先日まで北アルプス縦走登山の記録を4回に分けて記事にしてきましたが、今回は3泊4日の縦走登山に持っていった装備品について書いてみたいと思います。
飲料を除いた重量は12kgくらいでした。
アフィリンクやら何やら情報が入り乱れていますが、興味のある方は参考にして頂ければと思います。
- バックパック:山と道ONE
- テント:オニドーム1
- シュラフ:モンベル ダウンマルチブランケット #5
- マット:SEA TO SUMMIT コンフォートライトマット スモール
- クッカー:Ti570Cup
- バーナー:SOTO アミカス
- 撮影機材
- 衣類など
- その他携行品
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バックパック:山と道ONE
今年の春先に車を売却したことで、公共交通機関を使って移動することが増え、これまでなら車に積んで置けた下山後に必要なものをバックパックに入れて行動しなければならなくなりました。
マイカー登山の時は割と小さ目のバックパックでもテント泊装備をパッキングできたのですが、最近はなかなかそうはいきません。
そんなわけで1泊以上のテント泊登山の際は「山と道ONE」を使っています。
非常に軽量なバックパックでありながら、背負い心地が良く各種ポケットの使い勝手がとても良いので気に入っています。
テント:オニドーム1
テント泊登山で荷物を軽量化しようと思えば、もっと軽くて快適なテントはいくらでもあります。ただ耐久性や過酷な環境下でも安心して使えるテントとなると選択肢は狭くなってきます。
僕は登山を始めて2年目に北岳肩の小屋のテント場で暴風雨に見舞われて、吹き飛びそうなテントの中で眠れぬ夜を過ごしたトラウマが今でも残っているので、標高の高いテント場にテントを張る場合は、ダブルウォール・クロスポール・スリーブ式などの要素を満たしたしっかりとした作りのテントを持って行くようにしています。
シュラフ:モンベル ダウンマルチブランケット #5
画像:モンベルオンラインショップより引用
まだギリギリ夏山で寒さはそれほどではないと勘繰って、新しく購入したアイテムを試そうと持って行きましたが、これが大失敗。
スリーピングバッグのように使えるダウンのブランケット(359g)を見つけて面白そうだなと思って購入してみたのですが、8月下旬の高所ではスリーピングバッグのようにしても暖かさが足りませんでした。
ダウンジャケット・パンツを着こんでギリギリ眠れるレベルで、夜の睡眠時は決して快適とは言えませんでした。
普通のシュラフを持って行けば良かった・・・と1日目の槍ヶ岳山荘テント場で後悔しました^^;
マット:SEA TO SUMMIT コンフォートライトマット スモール
僕は荷物がかさばるのが嫌なのでスリーピングマットはコンパクトに収納できる空気で膨らませるタイプのものを好んで使っています。
もしパンクしてしまうと何の役にも立たないペラペラのシートになってしまうので、マットの下に敷く用に、山と道のミニマリストパッド(山と道MINI2の背面部に入っているマット)を持って行くようにしています。
クッカー:Ti570Cup
フリーズドライ中心のお湯を沸かすだけの食事の場合はこれを持っていきます。
内部のmlの目盛りが味噌汁、アルファ米、カレーメシなどに必要な水の量に対応しているので、湯沸かしの際に水を無駄にしません。
1泊程度のテント泊の場合はこれにアルコールストーブ、今回はガスストーブを持っていきました。
ちなみにフタは別売です。
バーナー:SOTO アミカス
以前はジェットボイルを使っていましたが、湯沸かし専用機としては大きすぎるし重すぎるので、処分して軽量でコンパクトなアミカスを購入しました。
小型のガス缶とセットにすれば大して重たくないですし、十分な火力があるので満足しています。
撮影機材
登山においてもっとも重量がかさむ荷物が撮影機材です。
悪天候下では単なる重りに早変わり・・・。
カメラ
- Sony α7RIII
- DJI OsmoPocket
- Google Pixel 3a
レンズ
- SEL24105G
- 17-28mm F/2.8 Di III RXD
三脚
- SLIK 三脚 スプリント MINI II
その他
- カメラ用のバッテリー:計3個
- レンズペン
衣類など
- ドライレイヤー:ファイントラック スキンメッシュ(長袖)
- ベースレイヤー:ファイントラック ドラウトゼファー(長袖)
- ミッドシェル:ニュウモラップフーディ
- パンツ:ファイントラック スキンメッシュタイツ、ノースフェイス アルパインライトパンツ
- レインウェア:モンベルトレントフライヤージャケット、モンベルレインダンサーパンツ
- 防寒具①:ユニクロ ウルトラライトダウン
- 防寒具②:ナンガ ダウンパンツ
- シューズ:Endurus Hike Mid GORE-TEX
- 着替え:5-Pocket Light Pants、Tシャツ、もってこタオル
その他携行品
ソーラーパフミニ
今回の登山でもっとも「持ってきて良かった」と思ったのがソーラーパフミニです。軽くて太陽光で充電ができて長く使えて超便利。
取っ手にカラビナを付ければテントの天井部にぶら下げることができて、床置きするよりもテント内が明るくなります。細かい作業をするのでなければ夜のテント内はこれで行動可能です。
その他
- サコッシュ:山と道サコッシュ
- トレッキングポール:ブラックダイヤモンド ディスタンスFL
- ファーストエイドキット:こちらの記事から少し軽量化したもの
- ヘッドライト:PETZL BINDI
- 傘:モンベル U.L.トレッキングアンブレラ
- モバイルバッテリー:RAVPower type-c 26800mAh
- 食材:尾西の白飯・田舎ごはん・五目ごはん、カモシカスポーツの山飯(塩・梅)、モンベルのガパオライスリゾッタ、他味噌汁など
- 行動食:NATURE THINGのエナジーバー
- カトラリー:箸、フォーク、スプーン
- 水筒:プラティパス 2リットル
- モンベルのトイレ、ティッシュ、歯ブラシ、オーラルピース、スーパーのビニール袋(5袋)
以上、ざっくり記事化してみました。
何かご質問等があればコメント欄、もしくはTwitterなどにお願いします。
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