2017年7月に自作PCを組み、MacからWindowsに復帰してから3年が経過しました。
当時の構成はこちら。
- CPU:Intel Core i7-7700K
- CPUクーラー:虎徹 MarkⅡ
- マザーボード:ASUSTeK PRIME H270-PLUS
- メモリ:CORSAIR DDR4 8GB×2枚キット CMK16GX4M2A2666C16
- SSD:SanDisk SSD PLUS 120GB
- SSD:SanDisk SSD PLUS 240GB
- HDD:WESTERNDIGITAL Blue WD20EZRZ/AFP SATA3.0 5400rpm
- グラフィックボード:ASUS PH-GTX1050TI-4G
- PCケース:Fractal Design Define R5 Black Pearl
- 電源:Corsair CX650M 80PLUS
- キーボード:Logicool G413CB
- マウス:Logicool M557
- 液晶モニター:Acer EB321HQUBbmidphx
※その後GPUを1070Tiに変更してメモリ16GBとHDD 4TBを追加
3年経った現在も安定して稼働していますが、YouTuberのドリキンさんの動画を色々見ていたら「動画編集の環境をもう少し強化したいな」と思うようになり、新しい自作PCへの気持ちが高まってきました。
しかし満足のいくスペックで揃えるとなると、それなりのお値段になってしまうので、今回は雑に構成していたストレージ回りの入れ替えと、データの管理方法を見直すことにしました。
ストレージを一新
3年前にPCを自作した際は、まあそれなりに動けば…程度にしか考えていなかったので、ストレージに関しても深く考えずにOS用・その他用・データ保存用みたいな感じでなんとなく組みました。
登山を始めてから写真や動画を撮りまくるようになったので、途中で追加した4TBのHDDも空き容量が少なくなり、OSを入れるだけだからと120GBを選んだCドライブもなんだか余裕がありません。
そんなわけで諸々の懸案事項をクリアすべく、AmazonでM.2 SSDとHDDケースを、追加のHDDを横浜のドスパラで購入しました。
そしてOSをクリーンインストールしたかったのでUSBメモリーも購入しました。この手の商品は最後に買ったのがいつだったか覚えていませんが、最近は大容量のものがこんなに安く売っているんですね。
SanDisk Cruzer Glide CZ600 32GB SDCZ600-032GB USB 3.0 ジャンプドライブ ペンドライブ フラッシュドライブ
- 発売日: 2018/09/02
- メディア: Personal Computers
あとついでにGoProなどで使うMicro SDカードも購入しました。
サンディスク microSD 128GB UHS-I U3 V30 書込最大90MB/s Full HD & 4K SanDisk Extreme SDSQXA1-128G-EPK エコパッケージ
- 発売日: 2020/06/13
- メディア: Personal Computers
Cドライブ : SSD SATA 120GB → M.2 SSD NVMe 1TB
当初OSだけ入れて他のアプリは別のSSDに入れればいいやと思い、容量少なめのSSDにしていたのですが、最近空き容量不足に悩まされていたので、思い切って1TBのM.2 SSDに換装しました。
OSとアプリはすべてCドライブに入れて、アドビ関連のキャッシュ用のスペースをDドライブに割り当てることにしました。
500GBと迷いましたが、写真や動画のファイルは一旦Cドライブに落として、現像や編集の作業が終わってからHDDに移す方が高速に処理できるのではないかと考え、1TBのNVMe接続のM.2 SSDを選びました。
これまで使っていた120GBのSSDは取り外しました。(外付SSD化してデータの持ち運びに使う予定)
Dドライブ : SSD SATA 240GB → 変更せず
以前はアドビのアプリをインストールしていましたが、すべてCドライブに移行したので、今後は中身を空っぽにしてキャッシュ用のドライブとして使います。
Eドライブ : HDD SATA 2TB → HDD SATA 6TB
YouTubeに登山動画をアップするようになってから、ハードディスクの空きがどんどん無くなっていくので、容量大き目の6TBに換装しました。
2TBのHDDは外付ディスク化するケースに入れてバックアップディスクとして使います。
