はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

日本一低い山「日和山」に登って松島で牡蠣定食を食べる:仙台 男一人旅2日目

仙台旅行2日目。

朝5時に起きてチェックアウトの準備。

今日の予報は晴れだったはず…とカーテンを開けてみると曇っていました。

www.haradesugi.com

ドーミーイン仙台駅前の朝食

ドーミーイン仙台駅前の朝食付きを予約していたので、提供開始の6時15分を見計らって1階の食堂に向かいました。

丁度良いタイミングで行ったつもりが、すでに数名の先客がいました。

海鮮丼に麻婆焼きそば、餃子に鶏の唐揚げにエビフライ、その他小鉢類、サラダにデザートのフルーツとよりどりみどりです。

楽しみにしていた海鮮丼は美味しかったですし、他のメニューも美味しいものばかりで最高でした。

今回は予定の立て方が下手くそで、朝からバタバタしてしまいましたが、次回はもう少し時間に余裕を持たせて優雅に朝食を楽しみたいですね。

※ドーミーインでの写真・動画撮影は原則禁止になっており、事前に株式会社共立メンテナンスに撮影許可の申し込みが必要です。当ブログでは共立メンテナンスに掲載の承諾を得ております。

dormy-hotels.com

日本一低い山「日和山」へ

朝食後はホテルをチェックアウトして、昨日宮城峡蒸溜所で買ったウイスキーや今日の移動に不要な物を仙台駅のコインロッカーに入れて仙石線で陸前高砂駅に向かいます。

日本一低い山「日和山」は仙台駅から結構離れているので、当初は駅前でレンタカーを借りて移動しようと考えていたのですが、公共交通機関でも何とかなりそうだったので、電車とバスを乗り継いで現地に向かうことにしました。

ただ、ご覧の通りかなりタイトなスケジュールになっていまして、Googleの提示したタイムスケジュールでいくと日和山の滞在時間は僅か4分しかありません。

薄生・なかの伝承の丘から日和山までの1kmをキロ8分くらいで走れば、片道6分の短縮ができ、往復で12分時間が稼げるので、バス停から日和山まで走って移動することにしました。(バスの運行が遅れたので登山口まで必死に走りました)。

そして登山口に到着。

山にはコースタイムというものがあって、目的の場所までどのくらい時間がかかるかをある程度予測することができますが、日和山に関してはそういう計算・試算は不要です。

日本一低い山は複数存在している?

Wikipediaによれば日本一低い山には諸説ありまして、日和山は国土地理院の地形図に山として掲載されている中でもっとも低い山とされています。

少し前までは大阪の天保山(てんぽうざん)が日本一低い山とされていましたが、東日本大震災の津波と地盤沈下の影響で日和山が日本一低い山になったようです。

ただし、日和山も天保山も築山(つきやま)と呼ばれる人工的に作られた山で、自然にできた山でもっとも低いとされている山は徳島県の標高6.1mの弁天山です。

また、国土地理院の地形図に立体(地物)として掲載されている、秋田県の大潟富士は海抜0m以下の村に作られた築山であるため、標高0mという表記になっていて、こちらも日本一低い山を名乗っています。

…というわけで日本一高い山は一目瞭然で異論はない状態ですが、日本一低い山は様々な条件が絡み合っていて何とも言えない状態のようです。

というわけで秒で登頂し、周辺のミニチュア立て看板も撮影して来た道を戻りました。

ヤマップを起動するのを忘れて登山ログが記録できなかったのが心残りです。

無駄な往復

日和山はバス停と登山口の間を走って移動するつもりでいたので、荷物を軽量化するために必要な荷物以外を仙台駅のコインロッカーに入れてきました。そして次の目的地の松島に行くにあたってコインロッカーに預けた荷物の一部を回収するために仙台駅に戻って来たところで、これから向かう松島観光の起点である本塩釜駅は日和山登山の移動に使った電車と同じ路線であることに気が付きました。

事前に地図をチェックしないでテキストで作った予定だけを見て行動していたので気付きませんでした…。

本塩釜駅から遊覧船で松島観光(芭蕉コース)

というわけで、仙台駅と陸前高砂駅を無駄に往復した後に、本塩釜駅まで移動してマリンゲート塩釜まで歩きました。

前日の予報では晴れるはずでしたが残念ながら高曇り…。

遊覧船はウェブで事前に予約をしておいたのでチケットの購入はスムーズでした。

11時発の松島海岸行の遊覧船に乗り込みます。

平日ということもあって乗客は僕を含めて10名前後。

眺めは最高ですが残念な空模様です。

出発してしばらくは船内アナウンスを聞きながらのんびり外を眺めていましたが、大小様々な島が見え始めて来たところで船の外に出て風を感じながら景色を楽しむことにしました(松島には大小合わせて約260もの島があるそうです)。

