はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

かすみがうらマラソンでサブ4を狙うも肉離れで撃沈

2023年4月16日に行われた「かすみがうらマラソン 2023」に参加してきました。

42.195kmのフルマラソンを走るのは3月5日に行われた東京マラソン以来の2回目になります。

前回はスタート直後の混雑やトイレの待ち時間、終盤の失速などもあって4時間13分という結果に終わりましたが、それなりに手ごたえを感じたので、今回は4時間切りを達成してマラソンシーズンを終えたいと考えていました。

…というわけで東京マラソンから約1ヶ月半、練習の成果を確認すべく大会会場の「茨城県土浦市川口運動公園J:COMフィールド土浦」に向かいました。

出発

自宅の最寄駅から上野に向かい、上野駅から特急「ときわ35号」に乗り換えて土浦へ…とスムーズに移動するはずが、乗り換えの上野駅でホームを間違えてダッシュで移動して発車直前にギリギリ乗り込むというハプニング?が発生。

これに乗り遅れたらスタートに間に合わない…と思いながら一番端の16番ホームまで猛ダッシュしました。

土浦駅に到着

土浦駅に到着すると大勢の乗客が下車していきます。

駅のトイレは長蛇の列。

駅構内には「トイレで着替えるな、会場に行って着替えろ」的なアナウンスが延々と流れていました。

大会会場に到着

土浦駅から大会会場の茨城県土浦市川口運動公園J:COMフィールド土浦は徒歩10分程度。目的地が同じ方々がぞろぞろと列をなして歩いているので迷子になる心配はありません。

途中のファミリーマートで塩おにぎりと水を買い、外のベンチで食べ、コンビニのトイレをお借りして用を足しました。

その後は会場の更衣室で着替えて、手荷物を預けて第2ウェーブのスタート地点に移動しました。今回のレースは第1ウェーブから第4ウェーブまでスタートが区切られていて、9時45分からそれぞれ5分おきにスタートします。

スタート!

…というわけで第1ウェーブから5分遅れてスタート!

東京マラソンほどではありませんが、大勢で一斉に走り出していく光景はなかなか迫力があります。

最初の1kmは走る速度が異なる人たちが入り混じって走るので、ペースを上げるのが難しいですが、1km過ぎくらいからランナー間のスペースに多少の余裕が出てくるので、追い抜いたり追い抜かれたりしながら自分のペースに落ち着いて行きます。

かすみがうらマラソンのコースは、序盤のアップダウンを経てハーフを越えたあたりのところから霞ヶ浦が見える開けた景色を走っていく、スタートとゴールが同一の周回コースになっています。

いい感じのペースで入ることができた

僕はサブ4(4時間切り)を目指していたので、今回は1km当たり5分30秒くらいのペースで行けるところまで行く…というプランを立てました。

前回の東京マラソンでも同じようなペースで走れていましたし、今日までそのための練習を積んできました。

序盤のアップダウンも難なく対応

心配していた序盤のアップダウンもスタート直後の高揚感と他のランナー達の流れに乗って難なくクリアすることができました。

ところが…

18km地点で右足ふくらはぎに異変が…

18kmを越えたあたりのところで突如右足のふくらはぎに痛みが走りました。

以前になった左足ふくらはぎの肉離れと同じようなビキっとした痛みが右足に走りました。最初は足攣りかな?と思いましたが、立ち止まったりゆっくり歩いても痛みが引きません。

途中棄権を考えながら歩く

フルマラソンは42.195km。

僕の現在位置は18km過ぎ。

約24kmをこの状態で制限時間内に移動できるのだろうか?そして歩いて移動する意味は…と途中棄権することを考えながらトボトボと歩きました。

走ってみる

痛みは一向に引く気配がありませんが、とりあえず我慢できる範囲で走り出してみたところ、ある程度スピードに乗るとふくらはぎに負荷がかからず痛みを感じずに走れることが分かりました。

これはいける!と気持ちを持ち直して再出発。

再びレースペースで走り出すことに成功しました。

5kmほど走って再び失速

このまま立ち止まらずに走り続けられればある程度のタイムでゴールできるのでは?と思いながら走っていましたが、5kmほど進んだところで給水のために減速したところ、再び「イテテテ…」と動けなくなっていまいました。

やはり減速は禁物だったようです。

その後はほぼ歩き

その後も同じように走りだそうとしますが、肉離れを起こした右足ふくらはぎの状態は徐々に悪化しているようで、ペースを上げることができなくなってしまいました。

ここで完全に心が折れました。

じりじりと照り付ける太陽の下、遠方に見える霞ヶ浦を眺めながらトボトボと歩きます。

手元の時計を見ながら今の状態で移動した場合、どのくらいのタイムでゴールできるかを確認したところ、ラスト1kmを頑張ればギリギリ5時間を切れることが分かりました。

4時間台を死守せよ!

…というわけで、41km地点を通過したところから気合を入れ直して走り出します。

右足ふくらはぎの痛みをカバーしながら体を動かし続けたことにより酷い全身疲労状態になっていますが、あと1kmだけだから!と自分に言い聞かせてゴールに向かいました。

そして…

ゴール

ギリギリ4時間台でゴールすることができました。

タイムは4時間59分。

当初目指していたタイムよりも1時間遅いゴールになってしまいましたが、負傷した状態でここまでやれたという違った満足感がありました。

ゴール後はゼッケンに付いていた計測タグを返却し、ポカリスエットと参加賞のお土産を頂き、更衣室で着替えて土浦駅に向かいました。

負傷した右足ふくらはぎはゴールして安心したのか、より悪化したのか分かりませんが、着替えた後くらいから少しでも体重を乗せると激痛を発するという、あるべき状態になっていました…。

終わりに

想定外の負傷で目標としていたフルマラソン4時間切りはなりませんでした。

それなりに準備してきたつもりでしたが悔しい結果に終わりました。

次のレースは11月の富山マラソンの予定なので、しっかり怪我を治してたっぷりある時間を有効に使って今回の悔しい結果にリベンジしたいと思います。