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はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

箱根の明神ヶ岳に登って富士山を見てきました

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僕は山に登る時は雨の日を極力避けているので、登山を予定していても天気予報が雨の場合は中止します。

このような基準で山登りをしていると、直前で予定を中止したり、前日に思い立って出かけたりと、誰かと約束して山に行くことがなかなかできません。

したがって1年のうちの殆どが一人で山に登る単独行となります。

あれこれ企画したり調整したりするよりも、一人で出かけるのが楽だからという点も単独行が増えてしまう理由かもしれません。

こんな感じなので、同僚・友人・知人などと登るグループ登山は年に数回程度なのですが、そんな数回のうちの1回目が早くも開催されました。

公共交通機関を使った登山計画

話の流れで「たまにはみんなで登りましょう」ということになり、時々集まる面子を中心に登山の企画が立ち上がりました。

普段から車で目的地まで移動することが多い僕は、たまには運転しないで済む山行にしたいなと思い、以下の項目をテーマにして登る山とルートを考えてみることにしました。 

  • 公共交通機関を使って出発地点まで移動できること
  • 展望が良いこと
  • 初心者でも日が暮れるまでに下山できること

色々検討した結果、箱根の明神ヶ岳に登ろうということになりました。

明神ヶ岳は、神奈川県の南足柄市と箱根町の境にある山で、標高は1,169mとそれほど高い山ではありませんが、山頂からの展望が良いため、季節を問わず登山者が訪れます。

明神ヶ岳へのルートは幾つかありますが、せっかく公共交通機関を使って現地まで移動するのだから、こういう時にしか歩けないルートを歩こうと考え、スタート地点とゴール地点が異なる「プチ縦走」を計画しました。

 

大雄山駅から登山口のある最乗寺へ

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当日は朝の8時に大雄山駅に集合です。

横浜方面から小田原駅まで東海道線で移動し、そこから伊豆箱根鉄道大雄山線に乗り換え、終点の大雄山駅に到着したのが7時45分。

全員集まったところで駅の隣にあるバスターミナルまで移動して8時13分発のバスに乗って最乗寺へ移動します。

バスを下車して少し歩くとトイレ(洋式)があるので、そこで準備を整えて出発です。

 

最乗寺から見晴屋まで

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お寺の脇から明神ヶ岳へ向かう登山道が始まります。

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しばらく斜度のある階段が続きますが、それを登りきると登山道らしくなってきます。

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最乗寺に到着した時点で、周囲にはちらほらと雪が残っていましたが、先に進めば進むほど雪の量が増えてきます。

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道路を何度か通り過ぎ、じわじわと高度を上げて行きます。

時々すごい段差があって歩きづらい箇所もありますが、全体的になだらかで歩き易い道が続きます。

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9:30 出発して1時間ほどで明神ヶ岳見晴小屋に到着しました。

小屋は見てお分かりの通り小屋として存在しているだけで、それ以上でもそれ以下でもありません。

写真を拡大して見てもらえれば小屋の状況が理解できると思います。

見晴しについては「まあまあ」といったところ。

トイレはありません。

 

徐々に見えてくる絶景

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見晴小屋を後にしてどんどん登ります。 

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見晴らし小屋から30分ほど歩くと神明水という水場に到着します。

この水場から先は歩けば歩くほど見事な景色が広がる絶景地帯でした。

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ご覧の通り、眼下には小田原の街が見え、江ノ島方面まで海岸線を見渡すことができます。

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右側に小さく見える島のようなところが江ノ島です。

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視線を少し左に移すと、遥か遠くに見覚えのある建造物らしきものが見えます。

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等倍表示させた写真の一部を切り取ってみました。

写真中央にスカイツリーらしきものが見えます。

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海側に視界を少し戻すと、ランドマークタワーと横浜ベイブリッジが見えます。

 

冬は空気が澄んでいて遠くの景色までよく見えると言いますが、まさかこれほど遠くまで目視できるとは思いませんでした。

 

徐々に雪深くなり不安になる僕

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低山だから雪なんて山頂直下くらいだろうと思っていましたが考えが甘かったようです。

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想像以上に雪深くなり、アイゼンを付けるかどうか迷いましたが、雪が比較的柔らかく、凍りついた箇所がなかったため、ノーアイゼンで問題なく歩くことができました。

