カメラストラップの話です。
僕は純正のカメラストラップはあまり使ったことがなくて、これまではDIAGNL strap(ニンジャストラップ)をずっと使っていて、最近はD750用にOP/TECH というブランドのストラップを使っていました。
最近ストラップ以外の商品でいろいろと気になっていた「Peak Design」の製品をチェックしていたところ、良さそうなストラップを見つけたので試しに購入してみました。
購入したのはPeak DesignのSLIDE
Peak Design SLIDEがどのようなストラップかは動画を見てもらえればすぐにわかると思います。
Peak Design SLIDEを開封
ストラップと付属品は御覧の通りです。
ストラップ、専用ポーチ、ストラップに取り付けるアンカーが4つ、カメラの三脚ネジ部分に取り付けるプレートが1つ、レンチが1本入っていました。
ストラップは車のシートベルトのような質感です。
僕は黒を買いましたが、他に青と赤があります。
このアンカーのコード部分は、3層構造になっていて、黄色が露出してきたら「そろそろ交換」で赤色が出てきたら「すぐに交換」といった感じで、コード部分の摩耗度と交換時期が色で分かる仕組みになっています。
ストラップの両端はこのようになっています。
アンカーをこのように置いて、押し込みながらスライドさせていくと・・・
パチンと固定されます。
外す時もアンカーのボタン部分を押し込みながらスライドさせていくことで簡単に取り外しができます。
ストラップには長さを調節するクイックアジャストが両サイドに2つあります。ストラップの長さ調節だけであればニンジャストラップのほうが扱いやすいかもしれません。
ただ、ニンジャストラップはストラップを短くした時に、使わない部分の余ったストラップが手前に垂れ下がって邪魔でしたが、このストラップは長さを調節してもそういった「遊び」がなく良い感じです。
D750にPeak Design SLIDEを取り付ける
カメラ正面から見て右側にひとつ。
三脚穴部分にアンカー付きのプレートをひとつ取り付けます。
そしてストラップを取り付ければ完成。
カメラに取り付けたあと、実際に斜め掛けして使ってみましたが、安定感とフィット感が素晴らしいです。体を激しく動かしてもカメラがほとんどバタつきません。
ストラップを斜め掛けにして使うと、カメラは常に下を向いたような格好になっていて、カメラに手を伸ばした時にちょうどカメラグリップがつかめるようになっています。
この、カメラが下を向いている、手を伸ばすとカメラグリップがすぐ掴めるというのが凄く良いなと思いました。
カメラを素早く三脚に設置するためのアルカスイス互換のクランプ
一眼レフ本体の三脚穴部分にプレートを取り付けているので、三脚を使いたいと思ったときに取り外したり、再びストラップを使うために取り付けたりというのが面倒だと思って、プレートを取り付けたまま三脚を利用するためのパーツも買いました。
これに普段登山の時に持っていく三脚のクイックリリースプレートを取り付けます。
そうすることによって、SLIDE用のプレートをカメラに取り付けたまま三脚にセットすることができるようになります。
クランプにカメラの三脚穴に取り付けたプレート部分を滑り込ませて、サイドのネジで固定することで三脚を利用することができます。
あとは少し前に購入したPeak DesignのCAPTURE P.O.V.にも取り付けが可能なので、カメラの取り回しが色々と便利になってきました。
SLIDEのデザインが嫌だという方にはこちら
「シートベルトみたいな極太ストラップは嫌だ」という方はもう少し細めの商品もラインナップされているのでチェックしてみてください。
また、既存のストラップを使いたいという方向けにはこのような商品が用意されています。
まとめ
非常に良い買い物をしました。
ただ、バックパックを背負って山にでかける場合は、もう少し色々と検討する必要がありそうです。
Tシャツを着てバックパックを背負ってカメラストラップを斜め掛けすると、ストラップの負荷が首に来てしまって、肌の露出している部分がこすれて痛くなってしまうんです。
何とかならないかと検索してみたところ、首の負担がZEROフックという製品を見つけたので、購入してバックパックに取り付けて試してみましたが、SLIDEの幅が太すぎてフック部分に収まりませんでした。
もっと細身のストラップでないと効果が期待できなそうですが、そうなったらなったでまた違う問題が出てきそうで・・・。
というわけで当面はカメラにSLIDEを取り付けて使ってみたいと思います。
これまでカメラ周辺アイテムにはあまり興味がなかったのですが、もしかしたら新しい沼に足を踏み入れてしまったのかもしれません・・・。