風がそれほど強くなければ、わざわざレインウエアを着るよりも傘のほうが手軽でいいかもしれない・・・と、モンベルの折り畳み傘「U.L.トレッキングアンブレラ」を購入したのが昨年の2月。
昨年の夏休みの北アルプス縦走の1日目に雨が降り、上高地バスターミナルから横尾までの区間をレインウェアに折り畳み傘の組み合わせで歩いてみましたが、風の吹かない比較的平坦な道であれば積極的に使えるな・・・という印象を受けました。
日傘のほうが良いのでは?
そんなわけで登山にはレインウエアと共に折り畳み傘を携行するようになったわけですが、先日モンベルのオンラインショップを見ていたら、折り畳みの日傘がラインナップされていることに気が付きました。
山の稜線や、山小屋から離れたテント場など、強い日差しから逃げられない場所での日傘の有用性は、数年前にRIDGE MOUNTAIN GEARの黒澤さんのブログで認識していましたが、欲しいと思った製品は在庫切れだったり海外から購入する必要があったりと、購入に至らないまま年月が流れました。
そして今回たまたま目に入ったモンベルのサンブロックアンブレラですが、U.L.トレッキングンブレラよりも少し嵩張って重くはなるものの、この重量とサイズ感ならアリかもしれない・・・と思い、モンベルのオンラインストアで注文しました。
モンベルのサンブロックアンブレラ
上がU.L.トレッキングンブレラで下がサンブロックアンブレラです。
サンブロックアンブレラのほうがサイズは大き目で、多少重くはありますが、登山に持っていくのをためらうほどの差は感じません。
- U.L.トレッキングンブレラ:128g
- サンブロックアンブレラ:178g
ケースから出すとこんな感じ。
表面には日差しを反射するシルバーコーティング(UVカット率99.7%)が施されており、裏面は黒くすることで遮熱効果を実現しています。
雨天時は傘として、炎天下のハイキング・トレッキング、または灼熱のテント場などでは日傘として活躍してくれそうです。
森林限界を超えた稜線上で長時間行動する縦走登山の時にはサンブロックアンブレラを、そうではない日帰り登山の時はU.L.トレッキングアンブレラを・・・といった感じで登山の行程によって使い分けるのが良さそうです。
夏休みに縦走登山を予定しているので、サンブロックアンブレラを雨天時の傘としてではなく、炎天下に「日傘」として使えることを願いつつ準備を進めたいと思います。