ご無沙汰しております。
元旦に丹沢の塔ノ岳に登ってから随分と時間が経ちました。
実は年明けから右足の土踏まずに足底腱膜炎と思われる症状が出ており、山登りできない日々が続いています。まだ完治していない状態ではありますが、代り映えの無い日々に嫌気がさしてきたので、鎌倉のハイキングコースを歩いてきました。
北鎌倉駅から天園ハイキングコースへ
JR北鎌倉駅から明月院方面に進み、明月院前を左折した先にある急坂を上ったところが本日のスタート地点です。
天園ハイキングコースは建長寺からも入れますが、拝観料を支払う必要があるので明月院側から入るのが良いと思います。
比較的早い時間帯で若干マニアックな場所からスタートしているので日曜日ではありますが誰とも出会いません。
勝上嶽展望台
勝上嶽展望台からうっすらと富士山が見えました。
快晴でも冬のような澄んだ空気じゃないと綺麗な富士山を拝むのは難しいようです。
サクラチル
勝上嶽展望台から次の目的地に向かいます。
鎌倉のハイキングコースには所々にオオシマザクラやヤマザクラなどが花を咲かせますが、ちょっと来るのが遅かったようです。
ここから先の道中で分かったことですが、どうやら桜の花が丸ごと落ちているのはタイワンリスの仕業のようです。
あいつら何でも食べるんですね…。
鎌倉市最高地点の大平山へ
今回は足への負担を考慮してクッション性の高いHOKAのトレランシューズを履いてきました。そのおかげもあってか歩いていても足の負担が少なく痛みは今のところ出ていません。
長らくトレイルを歩いていなかったこともあり、なんでもない道でも歩いているだけで気持ちが良いです。
大平山の山頂
鎌倉市最高地点の大平山の山頂に到着しました。
山頂からはみなとみりあ方面がよく見えます。
山頂から少し下った広場はハイキング途中の休憩スポットですが、到着が早すぎたのか誰もいませんでした。
大平山の山頂直下はのんびり休憩できる良い場所ですが、鎌倉のハイキングコースは火器の使用が禁止されているので、歩く際は火器を必要としない食べ物を持って行く必要があります。
お隣のゴルフ場のクラブハウスが取り壊し中かと思いきや、ホームページを調べてみたところ改築中とのことでした。
横浜市最高地点
大平山から少し歩いたところに横浜市最高地点があります。
横浜市の最高峰は大丸山(156.8m)ですが、横浜市最高地点は大平山の尾根筋の159.4mとなっています。
ちょっとややこしいですね…。
横浜市最高地点はオオシマザクラが満開でした。
地面に散乱している花は散ったというよりかは散らされた感あり。
ここにもタイワンリスが来ていたのかもしれません。
瑞泉寺方面に下る
横浜市最高地点から瑞泉寺方面に下ります。
途中の分岐で明王院方面に向かい、一般道に出て朝夷奈切通に向かいます。
梅沢富美男っぽいお地蔵様
途中で貝吹地蔵なる梅沢富美男っぽいお地蔵様を発見。
お地蔵様って顔から足まであるものだと思っていましたが、これは下半身が地面に埋まっているようなお地蔵様でした。
明王院前の桜
ハイキングコースを下り続けて明王院までやってきました。
桜はとっくに散ってしまっていると思っていたのでこれは嬉しい誤算です。
明王院からは一般道を歩いて朝夷奈切通方面に向かいます。
右足の足底腱膜炎の状態が気がかりでしたが、厚底シューズのおかげで普段歩いている時と大差ありませんでした。
朝夷奈切通
金沢街道を歩いて十二所神社前の信号を右に入り、川沿いを歩いていくと朝夷奈切通に続くハイキングコースに入ります。
太刀洗水
太刀洗水は梶原景時が太刀を洗った湧き水とのこと。
三郎の滝(朝比奈の滝)
なかなか立派な滝です。
滝の手前には十二所果樹園に向かう分岐があり、そちらに進むと逗子駅方面に出るようです。
足元注意
滝から先は濡れた道を進みます。
防水ではない靴を履いている場合は足の踏み場に気を付けながら進まなければなりません。
だがそれがいい。
この雰囲気、良いと思います。
朝夷奈切通を紹介する雑誌や書籍などでよく見る磨崖仏に到着しました。
ここまで来ればゴールまであと少し。
ハイキング終了!
朝夷奈切通の入口まで来ました。
朝夷奈切通周辺はそれほど距離はありませんが、他の切通しよりも見どころが幾つもあって歩いていて楽しかったです。
磨崖仏の少し先に熊野神社に続く分岐がありましたが、久しぶりに歩いて疲れたので今回はパスしました。
YouTube
今回の道中を動画にもしています。
朝夷奈切通の雰囲気は写真よりも動画のほうが伝わるかも?
興味のある方はご覧ください。