はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

登山用&普段使い用にミラーレス一眼のα7R III(ILCE-7RM3)を購入しました。

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カメラを買い替えました。

昨年ニコンのD750から富士フイルムのX-T2に買い替えて1年ほど使ってきましたが、このたび富士フイルムのカメラとレンズ一式をマップカメラに買取に出して、そのお金を元手にSONYのα7R IIIを購入しました。

カメラを買い替えることにした理由

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富士フイルムのX-T2は他社のカメラと違って、軍艦部のダイヤルやレンズの絞りを回しながら撮影する仕様(プログラムオートにすることもできます)になっていて、マニュアル撮影の楽しさを味わいながら写真を撮ることができる大好きなカメラでした。

様々なフィルムシミュレーション、撮れる写真の雰囲気の良さなど普段使い用としては申し分ないカメラでしたが、遠景を撮影した際の解像感・精細感(ブログに貼ったり小さめのプリント用途であれば気にならないレベルです)に少々物足りなさを感じていて、悩みに悩んだ末に買い替えを決めました。

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外部のソフトウェア(Iridient X-Transformer)を使うことで写真の解像感が劇的に改善する(遠景には効きますが人物などへの効果はイマイチです)のですが、毎回それを使うのも面倒なので・・・。

富士フイルムのカメラでネイチャー系の写真を撮っている方も大勢いらっしゃるので、今回の買い替えに関してはカメラの性能が原因ではなく、僕の撮影技術の無さと撮った写真を等倍で見たがる変な趣味が主な原因です^^;

熟考した結果Sonyのα7R IIIを買う

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そんなわけで色々と熟考した結果「α7R III」を買うことに決めました。

キャッシュバックキャンペーン中で3万円ほど戻ってくる予定ですが、それを加味してもα7 IIIよりも6~7万円くらい高い本体価格・・・決済ボタンを押す手が震えました。

ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α7RM3 ボディ ILCE-7RM3

ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α7RM3 ボディ ILCE-7RM3

 

α7R IIIを少し使ってみて思ったこと

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カメラを買い替えてからまだそれほど使い込んでいませんが、少し使ってみて感じたことなどを書いてみたいと思います。

まずは微妙に感じた点から。

メニューが結構使いづらい

今回カメラを購入する前に、CP+やヨドバシカメラで実機を少し触っていたので分かってはいたことですが、メニューがとても使いづらいなと思いました。

こういうのは慣れでどうにでもなりますが、もうちょっと項目を扱いやすく整理できないものかな・・・と思いました。

ただ、カスタムボタンを上手に使えば複雑なメニューへアクセスする回数を減らすことができるので、使いながら自分用にカスタマイズしていけばストレスはそれほど感じずに済みそうです。

スマホアプリの「Imaging Edge Mobile」が残念な感じ

最近のカメラにはスマートフォン用のアプリが用意されていて、少し離れた場所からでもピントを合わせたりシャッターを切ることができるのが当然だと思っていました。

ところがソニーのカメラ用アプリ「Imaging Edge Mobile」は、シャッター操作と若干の設定変更はできるものの、スマホの画面をタッチしてもAFが作動しません。(α7R IIはカメラ内アプリを入れたりすることで作動します)

これはちょっとビックリというかガッカリです。スマホの画面をタッチしてピントを合わせるなんて実装していて当然の機能だと思うのですが・・・。

これはソフトウェア上でいくらでも改善できるはずなので、早いこと対応して欲しいです。(別のアプリや何か良い方法をご存知の方がいましたら教えてください)

とりあえず5月発売予定のワイヤレスリモートコマンダー「RMT-P1BT」を注文しました。Imaging Edge Mobileの画面を見ながらRMT-P1BTでピント調整すれば自撮りができるかなと思いまして・・・。

www.sony.jp

もし5月の発売までにアプリがアップデートして、タッチフォーカスに対応してくれたとしてもRMT-P1BTはレリーズ用途などで利用価値があると思うので買っておいて損はないかなと。

 

・・・というわけで上記2点が使ってすぐに感じた微妙なポイント。

続いて良いなと思った点。

瞳AFが凄い

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CP+タッチ&トライコーナーのα7R III + SEL135F18GMで撮影

