はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

紅葉の見頃を迎えた栗駒山に毎日あるぺん号を使って日帰り登山してきました

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いつかは東北の紅葉登山を・・・と思いつつも、長距離ドライブは大変そうだし、電車だと登山口までのアクセスが大変そう。

そんな時に毎日あるぺん号で栗駒山の日帰りバスプランを発見し「これだ!」と思い申し込んでみました。

毎日あるぺん号で栗駒山へ

仕事を終えた金曜日の夜に電車でバスの出発地点の竹橋駅まで移動し、ファミリーマートで翌日の食料と飲料を購入してバスの受付を済ませます。

今回の「紅葉の栗駒山方面」は新設されたものらしく、いつもの受付プレートではなく急仕上げした雑なものでした。

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受付が始まると栗駒山行きの受付に行列ができました。どうやら毎日新聞社に集まった登山者の殆どがこのバスを目的にやってきたようです。

栗駒山行きのバスは2台配車されており、どちらもほぼ満席でした。

いわかがみ平から中道コースを歩いて栗駒山山頂へ

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22時30分に出発したバスはサービスエリアで何度か休憩を取りつつ翌朝6時くらいに栗駒山の登山口の「いわかがみ平」に到着しました。

帰りのバスの出発時刻は12時30分。

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この日は晴れのち曇りの予報で、割と早い時間に雲が出てきそうな感じだったので、なるべく早く山頂に向かおうと思い、時間のかかる東栗駒コースではなく中道コースを選びました。

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中道コースの序盤は石畳のゆるやかな登り坂。

背中に朝の光を受けながら少しずつ登っていきます。

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周辺の木々はご覧の通り色づき始めています。

栗駒山が見えてきた!

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しばらく歩いて行くと正面に栗駒山の山頂が見えてきます。

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振り返ると歩いている時は気付かなかった木々の紅葉がご覧の通り。

歩きながら目の前の木々を見た時は少し色づいてきているかな?くらいにしか感じませんでしたが、こうやって見てみるとかなり良い感じに紅葉が進んでいることが分かります。

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さらに先へ進むと木々の背丈が一段階低くなり景色が一変します。

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山頂直下の山肌は見事に紅葉しています。

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このあたりから写真や動画を撮っては歩いてを繰り返し、なかなか先へ進めなくなってきます。秋の栗駒山がなぜ人気なのかが理解できたような気がします。

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東栗駒山を歩いている人たちが見えました。

あちらからの眺めも凄そう。

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来た道を振り返ります。

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こんなカラフルな山を見るのは初めてかもしれません。

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涸沢の紅葉も綺麗ですが、栗駒山の紅葉はまた違った美しさがありますね。

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帰宅後にネットで調べてみたところ、赤はサラサドウダン・コメツツジ・ミネザクラで、オレンジ色はミネカエデ、黄色はダケカンバ、緑色はハイマツのようですね。

いやあ・・・素晴らしい眺めです。

栗駒山の山頂に到着

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山頂直下は少々地味。

整備された階段を登っていくとほどなくして山頂に到着します。

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栗駒山登頂!

標高1,627mでこの紅葉が見れるのは素晴らしいことだと思います。駐車場からちょっと頑張って登るだけでこの景色を見ることができるわけですから、そりゃあみんな登ってきますよね。

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山頂では食事を摂る人、一心不乱に写真を撮る人、座って景色を眺めている人などなど・・・それぞれが思い思いに行動していました。

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僕は山頂付近をウロウロしながら写真と動画を撮っていました。

栗駒山の山頂で食べる質素な食事

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山頂に到着した時点であまり空腹感が無かったので、持ってきた食事を用意するかどうか迷いました。

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上の写真は出発前に撮影した今回のバックパックの中身です。

この日のためにパスタとソースを用意してきたのですが、湯を沸かしてパスタを茹でるのが面倒になってしまい、前日ファミリーマートで購入したパンを食べることにしました。

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ちょっと手間をかければ熱々のパスタが食べられるのに、ものぐさな僕は「もっちり食感マフィンハムチーズエッグ」を頬張るのでした。

この瞬間にバックパックの中のバーナーと食料は「ただの重り」になりました。

東栗駒山へ

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山頂でしばらく休憩したので東栗駒山へ向かいます。

天気予報通り山頂で休憩している間に空は薄い雲に覆われ始めていました。

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今回の道中でリンドウをたくさん目にしました。

黄色に色づく草原の中でリンドウの花の色は目を引きます。

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栗駒山の山頂に続く中道コースは緩やかで歩きやすい登山道でしたが、山頂を少し下ったところにある分岐から東栗駒山へ続く道も緩やで歩きやすかったです。

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緩やかな登山道に加えて、ちょっと歩いては立ち止まって写真を撮るという行為を繰り返していたので足ヘの負担が殆どありません。

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いちいち足が止まります。

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少し歩いたところで栗駒山を振り返ります。

こちら側から見る栗駒山もいい感じですね。

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栗駒山から東栗駒山への道はひたすら緩やかで、木々の背も低いことから眺めもよく、楽しく歩き続けることができます。

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この日は気温も暖かく、半袖Tシャツでも十分だったと思います。(僕は夏でも薄手の長袖なのでこの日も長袖でしたが)

東栗駒山に到着

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そんなこんなであっという間に東栗駒山に到着しました。

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東栗駒山からは栗駒山とそこから広がる鮮やかな紅葉を一望することができます。

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少し休憩したあとは東栗駒コースから出発地点の駐車場まで下山します。

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ある程度のところまでは比較的楽でしたが、枯れた沢を下るところあたりから段差の大きい箇所や濡れて滑りやすいところなど、この日歩いてきたなかで一番歩きづらい区間でした。

今回は晴れの時間が短いため中道コースから栗駒山の山頂を目指しましたが、通常は東栗駒コースから登った方が良さそうだな・・・と思いました。

下山後はハイルザーム栗駒で温泉

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いわかがみ平に下山後は屋台の豚汁とおにぎりを食べ、12時30分出発のバスに乗車します。北アルプスを往復する毎日あるぺん号ではバス乗車後は寄り道せずに来た道を戻りますが、今回のバスは温泉に立ち寄ってくれました。

ハイルザーム栗駒という施設で1時間の休憩です。

地獄のデスロード

ハイルザーム栗駒を14時に出発。

ここからは高速道路のサービスエリアで休憩を何回かとりながらゴール地点の東京駅を目指しますが・・・ここからが長かったです。

これまで乗ってきた毎日あるぺん号はせいぜい長野から新宿の距離でしたが、今回は宮城県から東京という普通に車を走らせても結構な時間がかかる距離です。

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14時にハイルザーム栗駒を出発したバスが東京駅前に到着したのは21時を過ぎてからでした。

非常に楽しい旅でしたが、栗駒山を日帰りで登るのはなかなか疲れますね。疲れると言っても登山でではなくバスに乗っていてですが^^;

休憩を取りながらではありますが約7時間強の乗車時間は体に堪えます・・・。

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