梅雨の時期の天気予報はコロコロ変わるので当てになりません。
運よく晴れれば登山に・・・と入れておいた平日の休みでしたが、前夜の天気予報は微妙で当日の朝には晴れの予報が出ていましたが、外は雨が降っていました。
こりゃ駄目だと朝食を食べてベッドでふて寝していたのですが、しばらくしてカーテンを開けてみたところ、雲の切れ間から青空が見えました。
今更晴れても・・・と思いましたが、家でゴロゴロしているのは勿体ないなと思い、鎌倉のハイキングコースを散歩することにしました。
鎌倉の由比ヶ浜へ
まずはJR鎌倉駅から少しあるいて由比ヶ浜に出ました。
今回は由比ヶ浜から長谷を経て大仏ハイキングコースに入り、源氏山の山頂に向かう「SEA TO SUMMIT(海から山頂へ)」をやってみることにしました。
ただ大仏ハイキングコースから源氏山まではあっという間なので、色々と寄り道しながら歩いていくことにしました。
砂浜を長谷方面に歩き、途中で道路に出て「坂ノ下」から御霊神社に向かいます。
御霊神社
御霊神社は鳥居の目の前を江ノ電が通る、江ノ電の撮影スポットです。
また、線路沿いにアジサイが咲くので、この時期はカメラを持った撮影目的の人たちが訪れます。
御霊神社のアジサイの見ごろは少し過ぎてしまったかな・・・という印象を受けました。
大仏ハイキングコースから葛原岡神社へ
長谷駅前の通りに出て、鎌倉の大仏がある高徳院方面に歩いていき、さらに先へ進んでいくと階段が見えてきます。
ここが大仏ハイキングコースの入口です。
看板には現在通行止めになっているハイキングコースが書かれています。
大仏ハイキングコースは葛原岡神社から葛原岡ハイキングコースとして北鎌倉の浄智寺に抜けることができますが、現在は葛原岡神社から浄智寺の区間は通行止めになっているようです。
そんなわけで階段を登ってハイキングコースに入ります。
海沿いを歩いていた時は青空が見えましたが、太陽は雲に隠れたままだったので、こういう場所に来ると陽の光が入らないので鬱蒼とした雰囲気が高まります。
朝方まで雨が降っていたので、地面は湿っていましたが、ぬかるんで滑るような箇所は殆どなかったです。
ハイキングコース脇に倒木を処理した痕跡が確認できましたが、昨年の台風によるものなのかは分かりませんでした。
舗装路に出れば葛原岡神社まであと少し。
途中で木々の切れ間から海が見えます。
葛原岡神社に到着
葛原岡神社に到着しました。
ここは縁結びの神社です。
結ぶ縁がない僕のような人間にも何かご利益があるのでしょうか。
葛原岡神社の周辺にもアジサイがたくさん咲いています。
鎌倉には長谷寺や明月院といった人気のアジサイスポットがありますが、今回歩いてきた御霊神社や葛原岡神社の周辺だけでも十分楽しむことができます。
混雑したところに突撃するよりも、こちらの方が個人的にはお勧めです。
葛原岡神社で水分補給しながら軽く休憩して、大仏ハイキングコースの入口で見た看板が最新の情報なのかを確認するために浄智寺方面に少し歩いてみました。
するとご覧のような看板が・・・。
北鎌倉に抜けることはできないようです。
源氏山の山頂へ
北鎌倉に行けるのであれば、東慶寺や明月院に立ち寄るつもりでしたが、ハイキングコースがまだ復旧していないようなので、来た道を少し戻ってゴール地点の源氏山の山頂に向かいます。
頼朝像の周辺には小さい子供たちがキャッキャと走り回っていました。
頼朝像の近くにもアジサイが咲いていました。
源氏山の山頂に到着
頼朝像の近くに山頂があると事前に調べていたのですが、なかなか見つけることができず、スマホで再度検索して無事に辿り着くことができました。
標高93メートルの超低山ではありますが「SEA TO SUMMIT」を無事に完了することができました。
山頂のすぐ近くにピンクのアジサイが綺麗に咲いていました。
誰もいない寂しい山頂でしたが、このアジサイたちはとても華やかでした。
福寿寺から鎌倉駅へ
源氏山の山頂に無事に辿り着けたし、アジサイも堪能できたので、下山?して帰りたいと思います。
福寿寺の脇を通り、岩のトンネルをくぐると駅の近くの住宅街に出ます。
そこから少し歩けば小町通り。
駅周辺で昼食を食べて帰ろうと思ったのですが、目ぼしい店が見つからなかったので、大船駅の駅ナカのラーメン屋に寄り道してから家に帰りました。
思い付きで家を飛び出したわりには、なかなか面白いハイキングができました。