少し前に登った残雪期の蝶ヶ岳登山にモンベルのステラリッジテント2型を持って行きました。
ステラリッジ2型のショックコードが伸びていた
蝶ヶ岳ヒュッテのテント場に到着して場所を確保し、テント場の受付を済ませてテントの設営に取り掛かりました。
モンベルのステラリッジ2型はテントポール2本をインナーテントのスリーブに入れてクロスさせることで自立させる仕組み(現行品は吊り下げ式)になっています。
そしてこのテントポールは持ち運びの際にコンパクトに収納できるように折りたたみ式になっていて、ポールがバラバラにならないように中にショックコードというゴムの紐が通されています。
そしてテント設営の際に折り畳まれたポールを真っすぐに伸ばしていくことで、内部のゴムが引っ張られてカシャンカシャンと1本のポールに結合されていきます。
ところがテントポールを折り畳んだ状態で長年使わずに保管していたことで、内部のゴムが伸びてしまい、普段は簡単に完了するテントポール組み立てに少々時間を要してしまうという事態が起きました。
その時は伸びてはみ出たゴムをポールの中に押し込んで事なきをえたのですが、次に使う時にまたこれをやるのは嫌だなと思い、中のショックコードを交換することにしました。
カミナドーム用のショックコードをファイントラックの通販サイトから取り寄せ
テントポール用のショックコードは登山用品店で販売されているようですが、たまたまネット通販でファイントラックのカミナドーム用のショックコードが販売されていたので、それを注文することにしました。
3mのショックコード税込で324円をポール2本分買いました。
ステラリッジ2型のテントポールを分解する
早速ショックコードを交換します。
テントポールの先端部分はネジ式になっていて反時計回りに回すと外れます。
こんな感じに外れます。
通常テントポールは折りたたんだ状態だと中のショックコードが伸びているのでここまでビロンと出てきません。長年の経年劣化によりショックコードが伸びている証拠です。
ネジ式になった先端部分の下には結んだショックコードを引っかけられるようにカギ型になっています。
僕はロープ結びド素人なので、新しいショックコードでも同様の結び方ができるように、結び目を少し緩めて写真に収めておきます。
そしてテントポールの順番を間違えないように外した順番に並べておきます。
中に入ってたショックコードをすべて取り出しました。
新しいショックコードに取り換える
先ほど撮影した写真を見ながら同じ結び方でショックコードを結び、テントポールの先端部分に取り付けます。
そしてショックコードをテントポールに入れていきます。
できました。
この工程を同じ流れでもう1本やれば完成です。
無事に完了しました。
・・・というわけでモンベルのステラリッジ2型のテントポール内のショックコードを交換したお話でした。
もし自宅に眠ったままの使っていないテントをお持ちの方で、久しぶりに使おうかなと思っている方は山に持っていく前にテントポールをチェックしておいた方がいいと思います。