はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

雨の蝶ヶ岳登山

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上高地を起点とした左回りの周遊コース(上高地→蝶ヶ岳→常念岳→大天井岳→槍ヶ岳→北穂高岳→奥穂高岳→前穂高岳→上高地)を歩くつもりでしたが、悪天候のため蝶ヶ岳で1泊したのちに撤退することとなりました。 

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沢渡の駐車場で車中泊し、翌朝5時10分発の上高地バスターミナル行のバスに乗車。

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天気は御覧の通り。

写真にはあまり人が写っていませんが、この後ろ側に結構人がいました。平日とはいえ夏の上高地はそれなりの登山客が訪れています。

 

蝶ヶ岳へ向けて出発

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河童橋。

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周囲の山々はガスに覆われていて良く言えば幻想的。

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雰囲気は悪くないんですけどね。

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遠くの山はまったく見えません。

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小梨平キャンプ場を超えて先へ歩いている途中で雲の切れ間から陽がさしてきました。

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徳沢の手前ではついに青空が。

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徳沢では宿泊していた学生たちに朝食を配布していました。

かなり大勢いましたが何の集まりだったのでしょうか?

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徳沢から蝶ヶ岳へ登る登山道は今回が初めて。

それなりの急登だと思うので、ここでしっかりと補給します。

今回はCLIF BARのクランキーピーナッツバターと、アミノバイタルを試してみました。

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見た目はコロッケみたいですが、ピーナッツバターの甘くて濃い味がなかなか美味でした。これと別の味のやつを1箱ずつ購入したので、今年の登山での行動食はこれが中心になりそうです。

また、アミノバイタルはBCAAが配合された結構お高いやつで、ドーピング的な意味合いで「ここぞ」という時用に携行するようにしました。

徳沢から長塀山へ向けて出発

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休憩後は涸沢へ向かう方向とは逆にある地味な登山口から蝶ヶ岳へ向かいます。

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まずは蝶ヶ岳の手前の長塀山を目指すのですが、樹林帯の中をただひたすら登ります。

徳沢の手前あたりから天気が好転してきたと思っていたのですが、どうやらそれは気のせいだったようです。最初は前日の雨の雫が落ちてきていると思っていたのですが、途中から雨だということに気が付きました。

途中の休憩で一眼レフをバックパックにしまって登りに集中することにしました。

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登って登って長塀山に到着です。

もちろん周囲の展望はゼロ・・・。

 

蝶ヶ岳山頂に到着

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そして森林限界を超え、蝶ヶ岳山頂まであと少し。

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そして登頂。

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ガスで展望ゼロ。

 

蝶ヶ岳山荘に到着

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とりあえず小屋で受付をして小屋の中のベンチで缶ビールをいただきます。

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テント場はガラガラでした。

当初はここで1泊し、翌日に常念岳を超えて表銀座の大天井荘で1泊、さらにその翌日に東鎌尾根を歩いて槍ヶ岳山荘で1泊し、そこから大キレットに挑戦というプランでした。

ただテント内で翌日以降の天気予報を確認してみると、どこの山もあまり天気が良くなさそう・・・。

夕方の「山の天気予報」によれば翌朝は少しだけ晴れるかもということだったので、期待を胸に眠りにつきました。

 

上高地周遊コースを断念し撤退

もし登山を続行することになってもいいように午前3時に起きましたが、目が覚めた時にはすでにフライシートに雨音が・・・。

その後は強めに降ったり止んだりを繰り返して、晴れる気配は一切ありませんでした。

進むも戻るも5時には行動開始できるように準備を進め、テント内がある程度片付いたところで撤退を決めました。

雨が止んだところを見計らってテントを撤収し、午前5時過ぎに下山を開始しました。

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今回初投入の「山と道U.L.FramePack ONE Dyneema X Gridstop Edition」です。

天気はイマイチでしたがこのバックパックは非常に良かったです。

機会があれば別の記事でレビューしたいと思います。

 

出発後はひたすら下って下って山と高原地図のコースタイム通りに徳沢に到着。

思いのほか疲れたのでソフトクリームとコカ・コーラで補充。

少し休んで先へ進みますが、明神の手前あたりで雨が本降りに。

慌てて明神館に駆け込んで傘を購入しました。

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そのご黙々と歩き、上高地バスターミナルに到着。

お土産を購入し、バスで駐車場に戻り、そこから車に乗り換えて家に帰りました。

 

普段は天気予報をチェックして雨の可能性が高い場合は山に入らないのですが、今回は事前にとってあった連休であったこと、また天気に若干の希望があったことなどが決行した理由でした。

残念な結果に終わってしまいましたが、新しいバックパックを試せたこと、足が鍛えられたこと、トレッキングポール無しの登山を試せたことなど、小さいながらも幾つかの気づきを得ることができたので良しとしたいと思います。

夏山はまだまだこれからです。

これに懲りずに次の計画を練りたいと思います。