はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

ここ1年くらいで発生した体の故障とそれに伴い買ったものなど

お久しぶりです。

長らくブログを更新していませんでしたが、普通に生きており割と元気です。

日々の日記のほうは別のブログに結構な頻度で書いていますが、メインのブログは久しぶりすぎて何を書けばよいのかといった感じで少々戸惑っています。

今年は体の故障に悩まされた(といっても大半が自分のせいなのですが)1年だったので、それらについてまとめた記事を書いてみることにしました。

40代後半のオッサンのここ最近の不調具合に興味がある方はご覧ください。

昨年の夏頃から足裏の足底腱膜炎に悩まされる

山から下山する際に膝痛が出たり、太ももの筋肉を酷使しすぎて足がガクガクになったりするのはいつものことですが、昨年の夏くらいから下山後に足の裏が痛くなるケースが時々ありました。

しばらく放っておくと治るので、あまり気にしていませんでしたが、自分を撮影した登山動画を見てあることに気が付きました。

www.youtube.com

僕の登山動画では後ろ姿を自撮りしたシーンが結構ありますが、どの映像も上の写真のように接地した足が回内していて、これが時々発生する膝痛や足裏の痛みの原因なのではないかと推測しました。

足が回内するのであればインソールのアーチサポートで支えてしまえば解決なのでは?と思い、登山用品店でよく見る緑色のアレを購入しました。

スーパーフィートのグリーンを購入

スーパーフィートは2セット購入して、ひとつは登山で使う用、そしてもうひとつは仕事に履いていく靴に入れて普段から足を慣らさせる用として使うことにしました。

普段から使うことで正しい足運びができるように…と期待していましたが、使っているうちに足の土踏まずの痛みが悪化してしまいました。

もしかしたらインソールの固い土踏まずのアーチサポートに回内した際の足の加重で土踏まずを必要以上に圧迫してしまったのかもしれません。

悪化していく足裏とその後

足裏に違和感が出たところで使うのをやめましたが、これまで登山の後に症状が出るくらいだった足底腱膜炎の症状が慢性的に出るようになってしまい、歩くのが結構大変な状態になってしまいました。

しばらく歩いていると足裏が慣れてきて痛みを感じなくなるのですが、椅子に座って仕事をしたり休憩したりしばらく静止した状態が続くと、動き初めの際に結構な痛みが出る…といった状態がしばらく続きました。

その後は別のインソールを試したり、インソールを使わなかったりと色々試しましたが症状は改善せず、最後にこれがダメなら整形外科に受診しようと思って購入したスーパーフィートのペインリリーフが主張の少ない丁度良いサポート感で仕事用の靴にマッチしました。

いきなり症状が消えるわけではありませんが、徐々に良くなっている実感は得られました。そして1ヶ月ほどして回復の兆しが見えてきました。

元旦に塔ノ岳に登ってから長い間山から遠ざかっていましたが、4月に入ってからハイキングや日帰りの軽めの登山などを再開しました。

4月は鎌倉のハイキングコースを、5月は八ヶ岳のにゅうに、6月は北岳にテント泊で登りましたが、やはり足に疲労が蓄積すると痛みが出てしまうようで、良くはなってきているものの完治はしていない…という状態が続きました。

もう大丈夫だな、と思えるようになったのが7月中旬以降だったと思うので、昨年後半から半年以上は足裏の痛みに悩まされていたことになります。

今も足を酷使すると足裏に同様の症状が軽めに出る時がありますが、前のような酷い状態にはならないので大丈夫かなと…。

ちなみにスーパーフィートのペインリリーフは今も愛用しています。

そして肝心の足の回内についてですが、まだ自分の後ろ姿を撮影できていないので、その辺りは次の登山あたりで…。

ランニングを始めてグロインペイン症候群になる

足底腱膜炎の症状も落ち着いたので登山を再開したいところでしたが、休みと天気の折り合いがなかなかつかず、また「直前になって行く気がなくなる病」が発症してなかなか山に行けず…。(これについては登山のまとめ記事で触れる予定)

