はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

高尾山6号路から陣馬山へ!今年最後の紅葉登山

f:id:haradesugi:20191214143224j:plain

これまであえて登る必要もないかなと思ってスルーしてきた高尾山ですが、ネットで最新情報を調べてみると、僅かではありますが紅葉が楽しめるようだったので、平日の休みを利用して登ってみることにしました。

高尾山だけ登ると時間がだいぶ余ってしまうので、高尾山から陣馬山まで縦走することにしました。(陣馬山は過去に登ったことがあります)

平日の早朝の電車で横浜から高尾山口駅まで移動し、6号路を歩いて高尾山の山頂に登り、城山・景信山を経て陣馬山まで縦走するという計画です。

朝の高尾山6号路を歩く

f:id:haradesugi:20191214141054j:plain

早朝の電車を乗り継いで高尾山口に到着したのが午前7時。

f:id:haradesugi:20191214141712j:plain

f:id:haradesugi:20191214141732j:plain
f:id:haradesugi:20191214141728j:plain

高尾山口駅よりケーブルカー乗り場の左脇の道路をしばらく歩きます。

足元には落ち葉がアスファルトに溶け込むようにグラデーション化していました。

f:id:haradesugi:20191214141801j:plain
f:id:haradesugi:20191214141815j:plain

f:id:haradesugi:20191214141816j:plain
6号路は台風の影響でしばらく通行止めになっていたようですが、登山道はすでに復旧して普通に歩くことができます。

f:id:haradesugi:20191214142112j:plain

f:id:haradesugi:20191214142114j:plain

日の出の時間はとっくに過ぎていましたが、まだこの辺りは陽の光が差し込む時間ではないようです。

f:id:haradesugi:20191214142138j:plain

平日の静かな登山道を沢の音を聞きながら歩きます。

f:id:haradesugi:20191214142422j:plain

薄暗かった登山道も徐々に太陽の光が差し込むようになってきました。

f:id:haradesugi:20191214142522j:plain

この日は上半身がファイントラックのドライレイヤーの長袖にミレーのベースレイヤーを着てアウターはノースフェイスのインサレーションジャケットのベントリックスフーディーをチョイス。

パンツはノースフェイスのアルパインライトパンツでシューズはノースフェイスのエンデュラスハイクミッドゴアテックスとパッと見全身ノースフェイスでした。(商品名を全部カタカナで書くとだいぶ鬱陶しい)

www.haradesugi.com

f:id:haradesugi:20191214142748j:plain

f:id:haradesugi:20191214142819j:plain

陽の光が入ってくると木々や足元の葉が鮮やかに見えてきます。

f:id:haradesugi:20191214143023j:plain

時期も時期だしこういう光景すら見れないだろうなと思っていたのですが以外にまだ「秋」が残っていました。

高尾山の山頂でコースタイムチェック

f:id:haradesugi:20191214143142j:plain

写真や動画を撮りながら歩いていたので、後続の登山者に追い抜かれながらの登山になりましたが、無事に山頂に到着しました。

山頂は平日の早めの時間ということもあってか人はまばら。

f:id:haradesugi:20191214143224j:plain

休憩しながら陣馬山までのコースタイムを地図でチェックします。

どうやら遅くとも14時くらいには到着できることが確認できたため、トイレを済ませて上着をインサレーションからソフトシェルに着替えて出発します。

f:id:haradesugi:20191214143358j:plain

山頂にいた「あれ、俺いま何しようとしてたんだっけ?」みたいな顔した像が面白かったです。

陣馬山に向けて出発

f:id:haradesugi:20191214143547j:plain

持ってきた行動食を少し食べて水分補給したのちに陣馬山に向けて出発します。

高尾山から陣馬山までのコースタイムは約5時間とのこと。(陣馬ではなく陣「場」と書かれていて「ん?」と思いましたが誤った表記ではないようです)

f:id:haradesugi:20191214143652j:plain

f:id:haradesugi:20191214143618j:plain

歩き始めて少し経ったところで暑すぎてソフトシェルを脱ぎました。

f:id:haradesugi:20191214143735j:plain

季節は冬のはずですが、この日はとても暖かく、行動中はベースレイヤーのみで丁度良い気温でした。時折風も吹きますが冷たさはそれほどなく、動いて汗をかいている体には心地よかったです。

f:id:haradesugi:20191214143830j:plain

歩いている途中で「にゃー」「にゃー」と、どこからともなく猫の鳴き声が聞こえてきたので、鳴き声の方に向かっていくと休憩スペースに野良猫がいました。

一丁平展望台

f:id:haradesugi:20191214143845j:plain

富士山がよく見える一丁平展望台に到着しました。

f:id:haradesugi:20191214143857j:plain

少し疲れたのでベンチに座って小休止。

小仏城山

f:id:haradesugi:20191214143943j:plain

小仏城山(こぼとけしろやま)に到着しました。

山頂標識の横には謎の木彫りが立っていました。あとで調べたところ天狗をモチーフにした木彫りとのことでした。(最初見たときはキン肉マンに48の殺人技を伝授したプリンス・カメハメかと思いました)

