今年も新型コロナウイルスの影響で年始から行動範囲が限られ、思うような山登り・山歩きができませんでした。
緊急事態宣言中でも車があれば感染リスクを最小限に抑えた登山ができたと思いますが、すでに車を手放しておりそういうわけにもいかず…。
というわけで昨年よりも微妙な１年になりましたが、今年登った山や歩いたハイキングコース・登山コースなどを振り返ってみたいと思います。
１月～２月
新柄コロナウイルスの感染拡大により、年明け早々に緊急事態宣言が発令され、職場でもコロナの陽性者が出るなどバタバタしていて何もできない２ヵ月でした。
登山界隈では緊急事態宣言に従って自粛する人と、自身の判断で感染に気を付けつつ山に入る人など、行動が多様化してきた印象を受けました。
３月
3月に入っても県外に行くのは…と大人しくしていましたが、家にこもってジッとしているのも面白くないと思い、近場のハイキングコースを歩きました。
横浜市最高峰の大丸山
JR港南台駅から横浜市最高峰の大丸山に登り、鎌倉のハイキングコースを経由して由比ガ浜まで歩く日帰り散歩を決行。
超低山ではありますが、久しぶりに楽しいハイキングができました。
４月
3月22日に緊急事態宣言が解除されますが、年度末でなかなか時間がとれず…。
丹沢の塔ノ岳
年度の境目で仕事がバタバタしていましたが、ようやく少し落ち着いてきたので足慣らしに丹沢の塔ノ岳に登りました。
大倉尾根の所々で咲いていた桜が綺麗でした。
この勢いで残雪期の北アルプスでも…と意気込んでいましたが、4月25日に4都道府県に緊急事態宣言が…。
鎌倉の石切り場跡と衣張山
再び県外への外出ができなくなり近場の鎌倉へ。
衣張山の石切り場跡に立ち寄り、衣張山から逗子方面に抜けてボリューム満点の「ゆうき食堂」で締めのランチ。
５月
僕はゴールデンウィークは何をしていたのでしょうか？
スマートフォンの写真フォルダにも記憶のトリガーとなるような写真がなく、何をしていたのか思い出せません。
今年のGWは4連休で、外出は日課のウォーキングと近所のスーパー・コンビニのみだったけど、Netflixのおかげでそれほど退屈しなかった🙂
— はらですぎ (@hara_desugi) 2021年5月5日
…というわけでTwitterを検索してみたところ家から殆ど出ずにネトフリを見ていたもよう。
だめだこりゃ。
鎌倉の六国見山へ
5月中旬は鎌倉の六国見山に登りました。
JR大船駅から北鎌倉駅まで歩くお手軽ハイキング。
６月
もうすぐ半年が経とうとしているのに、まともな登山は4月に登った塔ノ岳のみ…。
いま思えば6月は緊急事態宣言が解除される少し前くらいから落ち着いていたので、車移動で極力人と会わない行動を心掛けていれば県外に移動しても問題なかったかもしれないですね。
鎌倉のハイキングコースを歩いてアジサイを楽しむ
6月は毎年恒例のアジサイ寺巡り。
長谷寺から大仏ハイキングコースを経由して北鎌倉の明月院まで歩きました。
花の百名山「平標山」へ
約2ヵ月間続いた緊急事態宣言は6月20日に解除されました。
待ちに待った県外登山の1発目は花の百名山「平標山」と谷川連峰最高峰の「仙ノ倉山」にテント泊で登りました。
1日目の天気は微妙でしたが、2日目は朝陽を浴びながらお花畑を歩く最高の山歩きができました。
７月
今年前半の空白を夏山登山で埋めまくるぞ！と息巻いていましたが、7月12日に東京都に緊急事態宣言が発令されました。
お隣の我が神奈川県も黒岩知事による「神奈川版緊急事態宣言」なるものが発出され、不要不急の外出自粛を県民に求めてきました。
富士山
僕が登山を始めるキッカケになった富士山に登りました。
神奈川版緊急事態宣言が7月16日に発出され、県をまたぐ移動の自粛が推奨されていましたが、公共交通機関を使わない車移動であればそこまで問題ないだろうと判断し、タイムズカーシェアで車を借りて誰にも会わずに現地まで移動しました。
８月
東京都のみに発令されていた緊急事態宣言が8月2日に6都道府県に拡大されることが発表されました。