そんなときテレビで放映されたTJAR(トランスジャパンアルプスレース)を見て「僕よりも年上のオッサンたちが歯を食いしばっているのに呑気にビールを飲んでいる場合ではない!」と、朝のウォーキングをランニングに切り替える決意をしました。

朝のウォーキングは足底腱膜炎の症状が改善してきた7月上旬から再開していて、8月に入る頃にはコースの所々で軽く走るくらいまでになっていましたが、これを本格的なランニングに切り替えて走る時間と距離を伸ばしていくことにしました。

8月下旬には厚底カーボンのランニング用シューズを買って、走る距離とスピードが少しずつ伸びて走力アップを実感していたのですが…。

10月上旬のある日。

走ったあとに股関節というか腹筋の最下部、正確には左鼠径部にあたる部分が張ってしまい、歩いたり咳やくしゃみをしただけでも痛みが出てしまうようになりました。

メタボ体型のランニング初心者なのに8月に120km、9月に148kmと少し走りすぎたのが原因かもしれません。

その後2週間ほど走るのを休んでみましたが、走るとすぐに再発するといった状況に…。

ネットで色々調べてみるとこの症状はグロインペイン症候群というものらしく、完治させるのがなかなか大変なものらしいことが分かりました。

その後はしばらくウォーキングに切り替え、厚底カーボンのシューズは封印し、クッション性の高いHOKAのシューズ「Clifton 8 Wide」を導入しました。

そして痛みが出るようになってからは、運動前後や寝る前などに股関節周りの柔軟やストレッチなどを入念に行うなど体のケアにも気を遣うようになりました。

そんなこんなでいつものコースを歩きつつ、痛みの具合を見ながら所々で走ったり…というのを繰り返しているうちに、ゆっくりなら前ほど痛みを感じずに走れるようになってきました。

11月の走行距離は100kmほど。

年明けに予定していた10マイルのマラソンくらいなら少なくとも完走はできそうだな、と気持ちが前向きになり始めたところでしたが…。

左足ふくらはぎの肉離れ

11月下旬の土曜日の仕事帰り。

目の前の信号が点滅したので慌てて駆け出そうとした瞬間に左足ふくらはぎに「ビキッ」と激痛が走りました。

肉離れ…と瞬間的に理解しました。

当日は歩くのもままらならない状態でしたが、翌日にはある程度は歩けるまで回復し、翌週の日曜日には鎌倉のハイキングコースを歩き、その週の平日には軽く走ったりと完全に油断していたところで再び痛い目に遭います。

12月8日の朝。

部屋の段差を降りる際に左足のつま先から着地したところ、左足ふくらはぎに電撃が走りました。11月下旬に食らった痛みとは比較にならない強い痛みです。

もうすぐ治ると思っていたところでまさかの再発。

しかも前よりも酷い状態に…。

肉離れにの状態には軽度のものから重度のものまでさまざまで、僕は勝手に軽傷だと思って油断していましたが、そうではなかったようです。

…というわけで翌日には歩けるようになっていた前回とは異なり、今回は5日後くらいになってようやく普通に歩けるようになったかな…といった感じで完治までだいぶかかりそうな雰囲気です。

年明けくらいには走れるくらいには回復しているとは思いますが、1月中旬と下旬にエントリーしていたマラソン大会はちょっと厳しいかもしれないですね。

とりあえずは3月に出走予定の東京マラソンを目標に頑張りたいと思います。

 

…というわけで40代後半のオッサンの故障にまつわるお話でした。

昨年9月にはぎっくり腰になっていますし、40代後半になってくると色々なところにガタが出てきますね。

www.haradesugi.com

今年はこんな有様だったので登山にもなかなか行けずに不完全燃焼な1年になりましたが、来年は体のメンテナンスや運動前後のケアなどをしっかり行って、故障のない1年にしたいと思います。