はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

僕が見た仮想通貨(暗号通貨)の世界

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昨年くらいから認知度がどんどん高まり、最近では雑誌やテレビでもビットコインの名前を目にするようになってきました。

僕はイケハヤ氏をよくウォッチしていたので、仮想通貨の存在自体は知っていましたが、それほど興味のなかったこともあって、これまで特に調べたりもせずにスルーしてきました。

ただ、ここまで話題になってくると、どんなものかな?と興味がわいてきます。そこで、勉強を兼ねて仮想通貨の世界に足を踏み入れてみることにしました。

今回は、昨年12月中旬に国内の取引所数か所に登録手続きをして、実際に仮想通貨を購入してみて感じたことや分かったことなどを書いてみたいと思います。

参戦して1ヵ月の素人なので表記や情報の間違いなどがあったら指摘してもらえるとありがたいです。

仮想通貨はビットコイン以外にも種類が沢山

仮想通貨といえばビットコインですが、仮想通貨クラスタのTwitterをリスト化してチェックするようにしたところ、国内取引所で購入できる何倍もの種類の通貨が海外では取り扱われていることが分かりました。

開始当初は右も左も分からない状況で、コインの選別ができる状態ではなかったので、とりあえずCoincheckで安価なネムとリップルを購入してみることにしました。

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購入時の僕の頭の中

購入直後に暴落して焦りましたがすぐに値が戻り、そこから反転して投下した諭吉さんたちが倍になったところで利確しました。(投資額が少なかったので大した利益にはなりませんでしたが・・・)

買って早々に利益を出すことができ、これはチョロいな・・・と思っていましたが1月に入ってしばらくしたところでネムとリップルは大きく値を下げ、年明すぐに記録した高値にはまだまだ届かない状況が続いています。もう少し値を下げたらまた買おうかと思っていますが、なかなかタイミングが掴み切れずにいます。

その後、日本では取り扱っていない通貨を求めて海外の取引所に登録してみることにしました。

国内の取引所の登録は面倒だけど海外は非常に簡単

仮想通貨を購入するには国内の取引所に登録をしなければなりません。そして登録した取引所に日本円を入金して取り扱っている通貨を購入します。

ただ、国内の取引所で購入できる通貨には種類に限りがあるため、より投資効果の高そうな通貨に投資したい場合は、海外の取引所に通貨を送金し、購入しなければなりません。

国内の取引所はインターネット上から登録をして、その後に免許証などの写真をアップロードして本人確認を行い、最後に取引所から届く書留ハガキを受け取らることで取引を始めることができます。

ところが海外の取引所は登録から利用までのハードルが非常に低く、ネット上の手続きだけですぐに使えるようになります。

そして日本の取引所でメジャーな通貨(ビットコインやイーサリアムなど)を購入しておけば、海外の取引所へ時間を気にせず送金することができるようになります。(ここ最近はビットコインやイーサリアムの送金に時間がかかっているようですが)

ネット上には射幸性を煽った「草コイン」推し情報が蔓延している

海外の取引所には「草コイン」と呼ばれる購入価格が1円にも満たない通貨が多数流通しています。安価な通貨の殆どが日の目を見ないゴミ通貨だったり、中身が空っぽな詐欺通貨だったりしますが、時々ダイヤの原石が混じっているそうです。

元が1円以下の通貨ばかりですから1万円買って10倍になれば儲けものです。

そういったギャンブル的な側面もあることから、インターネットやSNSには草コインの情報を求める初心者ギャンブラーたちが溢れかえっているようです。

そしてブロガー界隈の方々の中には、そういった初心者の射幸性を煽り、海外の取引所へ誘導するアフィリエイト記事を書いている方もおられるようです。

ウェブシュフさんの書かれた記事によれば、海外取引所を紹介するアフィリエイトは適法ではない可能性があるとのことなので、ブログでアフィリエイト記事を書いている方は掲載を検討されたほうが良いかもしれません。

webshufu.com

海外取引所のアフィリエイトは法的にグレーのようですが、国内の取引所のアフィリエイトは登録さえしてしまえば誰でも簡単に行うことができるため、仮想通貨ブロガーが急増しているようです。

国内の取引所の場合は登録して3千円、さらに入金して追加で幾ら・・・といった感じの相場になっています。

仮想通貨はテレビや雑誌で取り上げられることが増えてきたので、アフィリエイト記事をうまく展開している方にとってはまだまだボーナスステージが続きそうです。

株式市場と違って仕手行為が簡単にできてしまう

まだ法整備が進んでいないこともあって、ネット上には仮想通貨に関する情報が飛び交っています。Twitterのツイートもポジショントークが多く、情報を取捨選択する能力がないと、声のデカい人の買い煽りに嵌め込まれる可能性が高くなります。

ぼくがETH、XEM、XPあたりのポジトークを頑張ってるのも、銘柄を盛り上げて金銭的なリターンを得るためです。もちろん楽しいからやってるのは前提ですけどね。

イケハヤ氏は毎日仮想通貨の研究に時間を費やし、様々な情報発信を行っています。時には怪しい通貨や中身のない通貨を取り上げて厳しい評価を下したりする場合もあるようです。ところが、XPに限っては「コミュニティが凄い!」の一点張りで、通貨の根幹部分については殆ど触れません。

投資対象として買う通貨ではないというエクスキューズは自身のブログ記事で書いていますが、どちらかというと買い煽りの情報発信の比率のほうが大きいような気がします。

イケハヤ氏は売り抜けするつもりはないようですが、大量にホールドしてPOS配当で通貨をたくさん得ている他のホルダーは、イケハヤ氏に釣られてホイホイやってきた初心者にどんどん売りつけている可能性はゼロではないような気がします。

※POSは通貨をパソコンのウォレット(通貨をしまっておくソフト)に入れておくだけで一定の割合で通貨が増えていく仕組み(通貨をたくさん持っている人ほど得をします)

そんなXPはここ最近下降気味ですが、イケハヤ氏がXPを取り上げてすぐに購入した方はまだまだ含み益があります。

すでに利確した方のほうが多そうですが。

ただ、海外取引所のBinanceへ上場されるという噂(願望)もあるため、仮に上場すれば価格は高騰し、現在のホルダーたちはみな幸せになれます。

アクリル塗料で描いた作品(?)をイケハヤ氏に10万円で売りつけた宮森さんも、お金の半分でXPを購入しており、価格が下がってきている現在でも結構な含み益があります。
www.miyahaya.com

ブログには5万円で2,045,479XP買ったと書いてあるので、現在のレートに換算すると2045479XP×0.2151円=439,982円になります。NEMも高騰する前に買っているのでまだまだ含み益がありますね。

このように、Twitterのフォロワーの多い方の発信する情報に全乗っかりすることで利益を得られるケースもあるため、発信力のある方の投資情報を常日頃からチェックしてい投資家も大勢おられるようです。

こういう投資家を「イナゴ投資家」と呼び、彼らによって急騰した銘柄のチャートを「イナゴタワー」と呼ぶそうです。

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XPはイナゴタワーと呼んでもいいのかな?

参考:あなたはまだイナゴを続けますか?

仮想通貨バブルはいつ弾ける?

仮想通貨に詳しい方々のツイートを読んでいると、まだまだ価格は上昇していくだろうという見解の方が結構おられるようです。

ただ、上記のような方も参戦してきているようなので、そろそろ仮想通貨のバブルも最盛期なのかも・・・。

 

というわけで仮想通貨の世界に足を踏み入れて見てきたことや感じたことなどを書いてみました。実際にやってみるとなかなか面白いですね。