雷雨に怯えた蝶ヶ岳登山
これはいかん！と慌てて北アルプスの蝶ヶ岳に登ってきました。
2013年から登山をしていますが、この日はテント場で初めて雷雨に見舞われ非常に怖い思いをしました。
その後は過去最高の陽性者数を記録する都道府県が続出し、僕が住む神奈川県では8月20日に2,878人を記録しました。
丁度同じ頃に北アルプスの奥地「三俣山荘」で働くスタッフが陽性になったというニュースが入り、山ならコロナは大丈夫という漠然とした安心感が吹き飛びました。
９月
そして9月の頭に僕の腰に衝撃が走りました。
筋トレとHIITの後に部屋でトレーニング機材を片付けようと立った状態から床の物を取ろうと前かがみになった瞬間に腰が逝きました。
人生最大のぎっくり腰。
ぎっくり腰で2日ほど寝込み、その後は日常生活を送れるようになりますが、腰に違和感が残ってしまい整体に通う日々…。
そんななか再び山小屋でコロナの陽性者発生の知らせが…。
【南岳小屋営業休止のお知らせ】
— 槍ヶ岳山荘グループ (@yarigatake3180m) September 24, 2021
南岳小屋でスタッフ1人が新型コロナウィルスに感染した為、9月末まで宿泊営業を休止致します。テントの受付と売店営業は行いますが、軽食の提供は出来ず、館内のご利用も出来ません。https://t.co/UVadRKtD7Z
ぎっくり腰を乗り越えて念願の剱岳へ
腰に不安を抱えながら迎えた夏休み。
夏から何度かスライドしてきて、これ以上スライドが難しい状況になったので、緊急事態宣言が明ける直前でしたが感染者数が減少してきたタイミングで立山室堂へ。
当初は剱岳のあとに立山周回や奥大日岳など色々考えていたものの、腰の疲労感が強かったので2泊3日で撤退しました。
１０月
緊急事態宣言が9月30日に解除され、ようやく大手を振って山にでかけることができるようになりました。
秋の谷川岳
紅葉の谷川岳へ。
谷川岳は昼から曇る山というイメージがありましたが、この日は下山するまで青空が見えていて非常に快適でした。
4回目でやっと晴れた奥穂高岳
過去3回登っていずれもガスor曇りの残念な天気が続いていた奥穂高岳ですが、今回は晴れやすい早朝に狙いを定めて登り、4回目の登頂でようやく晴れてくれました。
念願の下ノ廊下
登山を始めてからいつかは歩きたいと思っていた下ノ廊下をようやく歩くことができました。
紅葉のピークを狙って日程を調整し、事前に高熱隧道を読んで予習を済ませ、万全の体制で下ノ廊下に挑みました。
１１月
気が付けば11月。
今年前半の遅れを怒涛の登山ラッシュで取り戻したいと思っていましたが、休み・天気・やる気の調整がつかず…。
スマホだけで鎌倉ハイキング動画を撮る！
新調したGoogle Pixel 6 Proの性能を試すために、近場のハイキングコースをスマホ1台のみで撮影してみました。
このまとめ記事を各段階になってブログを書いていないことに気が付きました…。
晩秋の明神ヶ岳
明神ヶ岳はこれまで何度か登っていますが、今回は最乗寺の奥の院から登りました。
晩秋の雲取山テント泊登山
久しぶりに雲取山に登りました。
夏用シュラフとエスケープヴィヴィで安眠できるかを試す裏ミッションは失敗に終わりましたが、朝の雲取山の山頂は最高でした。
１２月
12月は山に登らないまま終わってしまいました。
僕は一体何をしていたのでしょうか…。
鎌倉の獅子舞
時間に余裕がありそうなら鎌倉の紅葉を見つつハイキングを…と思っていましたが昼から予定が入っていたので鎌倉駅と獅子舞を往復する「お散歩」になってしまいました。
終わりに
新型コロナウイルスの感染拡大に加えて、9月のぎっくり腰が2021年の登山に大きく影響しました。
山は逃げないと言いますが、追いかけるくらいの気持ちを持っておかないとダラダラと日々をすごしてしまうので、来年はもう少し気合を入れて登りたい山に挑戦していきたいと思います。
あとダイエット！