CP+でSEL135F18GMのタッチ&トライコーナーで試し撮りをしたのですが、この時初めて瞳AFを体験して、その精度に驚かされました。

僕は主に街歩きのスナップや登山での撮影がメインなので、瞳AFを使うことはあまりありませんが、人を撮影する時はかなり重宝しそうです。

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こういう被写体でも瞳AFがちゃんと反応していました。

画素が凄い

α7R IIIの有効画素数は約4240万画素です。

これまで使っていたX-T2は約2,430万画素なので、α7R IIIは約1.74倍の画素になります。どういうことかというと、被写体にピントが合っていれば写真をそのまま1.74倍しても成立してしまうということです。

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例えば上のスズメが写っている写真をトリミングすると、

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こうなります。

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先ほど掲載したSEL135F18GMで撮影したサックス奏者の女性もピクセル等倍にするとここまで拡大できます。

画素で殴る。

どこかでこのような言葉を見かけましたが、本当にその通りだと思いました。

 

トリミング前提で写真を撮るつもりはありませんが、レンズの携行本数に限りのある登山などでレアな被写体(ライチョウやカモシカなど)に出会った時は、多少離れた距離でもピントさえ合わせておけば後でどうにかなりそうな気がしています。(ブログ掲載用に限定された写真になりますが)

 

まだ使い始めて少ししか経っていませんが、少し使っただけでも「このカメラは只者ではないぞ」ということがド素人の僕にもカメラを通して伝わってきました。

α7R IIIの高画質な写真で山のタイムラプス動画を作ったらどうなるんだろう!?と今から気持ちが高まります。

α7R III用に購入したレンズ

最初の1本目はボディと一緒に購入して、数日後に中望遠の単焦点を追加購入しました。他にも気になるレンズは山ほどありますが、どれも立派なお値段なのでなかなか手が出せません・・・。

FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G

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以前にD750を使っていた時に「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」を付けて山に登っていましたが、写真を撮るにあたって広角側も望遠側も特別困ることが無かったので、今回も似たような焦点距離のズームレンズを選びました。

登山中に105mm以上欲しいなと思うケースとして考えられるのは、少し離れたところにライチョウやカモシカがいるのを見つけた時くらいでしょうか・・・。そういう時は被写体にピントを合わせてクロップで後処理するか、Super 35mm(APS-C)にして1.5倍で撮るか、全画素超解像ズームを使うことで対応できるかなと思っています。

FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105Gで撮影した写真

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ソニー SONY ズームレンズ FE 24-105mm F4 G OSS Eマウント35mmフルサイズ対応 SEL24105G

ソニー SONY ズームレンズ FE 24-105mm F4 G OSS Eマウント35mmフルサイズ対応 SEL24105G

 

FE 85mm F1.8 SEL85F18

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FE 85mm F1.8は割と安い価格設定の割に写りが良く、フォーカスホールドボタンやフォーカスモードスイッチを備え、防塵・防滴にも配慮されているレンズで、一部では中望遠の撒き餌レンズなどと呼ばれているそうです。

僕は登山以外で写真を撮る時は、このくらいの焦点距離が結構好きでして、これなら街歩きしながら綺麗な写真が撮れるんじゃないかなと思って購入してみました。

FE 85mm F1.8 SEL85F18で撮影した写真

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佐助稲荷神社

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今後買いたいレンズ

お金に余裕があれば純正のGMレンズといきたいところですが、カメラ本体の支払で素寒貧なので、発売が予定されているタムロンのEマウント用の広角レンズがどのくらいの実売価格になるかを見たうえで追加のレンズ購入を検討しようと思っています。

広角域のレンズは登山を再開する夏までに、望遠域は気が向いたら・・・といった感じでしょうか・・・。

広角域の候補

  • 17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)
  • Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS SEL1635Z

望遠域の候補

  • FE 70-200mm F4 G OSS SEL70200G
  • FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS SEL70300G
  • タムロンからの発売が噂されている70-200mm F2.8

色々書きましたが最高です

以上、ダラダラと書いてきましたが最高です。

今年はα7R IIIのスペックを活かした写真・動画の撮影ができるように、カメラを持って積極的に外に出ていきたいと思います。

おまけ:高価なカメラのために携行品保険に加入しました

今回高額なカメラを購入したので、念のために携行品保険に加入しました。何も起こらないにこしたことはありませんが、何かあった時のために念のため・・・。

 
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