CP+2024に行ってきました。
CP+はパシフィコ横浜で開催される写真やカメラに関連した商品・サービスの展示会です。
事前登録(無料)が必要なので今年も登録して…とサイトを見に行くと「インフルエンサー登録はこちら!」というバナーを発見しました。
CP+は毎回初日のみ10:00~12:00をプレス・VIP招待者のみの先行入場という形で運営していましたが、今回はインフルエンサーもそこに混ぜてもらえるとのこと。
僕はインフルエンサーではありませんが、混雑を避けて入場できるのであれば登録したい!…ということで、駄目でもともと精神で申請してみたところ、何故か審査に通ってしまい選考入場権をゲットすることができました。
といわけで初日の2月22日木曜日、仕事を休んでパシフィコ横浜に行ってきました。
※CP+は来場登録(無料)が必要です
※2024.2.25 ニコンとキヤノンに写真とテキストを追加しました
午前10時を少し過ぎたところで会場に到着。
事前に印刷しておいた入場証を首からぶら下げ、入口でQRコードを読み取ってもらい入場します。
一般入場よりも2時間ほど早く会場に入ったわけですが、すでに結構な人たちが入場していました。首からぶら下げた入場証に目を向けると、殆どのひとが「VIP」で、インフルエンサーと書かれた入場証をぶら下げている人があまり見当たりません。
インフルエンサーはいずこ…。
SONY
入口を入って直進した突き当りがソニーブースになります。
3大カメラメーカー(ソニー・ニコン・キヤノン)の中で床面積が最も広く、タッチ&トライのカメラの台数も多かったです。
最新機のα9IIIは全部で5台設置されており、他にもα1やα7R4、α7C2やα7CR、APS-C機など多種多様なカメラ本体が用意されていました。
レンズは各種GMレンズを始め様々なレンズを試すことができます。
タッチ&トライの被写体は、モデル・ダンス・BMX・フェンシングとポートレートから動体まで様々で、一定時間で入れ替わるので「カメラの順番は回ってきたけど被写体がいない…」みたいなことは殆どないと思います。
SDカードを持って行けば撮った写真を持ち帰れるので、高根の花の最新鋭機材で撮影を楽しんで、自宅に帰ったあとはPCでじっくり余韻を味わうことができます。
FE 24-50mm F2.8 G(SEL2450G)+α7 IV
2024年5月17日発売予定のFE 24-50mm F2.8 G(SEL2450G)。
軽量でコンパクトで普段使いに必要十分な焦点距離。
これは売れそう。
FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)+α9III
レンズと本体で100万円を超える(価格.com調べ)、一生手が出ない・出せない機材もCP+なら少し並ぶだけでお試し可能です。
α9IIIで撮るなら動体ですが、タイミングが悪くポートレートの時間帯でした。
緩やかに動くモデルさんをカメラがズバババババと記録していきます(殆ど同じ写真)。あまりの連射性能に何が起きているか一瞬分かりませんでした。
※α9IIIは1回の使用につき5分間の時間制限があります
FE 50mm F1.2 GM(SEL50F12GM)+α1
こちらもレンズと本体で100万円を超える(価格.com調べ)α1と50mmのGMレンズの組み合わせ。
α9IIIと同様にこちらも一生手にすることのない機材の組み合わせです。
激しく動き回るブレイクダンサーの方々もこのセットで撮りました。
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(SEL100400GM)+α7 IV
望遠コーナーにもお邪魔しました。
こちらは階段を上るまえにスタッフの方に希望の機材があるかどうかを伝えて、無い場合は空いている適当なところに案内されます。
希望無しを伝えた僕はFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSがついたカメラのスペースを案内されました。
…というわけでソニーブースは他を回りながら何回か立ち寄って、空いているカメラを使って色々撮らせてもらいました。
ソニーブースは割とすぐにカメラが使えて、かつ被写体が常にいるのでお勧めです。
NIKON
ニコンは前から密かに気になっているZfを少し触ってきました。
