はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

東京23区最高峰の山「愛宕山(あたごやま)」に登ってきました

東京都の最高峰と言えば「雲取山」ですが、東京23区の最高峰の山は?と聞かれて即答できる方は少ないのではないでしょうか?

先日購入した以下の書籍で東京23区最高峰の山を知り、興味がわいたので日曜日に登ってきました。

ただ、23区最高峰とはいえ標高の低い山なので、愛宕山をゴール地点に設定して、周辺の観光地を歩いてまわることにしました。

浜離宮庭園の菜の花 

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まずはJR新橋駅から浜離宮庭園まで徒歩で移動します。

桜はまだまだこれからな感じです。

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そして目的はここ。

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天気は薄曇りで微妙な感じでしたが、一面に広がる菜の花はとても綺麗でした。

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蜂は体中に花粉を付けて飛び回っていました。

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これはヒヨドリでしょうか?

飛んできては菜の花を食べていました。

こういう野鳥を見ていると望遠レンズが欲しくなりますね。

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カメラ女子。

浜離宮庭園から愛宕山は遠すぎるので、いったん最寄り駅の大江戸線の汐留駅から、赤羽橋駅まで移動します。

標高22mの芝丸山へ

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芝丸山は芝公園内にある標高22mの山です。

赤羽橋駅から東京タワーを背に少し歩いたところに入口がありました。

12:07 登山開始。

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12:10 登頂。

登山を初めて数年が経ちますが、こんなに早く山頂に到着したのは初めてかもしれません。3分で登れました。

山頂付近には伊能忠敬碑がありました。

増上寺のしだれ桜は見頃でした

 

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標高22mの芝丸山は登りも下りもあっという間です。

次の目的地へ向かう前に増上寺に寄り道することにしました。

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増上寺の境内にはしだれ桜が花を咲かせていました。

空が青空だったらもう少し写真も映えたと思うのですが・・・。東京タワーも展望フロアの外側が回収中のようで色々と残念な感じです。

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もう満開に近い感じです。

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寄り道はこの辺にして次に向かいます。

今回の目的地は愛宕山ですが、実は購入した書籍の中にあった「東京アルプス」という縦走路を歩いているのです。

この東京アルプスルートの次の目的地は東京タワーのすぐそばにある標高20mの紅葉山でしたが、どうやら公園内が工事中らしく入ることができませんでした。

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そして次の目的地の東京タワーも入場券購入の行列がすごいためパス・・・。

結局、計画していた東京アルプス縦走は満足に歩けないまま終わりを迎えることになりました。

東京23区最高峰の山「愛宕山」へ

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東京タワーから少し歩いたところにある東京23区最高峰の山「愛宕山」は、一般的には愛宕神社として認知されています。

新宿にある箱根山は標高44.6mと、愛宕山よりも高い山ではありますが、人造の山で自然地形ではありませんので、愛宕山が23区内でもっとも高い山ということでカウントされているそうです。

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そして愛宕神社で有名なのが「出世の石段」と呼ばれる急こう配の石段です。

出世の石段については愛宕神社の「愛宕神社トリビア」をご覧ください。

www.atago-jinja.com

傾斜角37度の86の石段は登りごたえがあります。

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登り切ったところから撮影。

滑って転んだら下まで転げ落ちてしまいそう。

さすがに途中で振り返ることはできませんでしたし、転んだら元も子もないと思い、手すりにつかまりながら登りました^^;

ちなみに芝丸山と同様に3分ほどで登頂できました。

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無事に愛宕神社に到着しました。

ここまで来ておきながら、愛宕山の三角点を撮り忘れてしまいました。愛宕山の三角点は普段は蓋をされて地面に隠れているため、従業員の方にお願いして開けてもらう必要があるとネットに書いてあったので、そのつもりでいたのですが、到着するまでの間に失念してしまいました。

山に見えない山に登ったという唯一の証明なのに・・・なんたる不覚。

こんなことでは出世の石段を登ってもこれ以上の出世は難しそうです。

 

愛宕神社のすぐ隣にはNHK放送博物館が建っています。せっかくなので立ち寄ってみることにしました。

NHK放送博物館

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ここは特に期待していなかったのですが、思いのほか面白かったです。

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色々なものが展示されている関係上、基本的に写真撮影はNGです。

写真の撮影が可能な展示物に関しては上の写真の左側のような掲示がされています。

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テレビの放送スタジオを模したスペースがあって、天気予報のタッチパネルを体験したり、隣のスタジオではブルーバックの前でテレビに映る自分をモニターで見ながら背景を合成してもらえることができます。

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そして懐かしいキャラクターたちも展示されていました。

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若干薄暗かったので、こういう雰囲気が苦手な方は「おかあさんといっしょ」のほうがいいかもしれません。

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昭和の家庭の居間を再現した展示もあります。(中には入れません)

その他、撮影できなかったので写真はありませんが、映像ライブラリーコーナーや図書コーナーなどもあって、そこでしか見ることのできない情報が沢山保管されていました。

まとめ

今回は色々と寄り道しながら愛宕山に登りました。

というか標高が低すぎて時間を持て余してしまうので、愛宕山に登る前に色々と寄り道してから登りました。

東京にはまだまだ多くの低山があるようなので、出かけたついでに少しずつ攻略していきたいと思います。

ちなみに「東京まちなか超低山」の本は、イラストと文章のみの読み物的な内容になっているので、写真や詳細データを求めている方にはおすすめできませんのでご注意ください。

気になる方は書店の登山コーナーへ。