ただ、毎回このようなコンディションとは限りません。

掲載している写真だけを見ると緩斜面ばかりのように見えますが、ルート上には急な斜面が結構ありました。

もしそういったところに積もった雪が固くなっていたり、アイスバーンになっていたりすると、アイゼンなしでは登れませんので、軽アイゼンやチェーンスパイクは必ず携行するようにしてください。

 

最後の急登を登り明神ヶ岳の山頂へ

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このままゆっくり登って山頂に着くのかなと思っていたら、最後の最後でなかなかの急登が待ち受けていました。

泥あり雪ありで最後の難関といった感じです。

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雪に足を取られないように慎重に足を運び、無事に登りきると、明神ヶ岳山頂と宮城野へ降りる分岐に到着します。

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目の前に大涌谷が飛び込んできました。 

もくもくと白い煙が吹き上がっています。

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後ろを向けば、さっき見た時以上の眺めの良い景色が広がっています。 

そしてここから歩いてすぐの所に明神ヶ岳の山頂があります。

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11:30 明神ヶ岳の山頂に到着です。

最乗寺を出発したのが8:30くらいでしたので、山頂まで休憩込みで約3時間といったところでしょうか。

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山頂からはご覧の通り富士山がバッチリ見えます。

金時山からの富士山も素敵でしたが、明神ヶ岳から見る富士山もかなり良いです。

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よく見えないかもしれませんが、富士山の右奥には南アルプスの山々が見えます。

そして富士山の手前にあるこんもりとした山が金時山です。

僕が登山を趣味にすると決めた山でもあります。

 

山頂で昼食をとり下山

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山頂では同行者が持ってきた様々な食材をみんなで調理して美味しく頂きました。

一人で登る時はお湯で戻したり、温めたりする質素な食材ばかりなので、たまにはこういうのも悪くないなと思いました。

明神ヶ岳の山頂は、比較的平らで広々としているので、休憩場所には困らないと思います。なんだかんだで山頂には2時間ほど滞在していました(笑)

 

腹も満たされたところで下山します。

今回はプチ縦走ということで、登ってきた道を戻るのではなく、別の場所へ向かって山を下ります。

金時山まで歩いて下山するコースも楽しそうですが、コースタイムがだいぶ長くなりそうなので、冬以外の季節で機会があれば挑戦してみたいと思います。

 

ドロドロの登山道を滑って転ばないように慎重に歩き、2時間ほどで宮城野という場所に下山しました。(途中にある明星ヶ岳は展望がイマイチらしいのでパスしました)

 

下山後は宮城野からバスで強羅まで移動するはずでしたが、丁度良い時刻のバスがないため、そのまま箱根湯本行きのバスに乗ることにしました。

当初は箱根のどこかで温泉でも入って・・・と考えていたのですが、みんな疲れ切ってしまっていてそれどころではありませんでした。

結局、小田原駅で解散して、僕は帰る方向が同じ同僚と駅で軽く食べて飲んで帰路につきました。

 

1月に登った塔ノ岳の時も感じましたが、まだまだ鍛え方が足りないようです。

夏までにもう少し足を鍛えて登山用の体を作りたいと思います。

 

最乗寺までのアクセス

今回歩いたコースのスタート地点である最乗寺へは、箱根登山鉄道大雄山線「大雄山駅」からバスで移動します。 

駅で待ち合わせをする場合は8時集合くらいにすると、隣のバスセンターを8時14分くらいに出発するバスに乗ることができます。

バスを下車してお寺の方に歩いて行くと、明神ヶ岳へ向かう方向を示した立て札があるので、左方向へ進みます。

左へ行くとすぐにトイレがあるので、ここで用を足して出発の準備をしましょう。

ここから先は下山するまでトイレがありませんので複数人で行く際は事前に周知しておきましょう。

 

宮城野からのバスについて

関東方面に戻る方は小田原行や箱根湯本行のバスに乗ります。

日曜・祝日だと道路が渋滞する場合があるので、バスの運転手に確認して渋滞しているようであれば、箱根登山鉄道の最寄りで下車して電車に乗ったほうがお金は多少かかりますが早く帰ることができます。

 

明神ヶ岳に登る際の注意点

軽アイゼンやチェーンスパイクを携行してください

記事の途中でも書きましたが、冬場は低山でも雪が積もります。

軽アイゼンやチェーンスパイクは必ず携行するようにしてください。

詳細地図を持っていない方は必ず用意しておきましょう 

山と高原地図はスマホアプリで買うと、GPSで現在位置を確認しながら歩くことができて便利ですが、もしもの時に備えて紙の地図も用意しておきましょう。

僕はいつも両方買ってます。