新型コロナウイルスの影響で外食をほぼしなくなり、スーパーの総菜やコンビニ弁当などを購入する頻度が増えてきました。
しばらくはそれで成立はしていたのですが、毎日それだとさすがに飽きてくるので、先月末くらいから自炊を織り交ぜて食事のバリエーションを増やすことにしました。
しかし一人で食べられる丁度良いレシピを探して材料を調達して・・・みたいな作業が結構面倒で自炊がなかなか続きません。
そこで以前から気になっていたシャープのホットクックを購入してみることにしました。
KN-HW10E-Wを選んだ理由
ホットクックと言えば勝間和代さんが有名で、自身のブログでレシピや時短料理など様々な情報を発信されています。(書籍も出ています)そういった記事に感化されてホットクックの購入を検討した時期が以前にあったのですが、家電量販店で想像していたよりも大きい実機を見て「これはうちの台所には置けないな・・・」と、購入を見送った過去があります。
そんなホットクックですが、1~2人用の小型サイズ(KN-HW10E)が発売されていることを最近知り、ネット上での評判も悪くなさそうなので購入しました。
色は自宅の冷蔵庫やレンジに合わせて白を選びました。
ホットクック KN-HW10E-Wの外観
箱から出した外観はこんな感じ。
正面から見るとコンパクトに見えますが、割と奥行きがあります。
サイズ感は「少し高さのある炊飯器」みたいな感じです。
蓋部分に液晶画面と各種ボタンが配置されています。
本体のボタンを押すと蓋が開きます。
中は取り外し可能なトレイが入っていてメニューによっては2品同時に調理することができます。
蓋の裏側にはかき混ぜ用のパーツを取り付けられるようになっています。
台所に設置してみました。
奥にあるティファールの電気ケトルと比較してもらうとサイズ感が分かるかも。
設置後は電源を入れて事前にインストールしておいたスマホのアプリ経由でホットクックを自宅のWi-Fiに接続します。これでスマホ経由でメニューを送ったり操作したりすることができるようになります。
その後アプリに家電を登録する必要があるのですが、アプリの調子が悪いのか登録の段階でエラーが出てしまい一向に進まないので諦めました。(そのうち再挑戦する予定)
ホットクック KN-HW10E-Wで作った料理
ではホットクックで作ったものを紹介していきます。
公開されているメニューを物色して良さそうなメニューの食材をスーパーで購入してきました。
チキンと野菜のカレー(無水カレー)
購入後最初の1品はチキンと野菜のカレーです。
玉ねぎとセロリをみじん切り。
角切りしたトマトを容器に投入し、
玉ねぎ、セロリ、鳥の手羽元、カレールウ、すりおろしたにんにくとしょうがを入れて蓋を締めてメニューの調理番号を選んで「スタート」を押します。
調理時間は70分。
あとは時間まで放置です。
調理が終了しました。
野菜の水分だけで作っただけあって、ドロッとした良い感じのカレーに仕上がりました。
味はカレールウに依存している部分もあるかもしれませんが、なかなかの出来栄えです。野菜はほぼ溶けてトマトの皮が少し目視できる程度で、手羽元はスプーンで肉が楽々取れるくらいに火が通っています。
皿にご飯を盛りすぎましたがペロリでした。
1回の調理で2人分作れるので、このカレーは保温しておいて翌朝食べきりました。
白菜と豚バラの重ね煮
次に作ったのは白菜と豚バラの重ね煮です。
いわゆる白菜と豚バラのミルフィーユ鍋みたいな感じの料理です。
白菜と豚バラを塩コショウしながら交互に重ねていき、全部重ねたところで5cm間隔くらいで包丁を入れて、容器に詰め込んでいきます。
容器の面に豚バラがくると焦げ付く場合があるようなので、なるべく白菜が外側にくるように意識して詰め込みました。
最後にコンソメの顆粒をパラパラとかけて蓋を締めてメニューの調理番号を選択して「スタート」を押します。(水は入れません)
30分後に完成です。
出来上がってさあ食べようかという段階でポン酢がないことに気が付いたので、味が薄かったら醤油でもかけるか・・・と何もつけないまま食べてみましたが、塩コショウとコンソメの下味で十分美味しく仕上がっていて、ビールを飲みながらあっという間に食べきってしまいました。
鶏むね肉の低温調理
鶏むね肉の低温調理といえば、鍋の水温を一定に保って調理ができるボニークのような調理器具が頭に浮かびますが、ホットクックでも同じことができます。
ジップロックに塩コショウをまぶした鶏むね肉、ネギの緑の部分、ごま油などを入れてもみほぐします。
今回は70度1時間の設定で調理してみました。
中まで火が通っていることを確認してからスライスしていきます。
みじん切りしたネギで作ったソースをかけて完成。
低温調理した鶏むね肉はパサパサ感が全くなく、とてもジューシーで美味しく仕上がっていました。これなら味付けを変えてしばらく鶏むね肉を食べ続けることができそうです。
サッポロ一番塩ラーメンに入れて食べてみましたが、塩ラーメンにも合いますね。
厚切りステーキの低温調理
最後にステーキです。
スーパーで厚切りのステーキを買ってきました。
ジップロックに入れて水を張った容器に入れます。
57度で1時間の設定で調理開始。
調理完了後はフライパンで焼きます。
両面を焼いてうま味を閉じ込めます。
「宮のたれ」をかけて頂きました。
あまりの美味さに250gくらいのステーキがあっという間になくなりました。
厚めにカットされたステーキは、火加減が難しそうで上手に焼ける気がしなくて敬遠していましたが、ホットクックなら安全で美味しく調理ができるので、今後も財布に余裕がある時は積極的に食べていこうと思いました。
まとめ
以上、購入したホットクックと、購入後3日間で作った料理の紹介でした。
料理の出来上がりの質が高く、本体の手入れもそれほど面倒ではないので、今後も色々なメニューを試して、バリエーションのある食生活にシフトしていければと思っています。