あとPlenaを見るのを忘れていたので会期中にもう1回行けそうなら忘れずに…。
NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena
ニコンブースでNIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plenaを試すのを忘れていたので、最終日に開場と同時にニコンブースに直行してZ8とPlenaのセットでの撮影を体験させてもらいました。
ボケがまん丸でレモンになっているものが殆どない素晴らしいレンズでした。
ずっと開放で撮っていたいレンズだと思いました。
唯一の難点は「高すぎて買えない」ですね…。
富士フイルム
富士フイルムといえば最近発表になったFUJIFILM X100VIが話題で、ブース内のタッチ&トライは一般入場開始前から順番待ちの列ができていました。
他の機種も置かれていましたが考えることはみんな一緒です。
折角なので並んで触ってきました。
市場想定価格が281,600円というのを事前に知っていたので妙な物欲が沸くことなく割と冷静に触れました。
お金に余裕があれば欲しいですけど…。
富士フイルムのブースの約半分はチェキ関連。
これだけ多種多様な機種が出ているということは、それなりに需要があるということなのでしょうか。
CANON
キヤノンはソニーブースと似たような設計(舞台の回りにカメラのタッチ&トライを配置)ですが、若干コンパクトな印象を受けました。
タッチ&トライで使用できるカメラの台数はそれなりにありますが、被写体不在になる時間が結構あったので並ぶタイミングを間違えるとカメラを触るだけになってしまうかも。
PRO-G1 / PRO-S1 で写真をプリントしてもらいました
OKPさんのブログを見て写真をプリントしてもらえるサービスがあることを知り、SDカードに現像したJPGデータを入れて持って行きました。
整理券を貰って所定の時間になったところで整列し、順番が来たところでデータを渡して顔料か染料を選んでプリントしてもらいます。
…というわけで昨年撮った双六岳から槍ヶ岳に向かう自撮り写真をプリントしてもらいました。普段はPCのモニターでしか見ない写真が印刷された形で手元でじっくり見ることができるのは素晴らしいですね。
OM SYSTEM
ブース内はタッチ&トライ中心で様々なレンズをお試しできるようになっていました。画像には残していませんが、マクロレンズのコーナーがなかなか楽しかったです。
新製品のOM-1 Mark IIには触れず…。
Panasonic
パナは昨年同様これといって気になる機材はなく…。
GX7みたいなカメラまた出してくれないかな。
シグマ
今回のCP+のブースの中でもっとも洗練されていたのがシグマでした。
なんとブース内に巨大な本棚が設置され、無数の写真集が展示されていました。
どうやら自社の写真集コレクション2000冊以上を公開中とのこと。
この日はサラッと通り過ぎてしまったので、もう1回行けそうだったらじっくり見に行きたいです。
タムロン
タムロンはBMWとMINIが置かれていました。
レンズは前から気になっていた17-50mm F/4 Di III VXDを触りましたが、コンパクトで軽くていいですね。
Insta360
気になっていたアイテム(マグネット式自撮り棒ホルスター)を見に行きましたが展示されていませんでした。
残念。
PGYTECH
多次元宇宙の別次元からやってきたPeak Designを思わせるPGYTECH。
どこかで見たことがあるようで…
ちょっと違う。
ただモノはどれもしっかりしていて使ってみたくなるアイテムが多かったです。
その他
大小さまざまなブースをウロウロ歩いた後に2Fのドトールに向かいます。
ドトールとセンサークリーニング
12時40分にカメラのセンサークリーニングの無料サービスを申し込んでいたので、ドトールで時間調整をしてから中2階みたいな部屋に行ってカメラを預けました。
作業時間の目安である14時まで再び会場に戻ってウロウロして時間を潰しました。
退場
カメラを受け取ったところで「見たいものはだいたい見れたかな(色々忘れていることに気付かず)」となり会場をあとにしました。
天気の良い土曜日は午前中仕事だし、日曜日は雨で登山に行けそうにないので、どこかで時間を作ってもう1回くらい行こうと思っています(最終日に行きました)。