶ岳の主峰「赤岳」へ。
車を手放してからずっと公共交通機関での移動でしたが、タイムズカーシェアで車を借りて久しぶりに自分で車を運転して登山口に向かいました。
同じ日にYouTuberのコパールさんが赤岳に登っていたことを知り、自分が撮影した動画を見返してみたら、赤岳から下っていく途中ですれ違っていたことが判明^^;
コパールさんの動画には僕は映っていませんでしたが、僕の動画にはコパールさんが一瞬映っていました。
コロナ禍のテント場に予約は必要なのかを考えさせられたシルバーウィークの北アルプス縦走登山
9月20~22日の3日間で折立から薬師岳・黒部五郎岳・三俣蓮華岳・双六岳を歩いてきました。
登山自体は天候に恵まれ最高の景色を存分に楽しむことができましたが、コロナ禍における予約不要のテント場の怖さを身をもって体験することになりました。
新型コロナの感染者数が再び増加している今ではちょっと考えられない状況だったと思います。
来年はどうなってしまうのでしょうか…。
登山系YouTuberとすれ違った涸沢登山
10月6~7日の2日間で昨年行けなかった涸沢にテント泊で登ってきました。
初日は登山系YouTuberの神田南口登山部(イタガキさん、JINさn、ickwさん)が涸沢から下山してくる日で、涸沢ヒュッテの手前あたりで無事にお会いすることができました。
初日は急ぎすぎて神田南口登山部ご一行とは微妙な場所ですれ違い、テント場到着後しばらく経ってから天気が良くなり、翌日もだいぶ下ってから天気が好転するという微妙にタイミングが早すぎる2日間でした。
秋の瑞牆山で紅葉登山
11月3日は公共交通機関を乗り継いで瑞牆山へ。
徐々に回復していく天気に期待していましたが、山頂での眺望は残念ながら微妙な感じでした。でも瑞牆山荘周辺の紅葉は見事で秋の紅葉登山としては成功でした。
来年は富士見平小屋にテント泊して金峰山にも登りたいですね。
鬼滅の刃の影響!?大岳山の山頂は登山者でごった返していました
前からやろうと思っていた奥多摩縦走へ。
11月15日に御岳山と大岳山に登り、そこから奥多摩駅へ下山する縦走コースを歩いてきました。
大岳山は鬼滅の刃の伊之助の出身地という設定だからなのか分かりませんが、山頂が驚くほど混み合っていました。
わずかな隙間を見つけて昼食を食べていたら、奥多摩駅側から10~15名くらいのトレラン集団が次々に山頂に登ってきて混雑のピークを迎えました…。
周囲を見渡しても伊之助のコスプレをしている登山者は確認できなかったので、漫画・アニメの影響ではないと思いますが、それにしても凄い人気です。
まとめ
以上、2020年は16回の山行でした。
コロナ禍で外出を自粛していた割には2019年よりも山行回数が多かった1年でした。
最近の新型コロナウイルスの状況を見ていると、夜行バスを利用した移動はリスクが高いような気がするので、来年は車を購入するかレンタカー・カーシェアを積極的に利用するなど、感染リスクを軽減できる移動方法を検討する必要がありそうです。
来年の夏までに事態が収まってくれるといいんですが…。