はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

紅葉が見ごろな箱根の明神ヶ岳と金時山を日帰り縦走登山してきました

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日曜日の天気予報をチェックしてみると雲のない太陽マークがデカデカと表示されていました。

雲ひとつない快晴が期待できそうだと思った僕は、以前登った明神ヶ岳を経由して金時山まで縦走してみる計画を立てました。

日曜日の早朝、最寄り駅から始発の東海道線に乗って小田原へ向かいました。

小田原からは箱根登山バスに乗って「宮城野営業小前」へ移動し、バス停の目の前にあるセブンイレブンで水と行動食とカップラーメンを買って7時くらいに出発しました。

宮城野から明神ヶ岳へ

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バスの通りから明神ヶ岳へ通じる登山道へ向けて進みます。

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明神ヶ岳までの道はしばらくは住宅の横道のような登山道を歩きます。しばらく歩くと笹薮に挟まれた少し狭めの登山道が現れます。

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明神ヶ岳までの登山道は所々大き目の段差はありますが、それほど歩きづらい道ではなく、危険個所もありません。

もちろん登山のための靴以外での歩行はおすすめしません。

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スタート地点から1時間ほど歩くと景色が開けてきます。

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木々は綺麗に紅葉していました。

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足元にもカラフルな秋がありました。

標高の低い山も少しずつ冬支度が始まっているようですね。

僕の今回の装備

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今回はモントレイルのバハダⅡを履いてきました。

普段はアルトラのローンピーク2.5を愛用しているのですが、今回は電車での移動だったので、よりスニーカーっぽいトレランシューズをと思いこれを選んでみました。

パンツはTNFのアルパインライトパンツで下にC3fitのサポートタイツを履いています。

トップスはファイントラックのドライレイヤーにミレーのベースレイヤー、その上にファイントラックのニュウモラップフーディを着ています。

バックパックはOMMのClassic32でしたが、これはちょっと大きすぎました。

明神ヶ岳に到着したものの・・・

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箱根の秋を感じながら軽快に足を進め明神ヶ岳に到着します。

明神ヶ岳の山頂からは金時山と富士山を一望することができます。今年の2月に明神ヶ岳山頂で串揚げを食べに来た時はこんな感じでした。

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www.haradesugi.com

 

今回はどうだったかというと・・・

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雲で全然見えない!

結構分厚い感じでそう簡単には動きそうにないため、山頂でセブンイレブンで買ってきたオニギリを1個食べて先へ進むことにしました。

金時山へ

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気を取り直して先へ進みます。

金時山の周辺は綺麗に紅葉していました。

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明神ヶ岳の山肌にも紅葉した木々が多く見られました。

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金時山へ向かう道の序盤はひたすら下り。

北アルプスの表銀座縦走の際も東鎌尾根の手前で衝撃的な下りがありましたが、今回もそれに近い下りでした。「ん?下山してないよな」と思って途中で何度もスマホの地図を確認しながら歩きました。

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それにしても明神ヶ岳に登っている時から気になっていましたが、箱根周辺の山って笹薮が凄く多いんです。

北アルプスなどの登山道ではあまり見られない光景ではないでしょうか。

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そんなこんなで、下りが多すぎな感は否ませんが、なかなか楽しい登山道です。写真を撮りながらフラフラ歩いていたら金時山がだいぶ近くに見えるようになってきました。

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ズームで寄ってみるとこんな感じ。まだまだいい感じの紅葉です。

緑色の芝生のように見える箇所は先ほど写真で紹介した笹薮ではないかと思われます。

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金時山は登山を始めた年に1度登ったきりで、その時は別のルートから登ったので、このように金時山の全容を見るのは初めてです。

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振り返って大涌谷を撮影。

大涌谷から出ている煙が雲とつながっているように見えて、箱根一体の雲はもしかしたら大涌谷のせいなのでは?と思えてきます。

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そして最後のひと頑張り。

金時山の山頂からの景色

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そして到着。

それにしても物凄く混んでいます。

明神ヶ岳の山頂は僕1人だけでしたが、こちらはさすが人気の山だけあって物凄い人です。写真には写っていませんが、ここから少し下に下ったところにある岩場にも大勢の登山者が休憩しています。

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明神ヶ岳から見た絶望的な景色よりは幾分かマシになりましたが、それでもご覧の透りです。

金時山の山頂でカップヌードルを食べる

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いったいどこに座ればいいんだ?というくらい混んでいて、しばらく茫然と立ち尽くしていましたが、少し経ったところで休憩できるスペースが空いたので、持ってきたカップヌードルを食べました。

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富士山の周辺の雲はその後も動き続け、山頂部分は隠れたり現れたりを繰り返していました。

雲が動くならタイムラプス撮影だろうと思いましたが、三脚を立てられそうな場所が見つからず断念しました。

乙女峠方面へ下山

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飯も食ったしさっさと下山します。

乙女峠方面への下山はそれほど時間もかからず楽勝です。

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乙女峠の分岐はファンキーな廃屋が目印。

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そして乙女峠には乙女峠展望台という富士山がよく見える展望台が設置されているのです。しかし展望台からは金時山の山頂から見た時以上に雲がかかっていて富士山を見ることはできませんでした。

バス停のあるふじみ茶屋に到着

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乙女峠の分岐からふたたび歩き続け、帰りのバス停のある「ふじみ茶屋」に到着しました。ここは富士山がよく見える茶屋として有名らしく、この日も多くの観光客が訪れていました。

富士山はさらに雲で隠れてしまっていましたが。

帰りは御殿場方面を経由

バスは箱根・小田原方面と御殿場方面があるのですが、今回は御殿場方面へ行ってみることにしました。

なぜなら、今回の旅の締めくくりとして、ハンバーグで有名な「さわやか」でハンバーグを食べようと考えていたからです。

前日のTwitterなどで実際に行った人を調べてみると、恐るべき待ち時間になっていることが分ったので、奇跡的に空いていたらの前提条件付きでしたが・・・。

前日の土曜日のさわやか御殿場インター店の待ち時間

いくら美味いとはいえハンバーグ食うのに5時間も待てません・・・。

翌日の日曜日は果たして!?

結局さわやかは断念

ふじみ茶屋前のバス停に到着したバスに乗り、御殿場駅で下車し、そこから徒歩数分の「さわやか」まで歩いて行ってみましたが、ドアを開けるまでもなく中の混雑が伝わってきてそのまま駅方向に戻りました。

そのまま駅の改札を通り、来た電車に乗り自宅へ帰りました・・・。

まとめ

富士山は見えず、ハンバーグは食えずで、多少の消化不良はあったものの楽しい1日となりました。

明神ヶ岳や金時山は公共交通機関でもアクセスしやすいし、登山道も少し狭い箇所もありますが、危険個所などはないので歩きやすいと思います。もうそろそろ紅葉も終わりを迎えそうですが、機会があればぜひ登ってみてください。

東京からもバスが出ているので、金時山オンリーであれば楽々登山ができると思います。

参考:箱根線(新宿-御殿場・箱根)|小田急箱根高速バス

 

秋の紅葉登山の締めくくりは高尾山かな。