f:id:haradesugi:20191214144013j:plain

f:id:haradesugi:20191214144049j:plain

残念ながら茶屋は営業していませんでした。

営業していれば何か注文して食べたかったのですが・・・。

f:id:haradesugi:20191214144107j:plain

少し前に休憩したので先へ進みます。

f:id:haradesugi:20191214144140j:plain

この日は左足のふくらはぎがずっと張っていて、痛くて歩けなくなるようなことはなかったのですが、軽い筋肉痛のような状態が続いていました。

f:id:haradesugi:20191214144155j:plain

幸い今回の縦走路はアップダウンはあるものの、厳しい登りや下りがなかったので足の違和感をもちながらも普通に歩くことができました。

景信山

f:id:haradesugi:20191215070605j:plain

小仏城山から40分ほどで景信山に到着です。

富士山と相模湖。

f:id:haradesugi:20191214144511j:plain

景信山の茶屋周辺はとても広く、大勢の登山者が休憩できるようになっていて、展望もなかなか良かったです。

f:id:haradesugi:20191214144401j:plain

都心方面の展望も素晴らしく、遠方にはスカイツリーも見えました。(写真中央のうっすら見える棒状の影)

f:id:haradesugi:20191214144328j:plain

無人の景信茶屋周辺を可愛い猫がウロウロと巡回していました。

毛並みも体格も立派な猫さんでした。(茶屋がやっていない時の食事がちょっと気になった)

f:id:haradesugi:20191214144343j:plain

休憩を終えて陣馬山に向かおうと歩き始めたところに山頂標識がありました。

登ってきたコースによってはこれに気づかない登山者も結構いそう・・・。

f:id:haradesugi:20191215070659j:plain

軽めの休憩をとった後は最後のピークである陣馬山を目指して出発です。

明王峠

f:id:haradesugi:20191215070707j:plain

明王峠茶屋も営業していませんでした。

f:id:haradesugi:20191215070716j:plain

f:id:haradesugi:20191215070745j:plain

明王峠から陣馬山まではさほど時間はかかりません。

f:id:haradesugi:20191215081353j:plain

何となく歩いているうちに山頂近くまでやってきました。

陣馬山に到着

f:id:haradesugi:20191215070757j:plain

陣馬山の山頂に到着しました。

f:id:haradesugi:20191215070809j:plain

平日の山頂は静かでした。

そして3つある茶屋のうち2つは営業していませんでした。

f:id:haradesugi:20191215070909j:plain

唯一営業していた清水茶屋で昼食をいただくことにしました。

ここまで糖分控えめのプロテインバーしか食べていなかったので、ビールよりもコーラだなと思い、コーラと山菜うどんを注文しました。

f:id:haradesugi:20191215070841j:plain

席に座ってコーラを飲みながらしばらく待っていると、おじさんが食事を運んできてくれました。

f:id:haradesugi:20191215222417j:plain

山菜うどんなのに色鮮やかで、ゆずの香りと風味が爽やかで美味しかったです。

f:id:haradesugi:20191215070935j:plain

清水茶屋のデッキからは富士山がよく見えます。

f:id:haradesugi:20191215070956j:plain

暖かいうどんを食べながらここまでの疲れを癒しました。

和田バス停に向けて下山

f:id:haradesugi:20191215071031j:plain

奥高尾周辺は台風の影響で通行止め区間やバスが運行していない区間があり、陣馬山からの下山は和田バス停か栃谷尾根から陣馬山登山口バス停が無難そうな感じでした。

f:id:haradesugi:20191215071055j:plain

この日は足の調子が悪かったのでコースタイムの短い和田バス停に向けて下山することにしました。

f:id:haradesugi:20191215071117j:plain

f:id:haradesugi:20191215071140j:plain

f:id:haradesugi:20191215071122j:plain

和田バス停までの道は割と緩やかで、落葉したばかりの木々の落ち葉が傾き始めた陽の光に照らされて綺麗でした。

f:id:haradesugi:20191215071128j:plain

f:id:haradesugi:20191215071133j:plain

無事に下山し和田バス停からバスでJR藤野駅まで移動し、電車で横浜に戻りました。

陣馬山には以前に登ったことがありましたが高尾山は初めてでした。

高尾山は登山目的ではない観光客が大勢訪れてきて混雑しているイメージがあったので、これまであまり行く気がしませんでしたが、人の少ない平日の朝に歩いたこともあり結構楽しめました。

登山の動画をYouTubeに公開しました

今回歩いた高尾山から陣馬山まで縦走した際に撮影した動画を編集してYouTubeに公開しています。

動画は写真や文章では伝わらない部分を補ってくれていると思うので、ぜひご覧になってみてください。