ご存じの方、もしくは既に利用されている方も多いかと思いますが、ふるさと納税の返礼品に山小屋等で利用できる宿泊割引券があります。
僕は以前に富山県立山町に納税して返礼品として宿泊割引券を頂きました。(コロナの影響でまだ使っていませんが近々使う予定…)
もしかしたら他にもこういった宿泊券を返礼品にしている自治体があるのでは?と調べてみたところ、結構あったのでアフィリンク乙記事としてまとめてみました。
※場所によって使用期限や使い方などが異なりますので利用の際はリンク先の詳細情報を確認してください
ふるさと納税とは?
ふるさと納税は簡単に言うと住民税の前払いで、寄付した額から自己負担2,000円を引いた額が翌年度に支払う住民税から差し引かれます。
ただしその人の年間の収入に応じて寄付できる額の上限額が決まっているので、上限を超えた寄付は払い損になってしまうので、ギリギリのラインを攻めたい方はふるさと納税のサイトにあるシミュレーションなどで計算しておくことをお勧めします。
ふるさと納税は金持ちほど得する歪な制度なので、利用されない方もおられるようですが、僕は積極的に利用していくスタンスです。(お金持ちではありません)
北アルプス
富山県立山町
圧倒的に汎用性が高いのが富山県立山町へのふるさと納税です。
宿泊割引券は以下の2通りあります。
- 10,000円の寄付で3,000円分(3,000円分×1枚)の割引券
- 30,000円の寄付で9,000円分(3,000円分×3枚)の割引券
なぜ圧倒的かは次の利用できる場所をご覧ください。
立山町の割引券が利用できる場所
立山周辺の宿泊施設を結構な割合でカバーしているので、剱岳に登る際に一番近い山小屋である剣山荘に泊まって最短でピークを狙ったり、大日三山を縦走して小屋に泊まってそのまま称名滝(しょうようだき)方面に下山したり、残雪期の立山に小屋泊して周囲を散策したり…と色々な使い方ができると思います。
- 雷鳥荘
- 立山室堂山荘
- みくりが池温泉
- 雷鳥沢ヒュッテ
- ロッジ立山連峰
- 一の越山荘
- 天狗平山荘
- 剣山荘
- ロッジくろよん
- 剱澤小屋
- 五色ヶ原山荘
- 内蔵助山荘
- 剱御前小舎
- レストハウス称名
- 大日平山荘
- 大日小屋
- 真砂沢ロッジ
- ホテル立山
- 弥陀ヶ原ホテル(※令和3年度休業)
- 立山館
- 千寿荘
- グリーンパーク吉峰
- グリーンビュー立山
栂池ヒュッテ
中央アルプス
宝剣山荘・天狗荘・頂上山荘
南アルプス
甲斐駒ヶ岳 七丈小屋
八ヶ岳
赤岳鉱泉・行者小屋
赤岳山荘
根石岳山荘
硫黄岳山荘
富士山
富士山七合目 鎌岩館
その他
須川温泉栗駒山荘(栗駒山)
どのサイトから寄付を行うか?
アフィリエイトリンクは楽天のものですが「ふるさとチョイス」や「ふるなび」などでもだいたいの返礼品を取り扱っていると思うので、普段使われているサイトで検索してみてください。
僕のおすすめは楽天
ただ、楽天のクレジットカードを持っている方、または楽天市場をよく利用されている方は楽天からふるさと納税を行ったほうがお得だと思います。
楽天のふるさと納税はポイント倍率を上げてから
楽天では結構な頻度で「お買い物マラソン」「ショップ買い回り」といったポイントが沢山もらえる期間があるので、もし楽天でふるさと納税を行う場合は、とりあえずカートに入れておいて決済のタイミングを待った方がお得です。
ショップ買い回りにエントリーすると、1,000円以上の商品を別の店舗で利用するたびにポイント倍率が最大10倍まで上がります。(獲得上限ポイントは7,000ポイントで利用期間が限られているポイントなので過度の利用は禁物です)
また「勝ったら倍」「5と0のつく日は5倍」もエントリーしておくと更にお得です。
楽天でふるさと納税を行う場合は、1,000円程度の商品をなるべく多くカートに入れておいて、5か0のつく日に楽天アプリでどんどん決済(アプリ経由だと0.5倍プラス)してポイント倍率を上げてから納税すると結構ポイントが付きます。
あとは楽天スーパーポイントアップというのがあって、楽天ブックスを使うとポイントが0.5倍になったうえに1店舗利用したことになるので、そろそろ買い替えたいなと思っている山と高原地図があれば、このタイミングで購入するとポイント倍率が増えてお得です。
楽天経済圏は楽天のサービスを使っていればいるほどベースの倍率が高くなります。僕はクレジットカードくらいしか使っていないので、ショップ買い回り2店舗の状態で立山町に納税した場合は上の画像のようなポイントになります。
倍率をマックスまで上げれば3,000ポイント以上は貰えると思いますが、倍率を上げるための無駄な買い物をしてしまうと本末転倒なので気を付ける必要があります…。
終わりに
新型コロナウイルスの感染リスクを考えると不特定多数の人が集まる山小屋泊は避けたいところですが、平日に休みがとれる方であれば混雑のリスクは軽減できますし、登山計画の幅も広がると思うので、こういうふるさと納税もアリなのではないかと思います。
また、立山町の宿泊割引券は寄付金の用途の選択の中に山に関連したもの(立山黒部アルペンルート応援、国立公園立山の環境整備)があるので、返礼品欲しさに聞いたことのないような自治体に納税するよりは有意義なお金の使い方になるのではないでしょうか。(今回紹介した他の山小屋でも山に関連した使い道を選択できる自治体が幾つかあります)
…というわけで恐らく今年も楽天のポイントを狙いつつ立山町に納税して宿泊施設割引券を頂く予定です。
皆さんも気になる山小屋・自治体があれば検討してみてください。