北アルプスなどの標高の高い山域では9月下旬くらいから紅葉が始まります。
今回はこれまで訪れた秋の涸沢の風景を振り返ってみたいと思います。
写真はそれほど進歩していませんが、動画のほうは機材のパワーアップに伴い少しだけクオリティが上がっていきます。(一番パワーアップ?したのは体重です)
2014年の涸沢の紅葉
2014年は登山2年目で涸沢に登るのは初めてでした。
この年の涸沢は木々が見事に色づき、本格的な紅葉登山が初めてだった僕は、目の前に広がる鮮やかな風景に魅了されました。
涸沢ヒュッテで食べたおでんセット、テント場ですごした時間、翌朝のモルゲンロートなど素晴らしい時間をすごすことができ、登山がよりいっそう好きになりました。
そして今回の記事を書くにあたって過去の写真を見ていてたまたま見つけたのですが、右に写っている方ってハチプロダクションの宮田八郎さんのような気が。(違ったらごめんなさい)
宮田さんのブログ「ぼちぼちいこか」やYoutubeに投稿されていた動画(僕の好きな動画へのリンク)が好きでよく見ていたのですが、今年の春に突然耳にした訃報に驚きました。ご冥福をお祈りいたします。
涸沢の動画2014
初めての秋の涸沢登山の直前にキヤノンのEOS Kiss X3からPanasonicのGX7に買い換え、カメラ内の設定でタイムラプスが撮影できるようになったものの、調子に乗って撮りまくっていたらバッテリーがなくなって翌朝からiPhoneでタイムラプス撮影をすることに・・・。
2015年の涸沢の紅葉
2015年は紅葉のピークを迎える前のシルバーウィークに2泊3日で登りました。
この時は珍しくソロではなく、山のお友達を連れ立ってのテント泊登山で、涸沢にテントを設営して2日目に北穂高岳にピストンし、3日目に下山という行程でした。
北穂高山荘のテラスは最高すぎてビールが飲みたくて仕方がなかったのですが、休憩後に涸沢まで下りなくてはならなかったので我慢しました。
ここはいつか小屋泊で再訪したいと思っています。
紅葉は5割程度でしたが、天気も良くモルゲンロートも見ることができて楽しい登山になりました。
2015年は夏休みの裏銀座縦走の大成功もあったりと、これまでの登山のなかでもっとも充実した1年でした。
涸沢の動画2015
この年にGopro HERO5 Blackと電動3軸ジンバルを購入して動画も積極的に撮影するようになりました。
そしてこの登山でGX7のセンサーにゴミ(もしくはキズ)がついてしまい、パナの窓口に持っていってもセンサーユニットごと交換になると言われ、翌年の春に憧れのフルサイズ一眼レフを購入することになります。
2016年の涸沢の紅葉
情報収集しながら「そろそろピークかな?」というタイミングを見計らって登ったのですが、2014年に見たカラフルな涸沢とは違って少々物足りない印象を受けました。
初めての涸沢であればこれでも感動したのかもしれませんが、最初のインパクトが強すぎたせいかこの年の涸沢の紅葉はいまいちな感じでした。
それでも十分綺麗なんですけどね。
涸沢の動画2016
この年からニコンのフルサイズ一眼レフD750を使い始めました。
ブログサイズの写真ではこれまで使っていたGX7との違いはそれほど分かりませんが、撮影した写真を等倍表示した時の解像感は、購入時かなり驚かされました。
タイムラプス撮影した際の写真もすごく綺麗で楽しく編集したことを今でも覚えています。(現在は富士フイルムのAPS-C機「X-T2」を使っています)
2017年の涸沢の紅葉
昨年は一昨年よりも紅葉が良い感じに色づいていました。
涸沢に到着した段階では穂高は雲の中でしたが、昼過ぎくらいから上空の雲の動きが活発化し、あれよあれよという間に晴れました。
涸沢ヒュッテのパノラマ売店も大盛況で長蛇の列ができていました。
そして夜は大量に張られたテントの灯りがとても綺麗でした。
涸沢の動画2017
動画では到着時のどんよりした天気から空が晴れていく様子が確認できると思います。D750の性能のおかげで解像感の高いタイムラプスが撮影出来ました。
2017年は電動3軸ジンバルを新しいものに買い換えて、荷物がかなりコンパクトになりました。
涸沢以外の登山動画もアップしているので興味のある方はチェックしてみてください。
・・・というわけで僕と秋の涸沢についてまとめてみました。
今年も時間が確保できれば紅葉を見に涸沢に行きたいとは思いますが、9月に入ってからというもの週末はいつも微妙な天気・・・。
月末あたりに休みをとって天気の良い日に涸沢まで行ければいいのですが。