Western Digital HDD 6TB WD Blue PC 3.5インチ 内蔵HDD WD60EZAZ-RT 【国内正規代理店品】
- 発売日: 2019/03/02
- メディア: Personal Computers
Fドライブ : HDD SATA 4TB → 変更せず
まだ使えるのでそのままキープ。
Gドライブ : ブルーレイドライブ → 変更せず
最近までストレージに電源をとられて通電せずに沈黙状態だったブルーレイドライブにも電源を回せるようになったので復活させました。
ブルーレイのDVDは殆ど処分してしまいましたが…。
Hドライブ : 旧Eドライブ
取り外した2TBのHDDを外付ハードディスクケースに入れて、バックアップ用ディスク として運用します。
NAS対応のケースも検討しましたが、過去にNASで何度か痛い思いをしているので、シンプルなHDDケースを選びました。
故障していたLANディスクに入っていたハードディスクを取り出してケースに入れてみたところ、PC上で認識できたので、フォーマットして2TB × 2で運用しようと思いましたが、データ転送中にエラーが出て接続が切れてしまうので処分することにしました。
ケースは2ベイあるので折を見てHDDを追加する予定です。
…というわけで、外付ディスクを含めて約13.24TBのストレージを確保することができました。
これまでの写真と動画データの扱い
これまで撮影した写真は「日付 タイトル(例 2020-08-15 前穂・奥穂)」といったフォルダを作成してHDDへ、動画は同様に「日付 タイトル(例 2020-08-15 前穂・奥穂 動画)」というフォルダを作成して同じHDDに保存していました。そしてRAW現像や4K動画の編集は、HDDに保存したものを呼び出して行っていました。
ちなみにバックアップはRAWデータを中途半間にAmazonフォトにアップロードしているくらいで、動画データは何も対策していませんでした。
今後のデータの取り扱いとRAW現像・動画編集のワークフロー
今回のストレージ刷新に合わせて、写真や動画のデータの管理方法とワークフローを以下の通りに変更しました。
各ストレージの役割
- Cドライブ:OS、各種プログラム、写真・動画データ一時保存
- Dドライブ:キャッシュファイル用
- E・Fドライブ:編集後の写真・動画データの移動先
- 外付けドライブ:バックアップ
ワークフロー
まずはCドライブに未編集の写真や動画を取り込みます。
読み出し書き出しの速いM.2 SSD上で現像・編集を行い、諸々が完了した段階でフォルダごとEドライブに移動させて、写真データはAmazonドライブにぶん投げる…みたいな感じで考えています。
参考にしたのはこちら→ SSDを使用してPremiere ProやAfter Effectsの動画編集処理を早くしたい
手動の作業中心で、あまり自動化できていませんが、登山に行く回数は多くて週1回程度なので、データの取り扱いはこのくらいでも十分かなと…。
各種ストレージのスピードを計測してみました
CrystalDiskMarkで速度を計測してみたところ、HDDよりもSSDのほうが2倍以上読み書きが早く、SSDよりもM.2 SSDのほうが4倍弱くらい早いという結果に。
M.2 SSDの速度が圧倒的です。
僕が購入したXPGのM.2 SSDよりもサムスンのほうが安価で高速だったので、ヒートシンクは別で購入したほうがコスパが良かった気がしますが、これだけの速度が出れば十分かなと…。
終わりに
もっと替えたいパーツがありますが「ここまで」という線引きをしておかないと、お金がいくらあっても足りなくなってしまうので今回はここまで。
なるべくお金をかけずに…なんて言いつつも、色々買っていたら結構な出費になってしまいました^^;
今回のパーツの入れ替えで、写真の現像や動画編集がどこまで快適になるかは微妙だと思いますが、もともとストレージが不足していたので満足はしています。
ストレージ回りがスッキリしたので、残すところはCPU・マザーボード・グラフィックボードでしょうか。
一番金のかかる3点セットになるので、今年の年末から来年の春くらいにCPUとマザーボードを交換して、グラフィックボードはそのうち…といった感じで考えています。
以上、自作PC素人がネットで調べた情報をもとにストレージを入れ替えました…というお話でしたが、もっとこうした方がいいよというアドバイスがありましたらコメント欄でご指摘いただければと思います。