マーベル・シネマティック・ユニバースの待望の新作映画「ドクター・ストレンジ」を109シネマズ川崎の3D IMAXシアターで観てきました。
マーベル・シネマティック・ユニバースとは?
マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)は、マーベルスタジオが製作しているアメコミ映画作品が共有している世界で、アイアンマンをはじめとしたさまざまなヒーローたちが活躍する舞台となっています。
今回観てきたドクター・ストレンジは、フェーズ3の通算14作目にあたる作品です。
フェーズ1
- アイアンマン
- イクレディブル・ハルク
- アイアンマン2
- マイティ・ソー
- キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
- アベンジャーズ
フェーズ2
- アイアンマン3
- マイティ・ソー/ダーク・ワールド
- キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
- アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
- アントマン
フェーズ3
- シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
- ドクター・ストレンジ
今度のヒーローは魔術師
ストレンジは天才的な名医として診療に明け暮れる日々を過ごしていましたが、自動車運転中の事故によって、両腕に大怪我を負ってしまいます。
さまざまな治療や手術を行い、無一文になりかけていたストレンジは、現代の医療では治療不可能だと思われていた半身不随の男が元気に日常生活を送っているということを聞きつけます。
その男からネパールのカトマンズににあるカマー・タージへ行くように告げられたストレンジは、満足に動かせない自身の手を治すべくカマー・タージを求めて旅立ちます。
ドクター・ストレンジを観た感想
簡単に述べると「ストーリーはまあまあ、映像は最高」といった感じです。
この映画の見所は予告編にも出てきますが、街並みが万華鏡のように変化していく独特な世界観です。
似たような映像表現は、インセプションなどでもありましたが、ドクター・ストレンジでは視覚効果がかなりパワーアップしていて、目まぐるしく変化していく中での戦いは迫力満点でした。
特に後半以降のバトルシーンのカメラアングルや特殊効果は「こんなシーンどうやって考えるんだよ!?」と思うくらい圧倒されました。
「ん?」となる場面も多少ありましたが、なかなか楽しめる作品に仕上がっていました。ドクター・ストレンジが今後どのようにしてアベンジャーズに合流するのか楽しみでなりません。
アクション映画の大作ではよく言われることですが、本作も大きなスクリーンの3Dで観ることをお勧めします。
MCU恒例のやつ
MCUの映画はエンドロール後に次回に関する前振りだったり、何らかのシーンが2カット入るので、映画が終わったと思っても室内が明るくなるまで座って待ちましょう。
アベンジャーズシリーズを観ていなくても楽しめます
MCUはすでに多数の作品が公開されており、それぞれが単体映画として成り立ちながらも、時間軸に沿って全体の世界が動いています。
シリーズを最初から観ていた方がもちろん楽しめますが、ドクター・ストレンジ単体でも十分楽しめる内容になっていると思います。
映画に追いつくには
現在公開中のドクター・ストレンジを観る前に、過去の作品をチェックするには全部で13作品に目を通す必要があります。
映画1本2時間だと考えると、26時間くらい時間を要することになります。
そんな時間はないという方は、現在書店で「Pen+ マーベル最新案内。」という雑誌が販売されているのでチェックしてみてはいかがでしょうか?
今後予定されているシリーズ
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス(2017年5月12日公開)
スパイダーマン:ホームカミング(2017年8月11日公開)
- ソー/ラグナロク(2017年 公開予定)
- ブラック・パンサー(2018年公開予定)
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年公開予定)
- アントマン・アンド・ワスプ(2018年公開予定)
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーⅡ(2019年公開予定)
上記リストにスパイダーマン:ホームカミングを入れていますが、ソニーピクチャーズ配給なので、正式なMCUの流れをくむ作品ではなさそうです。ただ、アイアンマンが出ているので配給会社は違えど、MCUの世界観は共有されているはずです。
それにしてもこの予告編のチープな日本語ロゴはどうしちゃったんだろう?