はらですぎ

山とビールを愛するメタボリックおやじの登山ブログです。

裏銀座縦走 テント泊登山2日目「野口五郎岳・鷲羽岳のピークを経て三俣山荘へ」

裏銀座縦走2日目。

昨日は烏帽子小屋に到着した段階で周囲はガスの中。

昼過ぎからは断続的に雨が降る下り坂の天気になり、景色を楽しめるような状況ではありませんでした。

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ネットで天気予報を確認したところ「午前中は晴れるが午後には崩れる」といった感じの天気が連日続くようだったので、とにもかくにも早出早着で目的地に向かうしかないな…といった状況のようです。

というわけで午前2時過ぎくらいからテントの中の片付けを始め、3時半過ぎに烏帽子小屋のテント場を出発しました。

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裏銀座縦走 テント泊登山1日目「烏帽子小屋テント場ですごす雨の午後」

2023年8月23日~26日で北アルプスの裏銀座を縦走してきました。

北アルプスの裏銀座は、ブナ立尾根登山口から、烏帽子岳・野口五郎岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳・双六岳を経て西鎌尾根をから槍ヶ岳に向かう縦走路で、僕は過去に、登山を始めて3年目(2015年7月)の夏休みに、5年前の8月に槍ヶ岳まで行かずに双六小屋から新穂高温泉に途中下山…といった具合で2回ほど歩いています。

裏銀座縦走についての詳細は以前記事にまとめましたので、興味のある方はご覧ください。

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当初はブナ立尾根から入って三俣山荘から薬師岳方面に進む予定でしたが、僕が取得した夏休みの期間中はいずれも午後から天気が崩れるという予報になっていました。

行動時間が長くなる可能性の高い薬師峠から五色ヶ原の区間で、雨や雷に見舞われるリスクにさらされるのは嫌だな…と思い、行動中に直近の天気予報を確認しながら行けそうなら行く、厳しそうなら別のルートで…という感じで現地に入りました。

…というわけで結果的に薬師岳方面を諦めて、裏銀座を縦走することになるわけですが、これはこれでなかなか楽しい旅になりました。

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御殿場ルートから富士山に登って剣ヶ峰・お鉢巡りを経て大砂走りを駆け下りる快晴の山の日登山

富士山に登ってきました。

富士山に登るのは今回で3回目。

初めての富士登山は世界文化遺産に登録された2013年で、職場の同僚と吉田ルートから日帰りで登りました。

2回目は2021年7月に御殿場ルートから日帰りで登りましたが、山頂に着いた段階で疲労困憊で、最高地点の剣ヶ峰に行く気になれず、長い休憩をとってから下山しました。

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あれから2年。

昨年から始めたランニングのおかげで体重は5~6kgほど軽くなり(最近リバウンド気味…)、フルマラソンを完走できる程度の心肺機能も備わりました。

果たして2年前からどのくらい体力が向上したのか、再び御殿場ルートから富士山に登ってみることにしました。

今回の記事はスマホで撮影した写真と、GoProで撮った動画の切り出し画像のみなので、全体的に画質が悪いので動画を見たほうが分かりやすいかもしれません。

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夏の北アルプス・パノラマ銀座テント泊:1日目「燕岳と大天井岳の山頂をスルーして常念小屋へ」

7月16~17日の2日間で北アルプスのパノラマ銀座をテント泊で縦走してきました。

ざっくりとした計画は以下の通りです。

  • 土曜日の夜にアルピコ交通の夜行バスで穂高駅まで移動
  • 穂高駅から中房線乗合バスに乗り換える
  • 中房温泉登山口から常念小屋へ(無理なら大天荘でテント泊して来た道を戻る)
  • 常念小屋まで行けたら翌日に常念岳・蝶ヶ岳に登り上高地に下山
  • 松本駅まで移動して特急あずさで家に帰る

マイカー登山の場合は疲れ切った3連休最終日に「中央自動車道の渋滞」という地獄が待っていますが、公共交通機関勢は電車の予約さえ取れてしまえばこっちのもの。

ビールを飲みながら優雅に帰ることができます。

…というわけで今回は1日目の様子をまとめました。

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箱根湯本駅から明星ヶ岳・明神ヶ岳を経て金時山を目指すも飲料が尽きて途中撤退

2023年7月2日。

久しぶりの土日休みの連休なのに予定していた行先の天気は雨。

テント泊装備で猿倉から大雪渓を登って白馬岳に登る予定を立てていましたが、土曜日の天候がかなり悪そうだったので、予約していた夜行バスをキャンセルしました。

全国的に天気の悪い土曜日は見送り、箱根湯本駅から明星ヶ岳・明神ヶ岳・金時山に登り、来た道を帰って来る(道中走れるところは走る)…というちょっと無茶な計画を日曜日にやってみることにしました。

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【2023年版】3泊4日で歩く北アルプス裏銀座縦走のコースガイド的なもの

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先日、家でPC内の写真を整理をしていたところ、北アルプスの裏銀座縦走のフォルダに目が留まり、当時のことを思い出しながら写真を見ていたら裏銀座が無性に恋しくなってきました。

そこで今回は、もし2023年の夏に裏銀座を縦走することになってもいいように情報を収集してまとめてみることにしました。

まだ歩いたことのない方は今後の参考にしていただき、そうでない方は写真や動画などを楽しんで頂ければと思います。

※本記事は過去に歩いた裏銀座縦走時、またはその周辺に訪れた際に撮影した写真を組み合わせて構成されています。ひと繋ぎの山行記事ではないことをあらかじめご了承ください。

記事公開日:2021.06.01 更新日:2023.05.21

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