…というわけで島ラッシュ突入。

 

 

船内放送ではそれぞれの島を説明してくれるのですが、大小さまざまな島が次から次へと登場するので、記憶している暇がありませんでした。

松島に到着

というわけで松島に到着しました。

本塩釜駅やマリンゲート塩釜は人もまばらでしたが、松島周辺は平日でも観光客で賑わっていました。

五大堂

透かし橋を渡って…

五大堂までやってきました。

歴史的な建造物のようですが、人が多すぎて落ち着かないのですぐに立ち去りました。

瑞巌寺

人の流れについていったら瑞巌寺に到着しました。

拝観料は700円。

本堂の中は撮影禁止なので写真は撮れませんでしたが、金箔をふんだんに使用した襖絵が見事でした。

zuiganji.or.jp

旬海で牡蠣ずくしの「旬海御膳」を食べる

天気が微妙なので、食べるものを食べて仙台に戻ります。

メイン通りから横に入ったところにある旬海というお店で昼食を頂くことにしました。

焼き牡蠣、カキフライ、酢牡蠣、お刺身、ごはん、味噌汁がセットになった旬海御膳(2,700円)とビールを注文しました。

新鮮な刺身の盛り合わせ。

ジューシーな焼き牡蠣。

アツアツの牡蠣フライと味わい深い酢牡蠣。

そして生ビール。

お客さんも少なかったので静かにじっくり食事を楽しむことができました。

お値段もそれなりにしますが大満足でした。

www.sensinan.co.jp

松島海岸駅から仙台駅へ

当初はもう少し観光するつもりでしたが、徐々に晴れていくという予報は外れ、いつまでたってもどんよりとした空なので仙台駅に戻ることにしました。

仙台城跡へ

仙台駅で東西線に乗り換えて国際センター駅で下車。

そこから坂道を登って仙台城址へ。

城跡なので城はありません。

当時の城をVRで再現したアプリがあるようです。

伊達政宗公騎馬像

仙台城跡で画像検索すると伊達政宗公騎馬像ばかり出てきたので、きっとそれくらいしか撮るものがないんだろうと思っていたらその通りでした。

ただし眺めは良いです。

帰りの新幹線までまだまだ時間に余裕があります。

仙台の街を眺めながら残り時間の使い方を考えましたが妙案は浮かびませんでした。

とりあえず歩く

とりあえず仙台駅方面に歩いていくことにしました。

行きとは違うルートで移動していると、お堀に何かが浮かんでいるのが見えてきました。遠目には水面に浮かんだ色んなものが集まったドロドロ的なものに見えましたが、近づいてみると…

睡蓮でした。

花びらが流した涙 貴方は笑えていますか?

…というわけで仙台城跡とされているゾーンはここまで。

たぶんこっちが仙台駅方面だろうと、あえて地図を見ずに歩きました。

道に迷ってもいいくらい十分な時間があります。

そしてようやく晴れてきました。

途中で定禅寺通に行っていなかったことに気付いて進路変更。

あのジョジョ立ちっぽい像はどこに?とGoogleマップの案内に従って進んでいきますが…

工事中で中に入れませんでした。

周辺のお店もこれといったものがなかったので仙台駅に戻ることにしました。

フレッシュネスバーガーは突然に

仙台駅に戻る途中で晩御飯を…と考えていましたが、腹が減る気配がなく「ここも違うな…」なんて具合に次から次へ飲食店を見送っていたら仙台駅に着いてしまいました。

仙台駅の牛タン通りで食べてもよかったのですが、フレッシュネスバーガーのクラシックチーズバーガーが無性に食べたくなってしまい思わず…。

仙台まで来てクラシックチーズバーガーかよ…と思いつつも、これはこれでとても美味いのでいいんじゃないでしょうか。

新幹線やまびこで東京へ

駅でお土産を買って18時44分発の新幹線やまびこに乗って東京方面に帰ります。

個人的には東京駅までノンストップで走り続けてほしいところですが、僕が乗車する新幹線やまびこは停車駅が多く東京まで2時間かかります(映画に登場する「はやぶさ」は仙台~東京間を95分くらいで走るようです)。

というわけで、新幹線は爆発しませんでしたが、僕の腹はこの2日間で爆発寸前。

果たして今年の夏までに無事に痩せられるのでしょうか…?

おわり。