上野に出かける機会に何か美味しい昼飯を食べられる場所はないかと食べログで探してみたところ、アメ横のメインストリートから少し外れた御徒町駅のそばに、人気のとんかつ屋があることを知り、行ってみることにした。
山家(やまべ)御徒町店
山家と書いて「やまべ」と読む、山家(やまべ)御徒町店は行列のできるとんかつ屋として有名らしい。僕が訪れた日曜日も13時30分という昼を少し過ぎた時間にも関わらず、外には行列ができていた。
とはいえ、行列も僕を含めて7、8名。
これくらいならそれほど待たないで食べられそうだと思っていたが、店内にも10名ほど座って待つスペースがあることがわかりテンションが下がる。
これはまだまだ時間がかかりそうだなあと思ったが、想像以上に客の回転は早いようで、あれよあれよと列は進み、席に案内された。
このお店の人気メニューはロースかつ定食だが、そうそう来る場所ではないため、上ロースかつ定食を注文してみることにした。
上ロースかつ定食 1,200円。
席に座ってすぐに出てくるのがお茶とお新香。
お茶をすすりながら少し待つと、大盛りのご飯としじみの味噌汁が運ばれてきた。このお店ではご飯はあらかじめ断っておかないと山盛りのご飯が出てくる。
この写真だとイマイチボリューム感が分からないが、隣に座っていた女性はこんもり盛られたご飯の量に驚いていた。
通常の定食屋のご飯の1.5〜2倍くらいはあると思う。
山家の上ロースかつ定食
そして上ロースかつの登場。
キャベツの量が多いため、とんかつがキャベツにもたれかかるような状態になっている。
僕はこれを見て「歩道に乗り上げて駐車している車みたいだな」と思った。
断面はこんな感じ。かなり肉厚で箸で衣の上からぎゅっと押してみると肉汁がじゅわーっと滲み出てきた。
テーブルに置いてあるソースをキャベツとかつにかけて、さっそく頂くことに。
まずはかつを一切れ口に入れる。
衣は薄めでサクサク、分厚い肉は柔らかくてとてもジューシーだった。こんな美味いとんかつは久しぶりに食べたかもしれない。
最初にご飯が運ばれてきたときに、この量を食べきるには一緒に口に入れるとんかつの量をコントロールしないと余ってしまうかもしれないと思っていたが、要らぬ心配だった。
ご飯のボリュームもたいがいだったが、上ロースかつのボリュームもなかなかのものだった。何も考えず、思いのままにバクバク食べた結果、ご飯もかつも片方が不足することなく丁度良い感じに僕の胃袋へ吸い込まれていった。
そしてもともと出ている僕の腹はよりパンパンに膨らんでいた。
こんな分厚くて美味しい国産豚のとんかつ定食が1,200円って安すぎなんじゃないだろうかと思ったが、テキパキと効率よく動く店員さんたちと、客の回転の速さも一役買っているのかもしれない。
御徒町にはアートスポーツという登山用品を扱うお店があるため、時々訪れるのだが、これまで僕はこの辺で食事をしようと思ったら、ラーメン花田の一択だったが、今回の昼食で選択肢がひとつ増えた。
山家(やまべ)御徒町店の場所
JR御徒町駅から徒歩2分、上野駅からだと徒歩6分くらい。
アメ横で買い物をした際にお腹が空いたらぜひ立ち寄ってみてほしい。
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