はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

カメラを三脚に簡単に固定できるLeofotoの「クイックリリースクランプ LR-50」が超便利

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ピークデザインのキャプチャーを使うようになってから三脚の雲台はアルカスイス互換のものを使っています。

アルカスイス互換の雲台はプレートを固定する際に締め込みが甘いとカメラがずれたり、場合によっては落下する可能性もあるので結構気を遣います。(以前に撮影中にカメラを落下させた経験あり)

写真しか撮っていなかった頃はそれほど不便には感じていなかったのですが、登山時に動画を撮影するようになってからは、三脚とカメラの脱着頻度が増えてきて何とかしたいな…と思うようになりました。

少し前にその問題を解決できそうなアイテムを発見して購入しましたが、ショルダーハーネスに取り付けるアタッチメントがピークデザインのキャプチャーよりも使い勝手が悪く、カメラの取り回しに若干のストレスを感じていました。

www.haradesugi.com

まあ買い揃えてしまったことだし、我慢して使うしかないか…と諦めていたところ、登山YouTuberのJINさんが「これこれ、これだよ欲しかったのは!」と言いたくなるような商品を動画で紹介されていました。

leofotoのLH-30LRとLR-50

JINさんの動画ではLeofotoのLH-30LRという雲台の紹介がメインですが、重要なのは雲台の上に取り付けられているクランプ部分です。

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レバーを締めて固定するタイプ

アルカスイス互換の雲台はカメラに取り付けたプレートを固定するためにつまみを締めるものが一般的ですが、このクランプはレバーをくいっと動かすだけで簡単に固定することができます。

クイックリリースクランプ LR-50を買いました

LH-30LRはクイックリリースプレートと雲台がセットになっている商品で、なかなかのお値段(税込22,000円)がします。

そして結構デカい。

動画を見ながら雲台のデカさと価格に躊躇してしまいましたが、Leofotoの他の雲台を持っている場合はLR-50というプレート部分のみを購入すれば交換できることが次の説明で判明します。(付属のネジを使用すれば他の三脚にも取り付け可能です)

僕はLH-25の雲台を持っているので、安価で済むクイックリリースプレートのみの「LR-50」を購入しました。(こちらは1万円くらい)

手持ちの雲台にLR-50を取り付ける

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LR-50の内容物はクイックリリースクランプ本体、アルカスイスのプレート、六角レンチ、他の三脚に取り付けるためのネジとなっています。

LH-25のネジ部分を六角レンチを使って雲台から取り外します。そこに今回購入したLR-50を取り付けてネジを締めれば取付完了です。

僕が使っているピークデザインのキャプチャーは調整せずにそのまま取り付けができましたが、使っているアルカスイスのプレートによってはクランプのレバー部分のネジで締め具合を調整する必要があるようです。

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LR-50の付属品のネジを使用すれば1/4インチネジが入るようになるので、他社の三脚にも無理やり取り付けることも可能です。

MT-03で使ってみる

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ピークデザインのキャプチャーを取り付けたカメラを、LR-50に固定してみました。 カメラを置いてレバーをくいっと締めるだけで簡単に固定することができます。

小型三脚のMT-03に雲台を取り付けてカメラを乗せてみました。

若干フロントヘビーですがカメラとクランプを乗せた雲台のLH-25はしっかり保持してくれていますし、MT-03も安定しています。

登山用の三脚「SLIKのスプリントMINI II」に取り付けてみる

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普段僕が山に持っていくSLIKのスプリントMINI IIにLR-50(クイックリリースクランプ)+LH-25(雲台)を取り付けてみました。

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上からLR-50、LH-25、SLIK SPRINT MINI II

こちらの方が安定感がありますね。

今後登山にはこの組み合わせで運用することになりそうです。

LR-50の気に入ったところ

カメラを三脚に取り付ける際の手間がなくなり、これまで以上にしっかりと固定されるようになったので安心して撮影できるようになりました。

この機能を期待して購入したので当然と言えば当然ですが非常に満足しています。

LR-50の気になるところ

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このサイズ差なので重くなるのは仕方がありません

気になるところは特にありませんが、強いて挙げるとすれば多少重くなったことと、アルカスイスの異なるプレートを使う場合は、それ用に微調整が必要になることくらいでしょうか…。

僕はピークデザインのキャプチャーしか使いませんので、調整が必要になるとすれば固定力が甘くなった場合のネジの締め増しくらいでしょうか。(緩くなればの話ですが)

終わりに

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Leofotoのクイックリリースクランプ LR-50のおかげで、これまで通りピークデザインのキャプチャーを使うことができるようになりました。(別の商品に遠回りしたせいで支出がかさんでしまいましたが)

LR-50を価格ドットコムで調べてみたところ、登録日が2019年8月19日になっていました。

どうやら僕がアルカスイス互換の雲台について悩み始めた時には既にLeofotoがそれを解決してくれる商品を販売していたということになります。

もっと早い段階で出会いたかったです。

他社からも同じような機能のクランプが販売されているので、LeofotoのLR-50が高いと感じている方や、Leofotoの雲台を持っていない方はこちらを試してみてもいいかもしれないですね。

実際に使っていないのでお勧めはできませんが。